本日は、映画『ライト/オフ』のネタバレと感想を書いていきます。
この映画は、動画サイトで合計1億5000万回再生されたという恐怖映像を、「ソウ」「死霊館」のジェームズ・ワン製作で長編映画化したホラー映画です!
この映画に5点満点で点数を付けると
(3.4)です。
作品情報
原題:LIGHTS OUT
洋画:ホラー
製作年:2016年
製作国:アメリカ
日本公開:2016年8月27日
レンタル開始:2016年12月21日
上映時間:81分
あらすじ
電気を消して暗闇になると現れるという不気味な何かに恐怖を抱く弟マーティン(ガブリエル・ベイトマン)を守るため、レベッカ(テリーサ・パーマー)は久々に実家に帰ってくる。二人はたくさんのライトを用意して夜を迎えるが、次々に明かりが消え暗闇からえたいの知れない何かが迫ってくる。狙われる理由もわからぬまま不安な時を過ごす中、レベッカの一家に隠された秘密が明らかになり……。
予告動画
ライト/オフの元ネタになった動画はこれだ!
YOUTUBEなど動画サイトで合計1億5000万回再生されたという恐怖映像を
監督に「アナベル 死霊館の人形」の続編でメガホンを取るデビッド・F・サンドバーグを迎え、製作にジェームズ・ワンが加わり、映画化したという本作!
その映画の元となった恐怖映像を公開しましょう。
この短編動画を長編に作り直した本作!期待感高まること間違いなし!
ライト/オフ:感想とネタバレ
ジェームズ・ワンと言えば、今やホラー映画の第一人者!
当サイトでも数々の彼の手がけたホラー作品を紹介しています。
そんな彼が製作に回り、監督を才能ある短編動画を作った、デヴィッド・F・サンドバーグが務めるなら…
この映画…絶対怖い!
電気を消すな!暗くなると奴が来る!幽霊?※ネタバレ
この映画の敵は暗闇でのみ動ける存在です。
電気を消すとうっすら姿は見えますが、電気を点灯すると消えてしまう・・・
だから、ライトオフって題名なんですね。
徐々に近づいてくるその存在に恐怖すること間違いなし!
暗闇になると映るその姿はマジで怖い・・
この映画を観たら電気を消して(ライトオフ)寝れなくなること間違いなしです!
そんな恐怖の映画はこういう話です。
小学生のマーティン(ガブリエル・ベイトマン)は、鬱病に苦しむ母親ソフィー(マリア・ベロ)の独り言、そして暗闇に現れる「何か」のせいで眠れずにいるのです。
ある日、マーティンは離れて暮らしている姉のレベッカ(テリーサ・パーマー)に助けを求め、彼女の家に泊まることになる。
しかし、そこにも「何か」は現れ、レベッカにも襲い掛かる・・・
レベッカは弟を守るため、不仲なソフィーの家を訪れ、かつてソフィーが精神病院に入院していたこと、そこで出会ったダイアナ(アリシア・ヴェラ=ベイリー)という少女に洗脳されていたという驚愕の事実を知ってしまう。
「何か」の正体がダイアナであることを確信したレベッカは、母と弟を守ろうとダイアナ退治に挑む!
ダークライトを片手に戦う姿はまさにジェダイ!ダークライトがライトセーバーにしか見えなかった(笑)
ダークライトで姿を映し、光を当てる戦法が有効です。
果たしてダイアナの正体は何者なのだろうか?
ダイアナを倒すことができるのだろうか?
音で驚かす映画
どういう感じでこの映画は視聴者を驚かすのでしょう?
映画自体はそれほど恐怖を感じる様なシーンは無かったのですが、とにかく音で驚かされます!
音により
みたいな感じで驚かされます。今となっては使い古された手法ですが、それにしても音がデカいです!
バカでかい音に驚くこと間違いなし!
ダイアナの正体は?※ネタバレ
ここまで皆を苦しめたダイアナですが・・その正体は何者なのでしょうか?
- ダイアナは13歳の時、父親の死体と共に地下室から発見された。
- 地下室の壁には、[娘が頭の中に入ってくる]と書かれていた。
- ダイアナは、人の頭に入り込み支配する特別な力を持っていた。たびたび問題を起こし、「悪魔の子」とも呼ばれていた。
- ダイアナは重度の光線過敏症であり、光を極端に嫌っていました。
この映画の主人公たちの母であるソフィ、その彼女が幼い時に病院に入院する事がありました。
病院には、ダイアナが入院しており二人は友達になりました。
ダイアナはソフィの頭の中に入り込み、自分の支配下に置いていました。
ソフィの症状が良くなると、退院するのを阻止するためにわざと傷つけたりするため、医師達はソフィからダイアナを引き離そうとしていました。
そして、そんなダイアナへのショック療法として、過剰に光を当てるという実験をすると、治療中、ダイアナは黒い煤を残して消え去ってしまったのです。
消えたダイアナは、どこにいったのか?
その消えたダイアナはソフィの頭の中に入り込み今も生き続けていたのです。
科学では説明できない精神的な物となりソフィの頭の中で生き続けている様です!
ソフィが死ぬとダイアナも死んでしまいます。
幽霊かと思えばそうでは無い、ダイアナの不思議な能力に驚きます。
映画では、ソフィの自殺と共に消えたダイアナですが‥本当に消えたのか?
ラストの未公開シーン
実はこの映画、未公開のもうひとつのラストシーンがあります。
個人的にはこっちのほうが好きです!本編の後に続くエンディングという様な感じです。
そのラストシーンは
事件の後養子縁組をしたレベッカ(テリーサ・パーマー)とマーティン(ガブリエル・ベイトマン)は本当の家族になった。
だがその夜・・誰かと話すマーティン・・
話していたのはダイアナ!ダイアナはまだ消えていなかった!
レベッカはダイアナと戦う!
やられそうになるレベッカだが、部屋に隠していたダークライトとライトの仕掛けでダイアナを逆に倒すことに成功する。
抱き合うレベッカとマーティン
END・・
というような感じです。こちらの方がスッキリしていて好きですね!
ちゃんと退治した感じがします。
「ライト/オフ」続編が製作決定
中途半端なラストに・・たぶん続編狙って消したんだろうな・・と思っていたがやはり続編はありました!
2016年7月22日に全米公開され、製作費490万ドルに対しオープニング興収約2170万ドルを記録した本作!
この予想外のヒットを受けて、米ニューライン・シネマが続編製作を発表したそうです。
米ハリウッド・レポーターによれば、デヴィッド・F・サンドバーグ監督が引き続き続編の指揮をとり、ジェームズ・ワンが再びプロデュースする事になっているらしいです。
やはり続編を狙ってのカットシーンだったようですね。
この映画の評価は?
なかなか面白い試みでしたが、ホラー好きには物足りない作品だったように思います。
恐怖度が低い!今どきは音だけでは驚かされません!
もう一捻り欲しかった印象があります。
国内各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com(3.4)
Yahoo!JAPAN映画(3.35)
Filmarks(3.4)
2018年09月17日時点
普通という感じですね。
確かに、ホラー好きの自分には、ちょっと物足りなさを感じました。
ジェームズ・ワン作品の中では、平凡な方ですね。
続編には大いに期待したいです。今作は‥
ホラー好きにはちょっと物足りない作品でしたね!