本日紹介する映画「奴隷の島、消えた人々」は、実話をもとにした怖い映画です。
「奴隷の島、消えた人々」は、2014年、韓国社内に大きな波紋を投げかけた実在の出来事、新安塩田奴隷事件にヒントを得て製作された社会派ドラマ映画です!
奴隷の島、消えた人々:作品情報
原題:NO TOMORROW
洋画:実話・ドラマ
製作年:2015年
製作国:韓国
日本公開:2017年1月17日
レンタル開始:2017年5月3日
上映時間:88分
公式サイト
あらすじ
天然塩の生産地として知られる離島で起きた殺人事件のニュースが韓国内を駆け巡り、人々に衝撃を与える。さらに一般市民を驚かせたのは、塩田関連施設で知的障害のある人たちが人身売買により奴隷並みに強制労働させられていた現実だった。さらに事件を追っていたテレビ局の記者ヘリ(パク・ヒョジュ)は、意識不明となってしまい……。
予告動画
奴隷の島、消えた人々:感想とネタバレ
題名を観ただけでは全然面白そうに感じない映画なんですけど・・・
この映画・・韓国社会を騒然とさした実在の出来事、新安塩田奴隷事件にヒントを得て製作された社会派ドラマなんですよ!
またその事件がね~調べて行ったら・・・
ってなっちゃうような話なんですよね~。映画化されるのもなっとくの実話です。
ちなみに「未体験ゾーンの映画たち 2017」作品でもあります。
「未体験ゾーンの映画たち 2017」作品はけっこう観ています。
映画の基なった新安塩田奴隷事件とは❔
この映画の基となった実話は新安塩田奴隷事件と言う事件です。
どんな事件なのかと言うと‥
2014年2月6日に韓国で発覚した事件で、知的障害者が違法な職業斡施業者に誘われて、劣悪な環境の中で多数の知的障害者が奴隷として働かされていた事件です。
弱者を狙う凶悪犯罪ですね。
離島に連れていかれ、逃げても村人などにチクられて連れ戻されていたそうです。被害者数は100人以上だそうです。
なんとも恐ろしい事件ですね・・
映画はこの新安塩田奴隷事件がベースとなっています。
映画はちょっとショボいファンウンド・フッテージ※ネタバレ
元となった事件は100人規模の凄い話なんですけど、映画はちょっとショボくなっています。
だいたいの部分は実際にあった事件と同じなんですが、人数がかなり少なくなっていますね・・
奴隷となっている人間も数人です。3人くらい?
村人も数人・・全部合わせて20人いない村みたいになっています。
そんなショボい村での犯罪を、二人の記者が暴いていくという話です。
冒頭から怪我をして意識のない記者の映像から始まり、警察が発見されたビデオを見ていくところから始まりです。
そうこの映画は、ファンウンド・フッテージ方式で描かれています。
ファンウンド・フッテージ方式とは、残されたビデオから事件を追っていくPOV形式の一種です。
ファンウンド・フッテージと言えば、全然違う系統の映画ですが『真夜中のパリでヒャッハー!』とかもそうですね。
まあ、しかし予算の都合か?映画はちょっとショボいんですけど・・
でも、けっこう面白いです!
監督の作り方が上手いのか、ドキドキしながら、どんな凶悪な事件が暴かれるんだと手に汗握りながら観てしまいます。
なんて言っても韓国の映画ですからね~
(・:゚д゚:・)いつ衝撃の映像が訪れるんだろう・・
とドキドキですよ~。
でも・・
100人奴隷の凶悪な話なのに・・そーんなに怖くもなんともないです・・
ちょっとガッカリ、でも・・この映画!
ラストに実話とは違う一捻りを用意しています。
自分はけっこう、このラストの隠し玉は良かったと思います。
この映画「奴隷の島、消えた人々」は?
もっと予算があれば良い映画になっていたような気がします。どうしても低予算なだけに色々ショボくて・・薄っぺらくなっちゃった様な気がしますね。
韓国・実話ベースの映画が好きな人には『海にかかる霧』とかもオススメです。
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com(3.4)
Yahoo!JAPAN映画(3.09)
Filmarks(3.0)
2018年9月05日時点
思ったより普通だなあ~(゚Д゚;)
(3.7)です。
ちょっと安っぽいけど・・自分はけっこう好きです!緊迫感あって面白かった~。まあ・・もう一歩欲しかったのも確かですが・・
実話の方が凄いですよね・・人間って怖い・・・
韓国の衝撃実話映画です!