【ハドソン川の奇跡】奇跡の裏側を描いています。

ハドソン川の奇跡

155人の命を救い容疑者となった男!

名匠クリント・イーストウッド監督がトム・ハンクスを主演に迎え、2009年のアメリカ・ニューヨークで起こり、奇跡的な生還劇として世界に広く報道された航空機事故を、当事者であるチェズレイ・サレンバーガー機長の手記「機長、究極の決断 『ハドソン川』の奇跡」をもとに映画化した実話ドラマ

いごっそう612
どうも、いごっそう612です!元ボクサーの一念発起へようこそ!名前だけでも覚えて帰ってください。

作品情報

原題:SULLY
洋画:実話ドラマ
製作年:2016年
製作国:アメリカ
日本公開:2016年9月24日
レンタル開始:2017年1月25日
上映時間:96分

あらすじ

2009年1月15日、真冬のニューヨークで、安全第一がモットーのベテラン操縦士サレンバーガー機長(トム・ハンクス)は、いつものように操縦席へ向かう。飛行機は無事に離陸したものの、マンハッタンの上空わずか850メートルという低空地点で急にエンジンが停止してしまう。このまま墜落すれば、乗客はおろか、ニューヨーク市民にも甚大な被害が及ぶ状況で彼が下した決断は、ハドソン川への着水だった。

予告動画

感想とネタバレ

なんとまあ、こんなに地味だけど見応えがある映画はあるだろうか?

流石クリント・イーストウッド監督としか言いようがないなあ~。そしてタッグを組むトム・ハンクス!この二人でハズレの訳が無い!

ハドソン川の奇跡

クリント・イーストウッド監督は、けっこうなお年だし・・彼の作品をあと何本見えるのか?

第40回日本アカデミー賞で最優秀外国作品賞を受賞した作品でもあります。

淡々と史実をなぞる映画ですが・・飽きません!クリント・イーストウッド監督の技術とトム・ハンクスの演技力を楽しめます。

↓これより※ネタバレを含めた感想などを書いていますので、観賞予定の方はご注意ください

USエアウェイズ1549便不時着水事故を映画化!

ハドソン川の奇跡

この映画は実話ベースの映画です。

いごっそう612
実話となった事件はUSエアウェイズ1549便不時着水事故です。
麻田くん
どんな事件なんですかね?

2009年1月15日に起こった事故で、ニューヨーク発シャーロット経由シアトル行きのUSエアウェイズ1549便が出発直後、鳥の群れ(カナダガン)が飛行機のエンジンに衝突

USエアウェイズ1549便不時着水事故

麻田くん
こんな感じで飛行機に鳥が激突!

ハドソン川の奇跡

左右両エンジンが停止、ニューヨークのハドソン川に不時着水した航空事故です。

USエアウェイズ1549便不時着水事故

155人の乗員・乗客全員が無事に生還したことから、ニューヨーク州知事のデビッド・パターソンは、この件を「ハドソン川の奇跡」 と呼び称賛したそうです。

USエアウェイズ1549便不時着水事故を詳しく知りたい方はこちらをどうぞ

https://ja.wikipedia.org/wiki/US%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%BA1549%E4%BE%BF%E4%B8%8D%E6%99%82%E7%9D%80%E6%B0%B4%E4%BA%8B%E6%95%85

麻田くん
この事件を基に映画は作られています。

IMAXカメラを導入しての、事故の再現映像は臨場感がたっぷりで・・事故の様子をリアルに感じることができますよ~。

奇跡の犠牲者0!でも犯罪者扱い!

ハドソン川の奇跡

映画は事故をメインに描いているのではなく、事故後の話がメインです。

麻田くん
長年の経験からハドソン川に不時着という手段で乗客を救ったのに、その判断はミスだったのでは?と追及されるのです。

世間では国民的英雄と称賛されていたのに・・まさかの展開です。

いごっそう612
国家運輸安全委員会(NTSB)の厳しすぎる追及は観てて腹が立ちますよ!

英雄なのにまるで犯罪者扱い・・

そして都合の良いシュミレーションとデータだけ見て決めつけて物を言う委員会にはハッキリと言いたい!数字で見るな!その目でを見ろ!

いごっそう612
数字で見るな!その目でを見ろ!

と!これは現在の経営コンサルタントにも言えること、数字だけを見て物を言う為に中身は最悪な状況・・自分たちがやってみろ!と言いたい!

しかし、あまりにも・・

( ゚Д゚) あんたの判断間違っていたんだよ!

と言われ続けたら・・

ハドソン川の奇跡

え・・おれ間違えていたのだろうか?・・(・_・;)

と不安になりますよね~。

映画の中盤から後半はまさにそれを描いています。

どんでん返しのラストはスッキリ!※ネタバレ

ハドソン川の奇跡

ここまでで、完全に犯罪者扱いされているサレンバーガー機長(トム・ハンクス)・・彼の気持ちを考えると正直胸が痛くなります。

麻田くん
奇跡の操縦で乗客乗組員あわせて155人を救った英雄なのに・・褒められるどころか犯罪者扱いですからね。

このまま犯罪者になってしまうのか?どうにかならないものなのか?

観てるこっちはヤキモキします。

そしてラストの国家運輸安全委員会委員会(NTSB)との公聴会でのやりとり・・・

ハドソン川の奇跡

今まで出たシュミレーションの結果(20回やって20回とも無事にラガーディア空港に着陸)を大きく覆す結果になるのです。

いごっそう612
めちゃくちゃスッキリ痛快でした!

序盤は不利なシュミレーション結果になるも、覆した手法は簡単そのもの・・

人的要因を考慮するというものです。

国家運輸安全委員会委員会(NTSB)のお粗末なシュミレーションには驚きます。

ハドソン川の奇跡

事故後すぐに引き返す飛行機、しかも運転手はこのシュミレーションの前に練習を17回もしているという・・

事故の直後にそんなに冷静に即時判断できないし、現場の事故はいきなり訪れる一回きり!練習などできるわけがない!

麻田くん
それをサレンバーガー機長(トム・ハンクス)が訴えるのですね・・

人的要因を考慮してほしいと・・

与えられたのは35秒の待機時間・・・それを含めたシュミレーションの結果は・・・

全てが空港にたどり着けずに墜落する・・

でした。

麻田くん
どんでん返しで無罪を勝ち取った瞬間は痛快したね!

どんでん返しのラストは痛快です。気分スッキリで爽快感ありましたね。しかし・・英雄なのに犯罪者にされかけたのは本当に納得いきません!

サレンバーガー機長は英雄です!

 

この映画の評価、おすすめ度は?

地味な映画なんだけど・・面白いです!面白いという表現が正しいのか?

実話ベースは地味なの多いです。史実をなぞるからこそ面白味が無い、山場が無い・・だから観てて飽きて来ちゃう・・この映画も実話ベース映画なのですけど・・まったく飽きさせません!

他にも飽きさせない様な実話ベース映画は【コロニア】とかもあります。

他にもトム・ハンクスがスティーヴン・スピルバーグ監督タッグを組んだ【ブリッジ・オブ・スパイ】とかもあります。

 

各映画サイトの評価はこんな感じ

映画.com:★★★★☆(4.0)
Yahoo!JAPAN映画:★★★★☆(4.21)
Filmarks:★★★★☆(4.0)
2017年3月06日時点


個人的な私のおすすめ度は?

いごっそう612
おすすめ度: icon-star icon-star-half-empty icon-star-o (3.7)です!

本当に地味っちゃ~地味な作品なんですけど・・面白かったですね!イライラしたりスッキリしたりでなかなかいい映画だと思いました。

オススメの実話映画です。

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