
ネタバレ禁には、目次をお使いください('ω')
本日ご紹介する映画は、実話を描いた
「12年の長い夜」です。
「12年の長い夜」は、2018年12月28日にNetflixで配信となったスペイン映画です。
スペイン映画って…微妙と思われるでしょうが、同日に配信となったスペイン映画『天使が眠りにつくとき』がけっこう良い作品だったんですよ!
という訳で観賞して観たんですが、やっぱ良い映画でした。
ただ!批評家が好きそうな作品で、僕みたいな一般ピープル映画ブロガーにはちょっと‥面白みは無い作品でしたね。
「12年の長い夜」の題名の通り、12年の長い歳月、捕まって監禁されていた3人の姿を、捕まった時から解放されるまで描いているのですが…
とにかく長い!
観てて辛い監禁生活を、特に盛り上がる山場も無く‥延々観続けねばならないのです💧
序盤は、その悲惨な監禁生活を興味深く観てましたが、同じ様な展開の為、後半はちょっと飽きてきてしまいました。
良い映画とは思うのですが、ちょっと退屈な映画ですね。
Netflixでは、吹き替えは無く、字幕のみで配信となっています。
この映画に5段階で点数を付けると
(3.3)です。
12年の長い夜は実話映画
何だこの映画…と思って観ていたんですけど、調べたら『12年の長い夜』は実話を描いた映画でした。
12年もの長い歳月監禁された物語が実話なのです。
軍事政権下にあったウルグアイで、極左都市ゲリラ組織ツパマロスに所属していた、のちのウルグアイ大統領ホセ・ムヒカと2名の政治犯が、軍事政権側の人質として、1973年から1985年までの12年間地獄の監禁生活を過ごした事実を描いています。
トイレも行けず、食事も水も僅か‥
普通の監禁生活じゃ無いんですよ…まさに地獄…
良く生きていたなあ‥と思ってしまいます。
長い監禁生活の間に外で、どうしても目隠しを取って景色を見せてくれと懇願するシーンがあります。
そのシーンが上部の画像なのですが、外の景色を見るだけで‥3人はめっちゃ感動なんですよ。
そんな事で喜べるほど、地獄の監禁生活なんです。
こんな監禁生活を過ごしたホセ・ムヒカは、後にウルグアイの大統領となります。
そして、大統領としての報酬の大部分を財団に寄付し、月1000ドル強で生活しているそうです。その質素な暮らしから「世界で最も貧しい大統領」と呼ばれていました。
日本では馴染みのない実話ではあるのですが、勉強の意味で観ても良いかもですね。
この映画を観て、色々調べて‥
と勉強になりましたね。
12年の長い夜:作品情報
原題 | La noche de 12 años |
洋画 | 実話ドラマ |
製作年 | 2018年 |
製作国 | スペイン ウルグアイ |
Netflix配信日 | 2018年12月28日 |
上映時間 | 122分 |
監督 | アルヴァロブレヒナー |
脚本 | アルヴァロブレヒナー |
キャスト | アントニオ・デ・ラ・トレ チノ・ダリン アルフォンソ・トール |
おすすめ度 | (3.3) |
あらすじ
軍事政権の人質として収監された3人の政治囚。その中には、のちにウルグアイ大統領となるホセ・ムヒカの姿もあった。彼らが生き抜いた壮絶な12年を描き出す。