今の世の中は、男性が優位になっていると言われる昨今‥そんなわけないじゃん!と思う方もいるかも知れませんが、この映画を観てしまうと色々と気が付いてしまう事があるかも知れません‥。
という事で!
本日、ご紹介する映画は2018年のフランス映画
「軽い男じゃないのよ」です。
「軽い男じゃないのよ(原題:Je ne suis pas un homme facile)」は、2018年04月13日に配信開始となったNetflixオリジナル映画で、女性にセクハラをするフランス男が、頭を打った拍子に女性と男性の立場が逆転したパラレルワールドに入ってしまうという異色コメディです。
監督は、エレノア・ポートリアット。ムーン・ダイアリー、ヴァンサン・エルバズ、ブランシュ・ガールディン等が出演しています。
あらすじ
予告動画
感想とネタバレ
何と言って良いのか…異色な映画ですね。
フランスらしいと言ったらそうなのかも?
ハッキリ言っちゃうと…僕はあまりこの映画を面白いとは思えなかったです。
ネットフレックスオリジナルはやっぱB級多いわっと…
でも…女性が観たらこの映画の評価は変わるかも知れません。
パラレルワールドは女尊男卑の差別社会※ネタバレ
この映画は女性に見せてはいけないのかも知れない…
何故なら、この映画を観たら
どんだけ女性は不当な扱いを受けているのか?
それを感じてしまうからです。
この映画『軽い男じゃないのよ』は…
現代の女性差別社会を反対に描いています。
主人公は男性です。
そこそこイケメンで、仕事でも重要なポストを任されている、女性を軽視し、女性と見たらすぐ口説く…
フランス男らしい主人公が、電柱で頭を打って目を覚ますと…そこは!?
男女の立場が逆転したパラレルワールド!
その世界は全く同じ世界に見えるのですが、違うのは…
女性中心に社会がまわっていること!!
男性は家事や育児に追われ、仕事で頑張っても認められない不当な扱いを受けているのです。
胸毛は嫌われて全部脱毛、露出した服を着て女性に媚びを売らなければならない…
そして女性にセクハラされる…女性上位の社会なのです。
この映画は、現代社会の女性への不当な差別を、そのまま男性に置き換えて描いているのです。
そんな社会だからこそ、男性はあまり共感ができないかも知れません。
逆に、女性は当たり前にやっていた事が、実は当たり前じゃ無かったんだったと気が付いてしまうかも知れません。
そう…
気が付かないうちに差別されていたんだと…
そんな差別は知ってるよ~!お前何言っちゃってんの?って女性が多いと思います。
ただね、男性は気が付いて無いんですよね。
僕ももちろんその1人です。むしろ逆に男性が差別されてるとも感じてしまうくらい‥。
僕は病院で働いて女性上位環境ですし、妻は恐妻で…僕は権力が無いです💧
育児、家事も分担‥(というか僕の方が多い気が‥朝は僕が速いので嫁が、夜は嫁が遅いので僕が育児、家事)
かと言って給料が負けてるのか?と言えばそうでもない。
ちょっと‥映画に共感はできなかったですね。
この映画で描かれている様な感じまでは差別されて無いんじゃないかと‥むしろ優位に扱われて無いか?とまで思ってます。
まあ~でもこの映画を観て
ああ~世間はこんな感じなんだなあ~。確かにこれは酷い環境‥💦
とは思います。
もし描かれてることが全てリアルなら‥問題ではありますね。色々と新たな着目点を創り出してくれる映画だと思いました。しかし、日本ではここまでは無い様な気もしますが、フランスなんぞはより色濃く女性差別が多いのかも?
ラストはスッキリしない
この映画のラストは賛否両論ですが、僕はイマイチと思います。
スッキリしない終わり方…
ああなるとコメディじゃなく、社会派ドラマですよね。
いや、もともとそっち路線なんだろうなあ‥
となるとコメディっぽいところはいらない様な気がしないでもない。
まあ、僕はこの映画のラストはあまり評価しません。
みたいな感じでガッカリしました。
この映画の評価
ちょっと評価が難しいですね。
日本の富裕層の男性、セクハラ親父や、議員さんとかこういう映画観た方が良いと思います。
高慢な男性は観て反省した方が良いですね。
各映画サイトを知らべましたが、[映画.comでは5点満点中2.3点]、[Filmarksでは5点満点中3.6点]この映画の評価は賛否両論‥やはり女性目線と男性目線で大きくこの映画への評価は変わるみたいです。
この映画に5段階評価で点数を付けると
(3.2)です!
海外映画サイトIMDbも調べてみました。
男女とも、ちょっと自分を見直すいい機会をくれる映画ですね。
面白いとまでは行かないまでも、観て損はしません。
Netflixオリジナルは、ちょっと味がある作品が多いです。
加入されている方は、お暇があったら観てみては?