あなたは最悪のラストを期待する!
過激な描写と緊迫のストーリー展開で人気を博す巴亮介の人気サイコスリラー漫画を、これが初タッグとなる小栗旬主演×大友啓史監督により実写映画化したスリラー映画!
作品情報
原題:JASON BOURNE
邦画:スリラー
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年11月12日
レンタル開始:2017年3月16日
上映時間:132分
あらすじ
現場に謎のメモが残される猟奇殺人事件が矢継ぎ早に発生するが、その事件は雨が降る日のみ起こっていた。一連の事件の関連性を察知した沢村久志刑事(小栗旬)は、自分の妻子が狙われていることを知る。やがて、カエルのマスクをかぶったカエル男の存在が浮かび上がり、犯人に近づいていく沢村だったが、カエル男の仕組んだわなにはめられ窮地に陥り……。
予告動画
感想とネタバレ
巴亮介の同名コミックス
を「るろうに剣心」の大友啓史監督が実写映画化した猟奇サスペンス・スリラーです。
↓これより※ネタバレを含めた感想などを書いていますので、観賞予定の方はご注意ください
連続猟奇殺人犯“カエル男”
雨の日に猟奇的な殺人を繰り返す正体不明の“カエル男”・・殺人現場には謎めいたメモを置いていきます。
「ドッグフードの刑」
「母の痛みを知りましょうの刑」
「ずっと美しくの刑」
「均等の愛の刑」
「針千本のーますの刑」
かなりグロテスクな刑なのだが観てるこちら側に想像させるだけで、それほどグロテスクなシーンは無いです。
それを追う小栗旬演じる刑事の沢村久志と、犯罪を繰り返すカエル男の緊迫の攻防をスリリングに描いた作品です。
こういう系好きな人は多いのでは無いでしょうか?ぶっちゃけ面白かったと思います。グロ系映画なんだけど、それほどグロさを感じさせなかったのも良いのではないでしょうか?
セブンのパクリ?
この映画は往年の名作猟奇サスペンス・スリラー『セブン』に似ているとも言われています。
http://tapia.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/post-7.html
この『セブン』はファンも多い名作なのです。
この『ミュージアム』も十分面白い映画だと思います。なのに賛否両論で酷評されている原因はこれだと思います。
・この映画を観て『セブン』の様なサイコっぷりを期待して“ガッカリした人”
・セブンに似せた作り方から“パクリだ!”と激怒された方
この二つが原因だと思います。
どちらにせよ、原作となったコミックの作者は『セブン』からインスパイアされたに違いないです。
面白いは面白いけど、セブンと比べると天と地の差が出てしまいます。
往年の名作と比べられたら可哀そうだけど、どうしても比べられてしまうので仕方ないですね。
これが、面白いのに評判悪い理由です。
妻夫木聡が熱演
日本アカデミー賞でも最優秀主演男優賞を取った妻夫木聡!
http://www.oricon.co.jp/news/2086935/full/
この映画でも素晴らしい演技を見せてくれます。
当ブログで紹介した映画で彼が出ている映画は『殿、利息でござる!』です。
本作の妻夫木君のキレっぷりがなかなか素晴らしいです。ちょっとやり過ぎな気もするけど(笑)
刑事役の小栗旬との殴り合いのシーンは手に汗握ります。流石「るろうに剣心」の大友啓史監督が作っただけありますね・・
この映画の評価、おすすめ度は?
何度も言いますが面白い映画だと思います。『セブン』と比べるのは可哀そうですね(^^;
でもツッコミどころも多いです。えーΣ(゚Д゚)っと思ってしまうところが多々あります。特に野村周平のシーン・・
なかなか脚本は良かったと思いますが上手く描けてなかったかな~?アクションは良いんですけどね・・
和製スリラー・サスペンスが好きな方は『クリーピー 偽りの隣人』
『ヒメアノ〜ル』なども
オススメです。
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com:★★★★☆(3.5)
Yahoo!JAPAN映画:★★★★☆(3.6)
Filmarks:★★★☆☆(3.16)
2017年3月24日時点
なかなか賛否両論です。低評価と高評価・・平均したらこんなもんです。
個人的な私のおすすめ度は?
けっこう面白かったです。ただちょっとツッコミどころが多いかな?俳優陣の演技も良いし良い題材なんですがね~。
でも、なかなか猟奇的です。生首のシーンは (*‘∀‘) おっ!来たね~! と思いましたね。いや・・変態では無いですよ^^;ホラーが好きなだけです。
猟奇的な映画が好きな変態にオススメの映画です。