
吉永小百合の名演に共演者が喰われる映画!?Σ(゚Д゚)
井上ひさしが「父と暮せば」と対になる作品として実現を願いながらもかなわなかった物語を、日本映画界を代表するを名匠・山田洋次監督が受け継ぎ、原爆で亡くなった家族が亡霊となって舞い戻る姿を描くヒューマン・ドラマです!
【作品情報】
原題:母と暮せば
邦画:ヒューマン・ドラマ
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2015年12月12日
レンタル開始:2016年6月15日
上映時間:130分
あらすじ
1948年8月9日、長崎で助産師をしている伸子(吉永小百合)のところに、3年前に原爆で失ったはずの息子の浩二(二宮和也)がふらりと姿を見せる。あまりのことにぼうぜんとする母を尻目に、すでに死んでいる息子はその後もちょくちょく顔を出すようになる。当時医者を目指していた浩二には、将来を約束した恋人の町子(黒木華)がいたが……。
予告動画
【感想】
名匠・山田洋次監督が、吉永小百合と二宮和也を主演に迎えて描く戦後ヒューマン・ドラマです。
戦後の長崎を舞台に、原爆で死んだ息子と生き残った母が織りなす切なくも感動的な絆と希望の物語を綴っています。
共演は声又豪華!黒木華、浅野忠信、加藤健一などです。
井上ひさしが晩年に構想していた、「ヒロシマ」・「ナガサキ」・「沖縄」をテーマにした「戦後命の三部作」の意思を山田が引き継ぎ、「ナガサキ」をテーマに制作されています。
「ヒロシマ」が舞台である井上の戯曲『父と暮せば』と対になる作品という事だそうです。
↓これより※ネタバレを含めた感想などを書いていますので、観賞予定の方はご注意ください
日本中が泣いた母と息子の愛の物語
30歳を超えた二宮が学生役、70歳を超えた吉永小百合が母役・・こんなミスキャストな親子物語は無理がある・・と思っていたのだけど大間違い!
二宮の学生役も違和感がないし、吉永小百合の母役も全く違和感がない!
ただ、この映画で泣けたか?と聞かれたら『全く泣けなかった』と答えます。
吉永小百合の演技に共演者喰われる!
なかでも黒木華は完全に喰われていましたね(^^;
吉永小百合とのシーンではめっちゃ下手くそ・・って思ってしまいました
とにかく吉永小百合が上手すぎる!彼女と二宮の演技を観るだけでも観る価値があるだろう!
泣くことは無いヒューマンドラマ※ネタバレ
息子が死神みたいなもんですね・・
死んだ息子の霊に取憑かれ衰弱していくという映画の様な気もします・・
何というか、役者の演技力以外は観るべきところがない映画だった様に思う・・
戦争の悲惨さや、その後の人々の生活などが悲壮感なくどこか裕福に感じてしまった・・戦後の大変さが全然伝わってこないのが残念・・
【まとめ:この映画の評価、おすすめ度は?】
正直・・期待し過ぎましたね💦
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com:★★★☆☆(3.4)
Yahoo!JAPAN映画:★★★★☆(3.78)
TSUTAYA:★★★☆☆(3.10)
2016年8月21日時点
個人的には意外に高いなあという気もします。
個人的な私のおすすめ度は?
悪い映画では無いけど・・長い・・そしてつまらない・・役者の演技力以外は観るべきところが少なかったように思う。
嫁さんと観たので嫁の評価は?
吉永小百合は上手かったわ。
期待しないで観た方が良いと思います。普通には楽しめます。
吉永小百合&二宮和也ファンには必見の作品ではあります。