本日は2015年の映画「幸せなひとりぼっち」のネタバレと感想を書いています。
「幸せなひとりぼっち」は、孤独な老人が隣人一家との触れあいを通して再生していく姿を描いたスウェーデン製のヒューマンドラマ映画です!
作品情報
原題:A MAN CALLED OVE
洋画:ヒューマン・ドラマ
製作年:2015年
製作国:スウェーデン
日本公開:2016年12月17日
レンタル開始:2017年7月5日
上映時間:1時間56分
あらすじ
愛妻に先立たれ失意のどん底にあったオーヴェ(ロルフ・ラッスゴード)の日常は、パルヴァネ一家が隣に引っ越してきたことで一変する。車のバック駐車や病院への送迎、娘たちの子守など、迷惑な彼らをののしるオーヴェだったが、パルヴァネは動じない。その存在は、いつしか頑なな彼の心を解かしていき……。
予告動画
感想とネタバレ
こういう老人老後1人系映画多くなってきましたよね~。
やはり少子高齢化の影響もあるのかも知れませんね。
若い時は良いけど、年取ったらやっぱ家族の存在が大事になって来ますね。
病院で働いていたら、家族のいない老人の孤独なこと・・・
子供や妻を大事にしようと思わされますね。
↓これより※ネタバレを含めた感想などを書いていますので、観賞予定の方はご注意ください
映画マニアたちが泣いたと話題の感動作
Google+でお世話になっているKazshi Yamaさんや、映画ブログ界の酷評王six Nejiさん、そして数々の映画ブロガー、映画好きがこぞって絶賛していたこの映画!
ハッキリ言っちゃうと、ヒューマン映画はあんまり得意じゃないんです・・
ホラーやサスペンスが自分の得意分野なんですよね~。だからあんまりヒューマン観ない。
でも・・
あまりにも皆が絶賛するので・・ついに観ちゃいました!
孤独な老後が題材の映画
近年こういう孤独な老後が題材の映画は多い気がする。でもっていつも主人公は男なんですよね。
「ヴィンセントが教えてくれたこと」
「孤独のススメ」
同じく孤独な老人の映画であるこの二つも、主人公は男性です。
病院で働いているのですが、これってけっこう正解です。同じ老人でも女性と男性は全然違う・・女性は一人でも、けっこうたくましいです。男性の孤独な老後は本当に見てて可哀想になります。
この映画でも、一人ぼっちの男性の老後は悲惨です。
主人公である気難しいオーヴェ(ロルフ・ラッスゴード)は妻に先立たれ、仕事もクビ・・生きる希望を失っています。
そんなオーヴェの選択は後追い自殺・・
友もいない、家族もいない、仕事もない、孤独で気難しい老人・・そりゃ死にたくなるわなあ・・
そんな孤独な老人・・死のうとする瞬間にいつもピンポンがなります。
隣りに引っ越してきたパルヴァネ一家や様々な人々から、次々に厄介事を持ち込まれるうちに、心を開いていくというハートフルストーリー!
最後まで観終わって観たら・・
死のうとする瞬間に妻や父との思い出が走馬灯で駆け巡る!これがまたけっこう泣かせるストーリーだったり、オーヴェという人間を理解できたり、たまに笑いを挟んだりで上手いんすよね!
ただ過去を振り返るのではなく、走馬灯でというのがなかなか面白い!
めちゃくちゃ泣かせるストーリーではないのですが、ラストはオーヴェはひとりぼっちでも愛されて幸せだったんだなあ・・と暖かい涙が伝ってしまう・・
孤独な老後が題材の映画は多いのだが、最後は誰かとつながるストーリーが多い、でも最後までひとりぼっちでありながら、ひとりぼっちでない、幸せな老人の姿を描いたこの映画は文句なしの秀作ですね。
この映画の評価、おすすめ度は?
良い映画ですよね~。映画好きの皆さんがオススメしていた理由も分かります!
ヒューマン好き必見ですよね( ^ω^ )
他にも、この映画と同じく老人系感動作もありますよ。
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com:★★★★☆(4.0)
Yahoo!JAPAN映画:★★★★☆(4.12)
Filmarks:★★★★☆(4.0)
海外の評価:Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)
批評家90% 観客87% が肯定的な評価をしています。
2017年10月01日日時点
めっちゃ評価高いっすね(゚д゚)!
個人的な私のおすすめ度は?
(3.8)です!
良い映画でしたね!ヒューマン苦手な自分でもこの映画の良さは理解できます!
ホロっと泣ける秀作映画です!