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本日は、2015年の映画「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」のネタバレと感想を書いていきます。
「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」は、1975年に日本で放送され、79年にはイタリアでも放送された永井豪原作のアニメ「鋼鉄ジーグ」をモチーフにしたアクションでイタリア映画です。
作品情報
原題: Lo chiamavano Jeeg Robot
洋画:アクション
製作年:2015年
日本公開:2017年5月20日
レンタル開始:2017年12月20日
上映時間:119分
あらすじ
テロが頻発するローマ郊外。チンピラのエンツォ(クラウディオ・サンタマリア)は、ひょんなことから人知を超えた力を手に入れる。ある日、エンツォが慕う“オヤジ”が殺害されてしまう。オヤジの娘のアレッシアは、エンツォを日本製アニメ「鋼鉄ジーグ」の主人公・司馬宙に重ね、二人の距離は少しずつ近づいていく。そんな中、闇の組織のリーダー・ジンガロ(ルカ・マリネッリ)の脅威が迫り……。
予告動画
感想とネタバレ
この映画は何と!イタリアの映画です。
邦題の「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」は、イタリア語のタイトル「LO CHIAMAVANO JEEG ROBOT」の直訳です。
そして映画が始まると「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」と日本語も堂々と映し出されます。
本作の監督イタリア人監督マイネッティは
子供の頃にイタリアで放送されていた日本のアニメに並々ならぬ愛情とこだわりを持っており
長編デビューとなる本作以前にも、日本アニメの「ルパン三世」や「タイガーマスク」をモチーフにした短編を撮っているそうです。
そんなイタリア人監督マイネッティが作った「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」はどんな映画なのか!?
普通の人間がヒーローになる映画※ネタバレ
いまやスーパーヒーロー映画と言えば、マーベル系の『アベンジャーズ』の面々が頭に浮かぶ…
初めから強いヒーローたちの姿は爽快なんですが、でも、自分たちもこうなれるって想像はできない…
だが、今作のヒーローは自分たちもこうなれるのかも?と想像できるヒーローです。
主人公は、川の不法投棄のドラム缶から漏れた何かに触れたことで、スーパーヒーローになるのだが
そのスーパーヒーローは最初に行ったことは何と!
銀行のATM強盗です!
ある日、普通の男がスーパーヒーロー並みの力を持ったらどうなるか?というのと、永井豪原作のアニメ「鋼鉄ジーグ」を好きなヒロインの死によって、真のスーパーヒーローへと目覚めて行くという映画です。
原作とはストーリーは違うんですけど、悪くはないです。
敵役の悪役も子悪党という感じなんですが、それなりに頑張ってサイコチックな演技をしています。
「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」という題名に騙されて、色々期待してしまうんですが…
普通の男がスーパーヒーローになっていく映画、でもそれも意外と悪くないという感じです。
もし、この映画に続編があるとしたら観たいですね。
この映画の評価、おすすめ度は?
想像よりもちゃんとした映画でした。
日本アニメにインスパイアされてこういう映画を作る監督がいるんなんて、日本アニメは国宝かも知れませんね。
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com(3.5)
Yahoo!JAPAN映画(3.68)
Filmarks(3.7)
2018年2月2日時点
海外の評価:Rotten Tomatoes
批評家67% 観客80%
おお~なかなか高評価じゃないっすか!
元ボクサーの一念発起の評価は?
この映画のオススメ度は
(3.4)です!
海外では日本アニメって凄く人気ですよね~。
【マジカル・ガール】って映画でも日本アニメが取り扱われてました。
Netflixもこないだ日本のアニメ会社と業務提携しましたしね。
これからも日本アニメの海外映画化に期待したいですね!