
全世界のチャラ男のみなさ~ん!女性を甘く見ると‥とんでもない復讐をされますよ…
という訳で、本日ご紹介する映画は
「令嬢ジョンキエール -愛と復讐の果てに-」です。

この作品はフランス映画で、 2018年9月12日にフランスで公開となり、セザール賞2019では主演男優賞、主演女優賞など6部門ノミネートされた話題作、Netflixオリジナル作品として2019年3月8日に配信となったフランスの恋愛映画です。
原題は「Mademoiselle de Joncquières」、英題は「Lady J」。
監督は、フランス人監督エマニュエル・ムレです。
あらすじ

チャラ男のイケメン侯爵に、執ように迫られた侯爵未亡人‥、ついには心と身体を許してしまう。
二人が上手く行ったのもつかの間‥侯爵は侯爵未亡人に飽きてしまうのです。
侯爵は拒否られたら盛り上がるタイプ!侯爵未亡人は別れを切り出し、侯爵の心を繋ぎ止めようとするのですが…
未亡人が超ガッカリ‥

めっちゃ落ち込むのですが…彼女は立ち直ります。その原動力は…
という気持ち!
そして‥侯爵未亡人は、遊女に身を落とした没落貴族‥令嬢ジョンキエールの力を借り復讐を企てます。

侯爵は一目見て、若く美しい令嬢ジョンキエールに恋焦がれます。
それは、侯爵未亡人の罠だということは知らずに…
キャスト
セシル・ドゥ・フランス

弄ばれた裕福な侯爵未亡人
エドゥアール・ベール

チャラ男の侯爵
アリス・イザーズ

令嬢ジョンキエール、没落貴族で現在遊女、未亡人の復讐の為に利用され侯爵に罠を仕掛ける。
他
ナタリア・ドンシェーヴァ
ロール・カラミー
そして、アリス・イザーズの美しさも!
感想とネタバレ
早速観てみたのですが、これがまたけっこう面白いんです。
男性も女性も楽しめる映画です。我が家では、初め僕だけが観てたのですが、いつの間にか家族全員ハマって観ていました(笑)オススメの映画です。
映画冒頭で“この映画はドゥニ・ディドロの作品を基に生まれた”と出てきます。ドゥニ・ディドロと言えば、フランスの哲学者で作家‥あんまり期待できない恋愛映画だと思って観ていたんですが…
序盤はダラダラとした恋愛物‥美人の侯爵未亡人がチャラ男の侯爵に恋の罠に落とされて行くという感じ。

面白いのは、その恋愛が終わってから
捨てられた未亡人の復讐劇!
遊女を侯爵の妻にしてあざ笑ってやろう‥という作戦なんですが、見事にそれにハマる侯爵の可哀想な事‥愛は盲目というのか?令嬢ジョンキエール の肖像画が欲しいと言い出したり、ストーカーの様に付きまとったりと、イケメンだった侯爵がガンガンみすぼらしく落ちて行きます💧
そして、そんな物語と共に流れる音楽も素晴らしい!なんでしょうね~筆舌しがたいけど、僕はこの映画を観て、音楽がめっちゃ印象に残りました。注目ポイントです!
そして、この映画はラストがとっても良いんです。
令嬢ジョンキエールを妻にして、世間からあざ笑われる侯爵と、わなを仕掛けて満足いくはずの未亡人…
その二人の対比‥そして、未亡人の友達が言い放つ嘘!
復讐してもただ‥むなしいだけ
一番可哀想だったのは、未亡人だった‥。
ちょっと物悲しさが残るラストシーンで心に残りました。
予告編
「令嬢ジョンキエール -愛と復讐の果てに-」はNetflixでのみ観ることができます。