いや~めっちゃ良い映画でした!
こういう映画観た後は…余韻が物凄いんですよね~。
本当に、皆にオススメしたくなる良い映画でした。
という訳で!
本日は、2016年の映画「怪物はささやく」をネタバレと感想を含めて紹介していきます。
「怪物はささやく」はイギリスの作家パトリック・ネスによる世界的ベストセラーを、「永遠のこどもたち」のJ・A・バヨナ監督が実写映画化したダークファンタジー映画です。
作品情報
原題:A MONSTER CALLS
洋画:ヒューマン・ファンタジー
製作年:2016年
製作国:アメリカ/スペイン
日本公開:2017年6月9日
レンタル開始:2018年1月13日
上映時間:109分
あらすじ
母親が重病に侵されている13歳の少年コナー(ルイス・マクドゥーガル)は、毎晩悪夢にうなされていた。ある夜、彼の前に樹木の姿をした怪物が現われ「わたしが三つの真実の物語を語り終えたら、四つ目の物語はお前が話せ」と告げ、さらにコナーが隠す真実を語れと言う。コナーは断るが、それを境に夜な夜な怪物が現れるようになり……。
予告動画
感想とネタバレ
病に侵された母親と暮らす孤独な少年と、彼に「真実を語れ」と迫る怪物の奇妙な交流を描き、スペイン版アカデミー賞ともいわれるゴヤ賞で9部門を受賞し席巻した作品!
ゴヤ賞ってなんだよ?って感じなんですけど、この映画を観たら侮れない!
原作はイギリスの作家パトリック・ネスによる世界的ベストセラー
ベストセラーも納得の作品です。
怪物がささやく 3つの物語※ネタバレ
始めに観てたら、わけわかんねーってなっちゃいましたけど!
だんだんと理解してくる映画です。
主人公は13歳の少年コナー、最愛のママはガンで余命わずか、パパは外国で新しい家庭を築いている、祖母とはウマが合わず、仲は良くない。学校ではイジメられている。
そんなコナーの心に宿った闇は、12時7分になると現れる巨木の怪物を生み出しているのです。
その怪物が3つの物語を話すのですが、その話がめっちゃ深いんです!
「透明人間の男」の物語
の3つなんですけど、その全てが人生において勉強になる様な物語…
人生の哲学とも言える話です。
映画の都合で、3つ目は若干端折っているのが非常に惜しい感じがします💧
そしてその3つの物語が終わった後に‥コナーが語る4つめの物語…
物語の全容が観えてくると同時に、心にめっちゃ響いてきます!
ママの快復を願いながらも、善悪で割り切れない現実に触れ葛藤する…少年の真実…
ラストシーンは母の愛?※ラストネタバレ
ラストシーンは、原作に無いそうです。
母から息子への愛情に包まれた意外な真実がわかるシーンです。
個人的には、母と怪物が目が合い息子の腕の中で死んでいくシーンでエンドが良かったのですが、母の書いた水墨画のイラストを発見するシーンも余韻があっていいなあっと、好き嫌いは分かれそうです。
しかし、子を思う母の思いの強さは凄いですね。
母の愛が怪物を生み出したのでしょう。
色々な思いを巡らせる映画でした。
この映画の評価、おすすめ度は?
J・A・バヨナ監督とは相性が良いみたいで、彼の作品「永遠のこどもたち」も好きな映画です。
もちろんこの映画も最高でした!
そして、もうすぐ公開の「ジュラシック・ワールド/炎の王国」も楽しみです!
この監督のブームが来るかも?
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com(3.5)
Yahoo!JAPAN映画(3.61)
Filmarks(3.8)
2018年5月18日時点
海外の評価はこんな感じ
海外参考Rotten Tomatoes
批評家(3.8)
観客(3.9)
(Rotten Tomatoesでは批評家10段階評価なので5段階評価に修正しています)
海外参考IMDb
(3.75)
(IMDbでは10段階評価なので5段階評価に修正しています)
あらら、評価高い方だけどもっと高いと思っていた…
元ボクサーの一念発起の評価!
この映画のオススメ度は
(4.2)です!
この映画は、観る人によって大きく評価が変わるようですね。
切ない物語ですが、僕は凄く良い映画だったと思います。
終盤に繋がってくるところなどを考えれば、秀逸な作品だったと思います。
子を持つ母には是非観て欲しい映画ですね!