
第67回カンヌ国際映画祭・ある視点部門賞を受賞した異色のドラマです。
個人的には、そんなに面白い映画とは思わなかったんですけど、犬好きは好きな映画ですね~。
というわけで!
本日は、2014年の映画「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」をネタバレと感想を含めて紹介していきます。
「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」は、雑種犬に重税が課せられる法律の影響で飼い主の少女と離ればなれになった犬が、保護施設に入れられた犬たちを従えて反乱を起こすさまを映し出すサスペンスドラマです。
作品情報
原題:FEHÉR ISTEN
洋画:サスペンス・ドラマ
製作年:2014年
製作国:ハンガリー・ドイツ・スウェーデン
日本公開:2015年11月21日
レンタル開始:2016年7月2日
上映時間:119分
あらすじ
とある町で、雑種犬に対して重税をかける法律が制定される。ハーゲンという犬をかわいがっていた13歳の少女リリ(ジョーフィア・プソッタ)だが、父親にハーゲンを捨てられてしまう。突如として飼い主と引き離された悲しみを抱えたままさまようハーゲンと、その行方を必死になって追い掛けるリリ。やがてハーゲンは、人間に裏切られ、虐げられた果てに、保護施設に放り込まれた犬たちと出会う。その姿を目にして憤怒に駆られ、施設から犬を引き連れて人間への反乱を起こすハーゲンだが……。
予告動画
感想とネタバレ
北欧系のドラマです。
だいぶ前にGoogle+でお世話になっているKazshi Yamaさんに、ご紹介頂いた映画です。
犬好きのKazshi Yamaさんらしい映画でしたね。
Netflixで配信されたので観てみました。
250匹の犬たちの大反乱※ネタバレ
この映画を観ると、ヒッチコックの「鳥」を思い出してしまいます。
この映画では、ヒッチコックの「鳥」の様に犬が人間に襲い掛かってくるのです。
ストーリーはありがちと言ったらありがち…
主人公から引き離された犬が、人間の手によって虐げられ‥人間不信になり、仲間と共に人間に復讐をする‥
犬という弱者の反乱のドラマなのです。
観ていて、誰もが想像できるようなストーリー展開ではあります。
ただ、この犬たちの動きは想像できない!
250匹の犬たちの大反乱!
「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」での猿たちの反乱の様に、犬たちが反乱を起こすのです。
街は騒然となり、人間は襲われ、凶暴化する犬たち
もちろん警官たちとも戦います。
犬の主人公的なキャラである、ハーゲンという犬がいるのですが…
このワンちゃん‥まるで演技してる様に観えます。
この犬の演技は、映画の見どころの一つであります。
犬と子供は、映画で出すのは難しいと聞きますが…
この映画ではかなり、ワンちゃんが頑張っています!
映画を作った人たちは大変だったでしょうね~。
字幕がイマイチ
同じくNetflixで配信されている、北欧ドラマ「ザ・レイン」でも思ったんですが
参考世紀末ドラマ【ザ・レイン】Netflixオリジナル注目作!
そうなんです!
字幕がイマイチなんです。
だいたい喋っている事の、50%ほどしか字幕が出ません…💧
観てるこっちは、字幕が無いので‥
どういう会話をしてるのか、想像するしか無いです。
肝心な部分は字幕が付いているので、何となくは理解できますが、ちょっと不満足でしたね。
北欧系はそういう感じが多いんでしょうかね?
この映画の評価、おすすめ度は?
犬好きは、けっこう評価高めになりそうな気がします。
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com(3.3)
Yahoo!JAPAN映画(3.28)
Filmarks(3.3)
2018年6月03日時点
海外の評価はこんな感じ
海外参考Rotten Tomatoes
批評家(3.8)
観客(3.6)
(Rotten Tomatoesでは批評家10段階評価なので5段階評価に修正しています)
海外参考IMDb
(3.45)
(IMDbでは10段階評価なので5段階評価に修正しています)
国内では普通、海外ではまあまあという感じですね。
元ボクサーの一念発起の評価!
(3.3)です!
犬は好きなので、それなりに楽しめましたが‥ちと長いかなあ‥
評価は分かれそうですね。
犬の演技はマジで必見です!
犬好きは観て欲しい映画ですね。