クエンティン・タランティーノのミステリー観たいでしょ?
雪嵐によって山の上のロッジに閉じ込められた、ワケありの男7人と1人の女が繰り広げる騒動のゆくえを描く、クエンティン・タランティーノ監督・脚本による長編第8作となる西部劇密室ミステリーです。
【ヘイトフル・エイト:作品情報】
原題:THE HATEFUL EIGHT
洋画:ミステリー
製作年:2015年
製作国:アメリカ
日本公開:2016年2月27日
レンタル開始:2016年9月2日
上映時間:168分
公式サイト
あらすじ
雪が降りしきる中で馬を失った賞金稼ぎマーキス(サミュエル・L・ジャクソン)は、同じ稼業であるジョン(カート・ラッセル)と彼が捕らえたデイジー(ジェニファー・ジェイソン・リー)を乗せた駅馬車に同乗する。途中で保安官を名乗るクリス(ウォルトン・ゴギンズ)を拾った馬車は、猛吹雪から避難するためにミニーの紳士洋品店へ。メキシコ人の店番ボブ(デミアン・ビチル)や怪しげな絞首刑執行人オズワルド(ティム・ロス)などの存在にジョンが強い警戒心を抱く中で、事件が起こる。
予告動画
【映画の感想】
好きな方には超絶に好きな映画ではなかろうか?
タランティーノが仕掛ける[密室]ミステリー!!
第88回アカデミー賞で作曲賞受賞した作品でもあります。
『ジャンゴ 繋がれざる者』では『レヴェナント: 蘇えりし者』でオスカー俳優となったレオナルド・ディカプリオを使いヒットを飛ばしたタランティーノの西部劇!
西部劇でありながら密室ミステリーというマニア心をくすぐる作品・・・
これは観ないわけにはいかないだろう!
↓これより※ネタバレを含めた感想などを書いていますので、観賞予定の方はご注意ください
クエンティン・タランティーノ監督の密室ミステリー
どんな物語なんですか?
ミステリーを期待して観ちゃうとガッカリするかも?この映画はタランティーノの作る映画を楽しめる人向けの作品と言っても過言ではないだろう(^^;
ある種B級映画なんだけど・・タランティーノらしい映画だともいます。しょーもない会話や血みどろの暴力描写たっぷりでファンは楽しめると思います。
ただこれ・・ミステリーじゃないよねΣ(゚Д゚)
てツッコミたくなるほどミステリー要素ほぼ無いです(笑)
8人の中の犯人は誰?※ネタバレ
この8人の中には彼女を助けようと待ち伏せていた者が潜んでいるのです!
その8人はこちら
・賞金稼ぎのマーキス・ウォーレン(サミュエル・L・ジャクソン)
・賞金稼ぎのジョン・ルース(カート・ラッセル)
・書金首のデイジー・ドメルグ(ジェニファー・ジェイソン・リー)
・新任保安官のクリス・マニックス(ウォルトン・ゴギンズ)
・メキシコ人のボブ(デミアン・ビチル)
・絞首刑執行人のオズワルド・モブレー(ティム・ロス)
・カウボーイのジョー・ゲージ(マイケル・マドセン)
・大勢の黒人を虐殺した南部の元将軍のサンディ・スミザーズ(ブルース・ダーン)
です。
演じるのもマニアックな豪華俳優陣!クセのある演技は見ものです。
だからミステリー要素ほぼ無いって言ったでしょう。
物語は唐突に始まり急展開を迎え殺し合いが始まるのです!
ハッキリ言って笑ってしまいます(笑)
ある種なんだこりゃ~て映画です。ミステリーの元となる山小屋まで来るのに45分ほど経過します・・・長い・・ホンマ・・ダラダラ長い・・
それでも会話だけでも十分楽しめるのがこの映画なのだが、嫌いな人は嫌いな映画だろうな~と思う。
そして、唐突に始まった殺し合い!ミステリー要素も皆無のネタばらしΣ(゚Д゚)
思わず・・
えー!何これ!?Σ(゚Д゚)
となってしまう事間違いなしだろう・・・
でも・・
面白いんですよ!
好きな人には楽しめる映画ですね~やっぱ!
終盤は脳みそドッカンの血ブッシャ―のグロ映像満載・・・ラストの絞首刑などは思わず目をそむけたくなるほど・・まさに・・
R-18間違いなしの作品です。
最後は《そして誰もいなくなった・・》ですね。
【まとめ:この映画の評価、おすすめ度は?】
めっちゃ面白かったと思います。好き嫌いがハッキリ別れる作品なので要注意願います。
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com:★★★★☆(3.6)
Yahoo!JAPAN映画:★★★☆☆(3.59)
TSUTAYA:★★★☆☆(3.29)
2016年9月09日時点
あら、もうちょい高いと思ったけど・・こんなもんかな?
個人的な私のおすすめ度は?
自分はかなり楽しめました。
何というかマニアな映画かも知れませんね(笑)
タランティーノ作品ってどんな映画?って聞かれたらこの作品をオススメしますね。
でも・・この映画は・・
賛否両論やむなしのマニアな映画です。