アマンダ・サイフリッドがメス豚に!?
父親と息子の絆を描いた『幸せのちから』のガブリエレ・ムッチーノ監督が、ニューヨークを舞台に、小説家の父親と幼い娘の愛を描くヒューマンドラマです。
「レ・ミゼラブル」でも共演したラッセル・クロウとアマンダ・セイフライドが、主人公となる父娘を演じています。
作品情報
原題:FATHERS AND DAUGHTERS
洋画:ヒューマン・ドラマ
製作年:2015年
製作国:アメリカ/イタリア
日本公開:2015年10月3日
レンタル開始:2016年4月2日
上映時間:114分
公式サイト
あらすじ
1989年のニューヨーク。小説家のジェイク(ラッセル・クロウ)は妻の死で心に傷を抱えながら、男手一つで幼い娘ケイティ(カイリー・ロジャーズ)を育てていた。さまざまな問題が降り掛かる中で、彼は自分と娘の物語の執筆を進めていた。25年後、心理学を学ぶケイティ(アマンダ・セイフライド)は、ある出来事により人を愛せなくなってしまっていた。そんなある日、父のファンだというキャメロン(アーロン・ポール)と出会う。
予告動画
映画の感想とネタバレ
父と子の感動もの・・・これは泣けるだろう・・と思い観てみました。
ちょっと予想外な映画でしたね。
↓これより※ネタバレを含めた感想などを書いていますので、観賞予定の方はご注意ください
躁鬱病の父と幸せ恐怖症の娘※ネタバレ
確かに父と娘の物語・・想像では・・小説家の父が早くに死んでしまうが・・小説に娘への思いを書いていてそれを読んで深い愛を知る・・という感じかと思ったのだが・・そうでは無かった。
父親は交通事故を起こし妻を失い鬱病に・・娘が幼いころに死んでしまう
娘は父が死んだ事を自分のせいだと思い幸せになってはいけないと思ってか?人を愛することができなくなってしまう・・
小説家の父は、もちろん小説を書くのだが・・その内容に関しては映画ではあまりふれず・・ただただ二人の病気のことにスポットが当てられている。
何というか想像と違った・・感動が巻き起こるというよりただただ必死さだけ伝わってくる映画だった。
副作用とセックス依存症?※ネタバレ
まず父親は躁うつ病に苦しんでいるという設定だが、映画で躁うつ病の症状として出ているのが振戦(ふるえ)なのです。
躁うつ病に対する薬の副作用として出る振戦(ふるえ)何だと思うんだけど、完全に躁うつ病の症状として描かれているのでどうなのかなあ?
ラッセル・クロウ演じるジェイクも、躁うつ病患者という感じが全くしない・・・
振戦(ふるえ)で死ぬのもなんだかな・・
さらに母親が亡くなった原因はジェイクの浮気が原因の口論からの事故だから・・愛妻家というイメージは全くない・・・
娘の方もちょっと微妙である・・
人を愛せないというのは、作家志望のキャメロン(アーロン・ポール)と出会ってすぐ治るんだけど、幸せ恐怖症の為に不安になり・・
他の男と寝てしまうのです(╬゚◥益◤゚)
元々人が愛せないからと、体のつながりを持ったら少し不安が和らぐからと言ってガンガン男と関係を持っていたんですよ・・
それでも愛してくれたキャメロン(アーロン・ポール)を裏切る重大行為です。
最終的に映画はハッピーエンドという感じだけど・・
かなりの酷評に思えるだろうが、ドラマとしてはそこそこだと思う。しかし、感動系恋愛系として観たらどうなんだろう・・
自分は感動しませんでした。
この映画の評価、おすすめ度は?
タイトルと内容があんまり一致して無かったように思いますね、娘のために必死で小説を書きあげようとするジェイク(ラッセル・クロウ)の気持ちは伝わってくるんですけど・・何か躁うつ病という設定がイマイチでした。
親子系の映画は『マジカル・ガール』とかもどうですか?
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com:★★★☆☆(3.4)
Yahoo!JAPAN映画:★★★☆☆(3.43)
TSUTAYA:★★★☆☆(3.24)
2016年9月30日時点
かなり高評価の方も多くいますが、全般的にまあまあという感じです。
個人的な私のおすすめ度は?
今回の作品は自分には合わなかったような気がします。リアリティというか・・映画の説得力が無かったような気がする。
あまり感動できない父と子の物語でした。