
最近恐ろしいテロ事件がありましたね、ニュージーランド・モスクで起こった襲撃事件…犯人はFacebookで生中継をしながら殺戮を行い死者50人以上を出したという歴史に残る事件…
しかし、その事件に勝るとも劣らない凶悪なテロ事件があった事をご存知でしょうか?
という訳で、本日ご紹介する映画は
「7月22日」です。
「7月22日」は、77人の死者を出したノルウェー連続テロ事件を映画化した作品で、Netflixオリジナル作品として、2018年10月10日に配信となりました。
ポール・グリーングラス監督・脚本・製作で、2011年7月22日に起こったノルウェー連続テロ事件と、捕まった犯人が裁判で裁かれるまでが描かれた実話映画です。
ノルウェー連続テロ事件
何度も言いますが、「7月22日」は、ノルウェー連続テロ事件を映画化した作品です。
どういった事件なのかといいますと
政府庁舎爆破事件も恐ろしいのですが、その後のウトヤ島銃乱射事件が本当に恐ろしい…
サマーキャンプを楽しんでいた子供たちを、いきなり銃で撃ちまくるんですからね…
しかも、陸の孤島なんですよ!船でしか行き来ができない‥要する逃げ場なしなんです。
そんな中、銃を持った大人が追いかけて来て、次々友達が撃たれて死んでいくのです。死者69人‥
映画ではそのシーンが本当にリアルで怖かったです。子供たちの恐怖が画面からこちらに伝わって来るかのようでした。
ノルウェー連続テロ事件‥こんな恐ろしい事件があったとは…
映画で描かれること
映画で描かれることは、ノルウェー連続テロ事件だけではありません。
その事件のあと、生きのこった子供たちやその家族苦悩、そして犯人が法で裁かれるまでが描かれています。
事件を描いたシーンは、本当に凄くて見ごたえ抜群でした。しかし、その後の法廷や病院での話も、静かなストーリーながら飽きさせません。命を取り留めた少年が、犯人に向かって言うセリフは心に響くものがありました。
事件の後の裁判で、アンネシュ・ベーリング・ブレイビクは死刑になると思っていましたが、ノルウェーには死刑はない様で‥独房での拘留、禁錮最低10年、最高21年の判決となった様です。
アンネシュ・ベーリング・ブレイビクは狂っていたのでしょうか?
映画で描かれていますが、テンプル騎士団の一員だと言ったり、『テンプル騎士団 2083年』という動画を投稿したり、ちょっと普通では無い姿が描かれていました。
しかし、生い立ちは可哀想な物があり、最終的には孤独な人なんだな‥と思いました。
参考アンネシュ・ベーリング・ブレイビク - Wikipedia
予告編
衝撃的な事件‥そしてその後‥、なかなかの良作だと思います。
Netflixオリジナル作品として配信されていますので、加入されている方は、ぜひ観て欲しい映画ですね。