【マーシュランド】 ラストを見た後にもう一度観たくなること間違いなし!
もう一度観たくなるミステリー映画!!

今回ご紹介する映画は、映画好きの間で話題を集めた作品!
マーシュランドです。

 

スペインの田舎町を舞台に、連続少女惨殺事件を追う2人の刑事の目を通して町にうごめく深い闇を描き、スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で作品賞・監督賞など10部門を獲得したクライムミステリー映画

ラストにとんでもない真実が明かされ、2度観たくなってしまう作品です。

いごっそう612
この映画に5段階で点数を付けると

(4.2)です。

作品情報

マーシュランド

原題:MARSHLAND
洋画:クライムミステリー
製作年:2014年
製作国:スペイン
日本公開:2015年10月17日
レンタル開始:2016年1月6日
上映時間:105分

あらすじ

1980年、スペインのアンダルシア。湿地帯にある小さな町で、2人の少女の行方がわからなくなる。やがて彼女らは激しい拷問を加えられた果てに殺される。ベテラン刑事のフアン(ハビエル・グティエレス)とマドリードから左遷されてきたペドロ(ラウール・アレバロ)は、これまでにも似た事件が起きていたことを知る。調べを進めていくうちに、貧困、汚職、麻薬密売、小児性愛といった町と住人が抱える闇を目の当たりにするフアンたち。そんな中、新たな少女失踪事件が起きてしまう。

予告動画

感想とネタバレ

題名である、MARSHLAND(マーシュランド)の意味は【湿地帯】を意味するそうです。

なるほど、その題名にぴったりの雰囲気の映画でしたね~。

マーシュランド

この映画では、一部ではかなり面白いという評判でした。

スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で作品賞・監督賞など10部門を獲得したという事もあり、映画好きの間では話題になっていました。

これは観たい!っと早速借りに行ったのですが、やはり映画好きが観ているのか?毎回誰かに借りられているという感じでした。まあ、GEOに借りに行ってるので本数も1本しかないんですけどね💦

そして、ようやく借りれたんですけど、映像的にあまり期待はしませんでした。
まあ、悪くはないだろうがそこそこ面白いくらいだろうと…

しかし・・その予想は大きく覆ることになる!

感想とネタバレを書いていきます。

とにかく雰囲気が良い

マーシュランド

とにかく映画の雰囲気が良いんですよ!

暗くて、謎めいていて、それでいて猟奇的な雰囲気。

どことなく、往年の名作「セブン」や「クリムゾン・リバー」を思い出しました。

 

こういう雰囲気が好きな人は多いですよね。

内容的には、好き嫌いが分かれる作品かもしれませんが、ハマる人にはハマります!

自分にはドンピシャでした。

 

重厚な感じのハデさを抑えた映画なんですけど、何故かまったく飽きることはありません。

メインの刑事二人も、有名俳優ってわけでも無いのに、何故か画面に目が釘付けになってしまいます。

これは、映画の雰囲気がなせる業なのかも知れませんね。

ラストに向けての映画の伏線が凄い

マーシュランド

この映画は、二度見たくなる映画です。

映画に数々の伏線が張り巡らされており、ラストを観た後に、その隠されていた伏線がピタリとハマる!

連続少女誘拐事件の犯人を追いながら、その張った伏線に絡んでしまう。

まさに良質のミステリー映画と言えます。

出てくる数々の謎‥‥

  • ・占い師の謎の言葉
  • ・高級コロンの香り
  • ・柔らかい手の男
  • ・スクリューでバラバラにされ足しか残らなかった死体
  • ・ネガに写りこんだ顔が見えない謎の男
  • ・相棒のヤバイ過去

この数々の謎に感覚を狂わされながら、犯人にたどり着いていきます。

そして、事件解決後にもう一つ…

大きな疑い、謎を渡されます。

その謎を知ってしまえば

映画観終わった後に、もう一度観たくなります。

※ラストのネタバレ

マーシュランド

ラスト犯人を捕まえた後の…大きな疑い、謎を書いていきます。

この映画が評価が高いのはこの部分があっただからでしょうね。

この映画のラストの解釈が気になる方もいるのであろうと思われるので書いておきます。

個人的な解釈のラストを書いておきますが、観賞予定に方は観てしまったら面白く無くなるので注意が必要です。

 

事件が終わった後に、刑事ペドロ(ラウール・アレバロ)にベテランのフアン(ハビエル・グティエレス)は、手柄を全部譲りペドロは家族のいる街へ出世で異動になっているようです。

そこで記者が相棒フアンの過去をペドロに告げます。

ファンは昔、フランコ政権事件にデモに参加者した女性を射殺するなど、100人以上を殺していた。しかも拷問も行っていた。

 

しかも、記者がペドロに渡した写真には、事件で拷問の末に殺された兄弟と顔が映っていない男が映っていた。しかし、顔が映っていない男の腕には、ファンがしているものと同じ腕時計がされている。

ファンが真犯人なのか?

 

映画内の伏線謎の言葉「あなたのことは見たわ。死体があなたを待っているわ」
がここでなるほど!っときます。

 

フアンは飲み屋に行くと酔っ払って、女をナンパする無類の女好きでもあることから、アバズレであった少女たちをナンパし廃屋に連れ込み、拷問しレイプした後に殺すといった事をしていたのではないか?

ラストの犯人をめった刺しにしたのは、ペドロを助ける為では無く、単なる口封じだったのではないか?

 

急にそんな疑念が主人公に付きまとう様になる。だが主人公は何も言えません。

そして、映画は終了…答えは明かされません。

自分で結末を想像するラストなのです!

いごっそう612
いや~凄いラストでした、二度観たくなりますね。
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