
ネタバレ禁には、目次をお使いください('ω')
フィリピンで海難事故がありオーロラ号が難破してしまう‥困難を極める遺体回収作業‥当局は遺体回収作業を早期に終了してしまう。途方に暮れる家族‥近くで宿を営む女性は一体50,000ペソ(日本円で約10万)で遺体回収に協力するのだが…。
本日ご紹介する映画は
「オーロラ 消えた難破船」
「オーロラ 消えた難破船」は、Netflixオリジナル映画として2019年4月25日配信となったホラー映画で、フィリピンで作られた映画です。
監督はヤム・ララナス。出演にアン・カーティス、アラン・パウル、メルセデス・カブラル。
フィリピンで行われる映画祭、2018年メトロマニラ映画祭で複数の賞を受賞。
海辺の宿に住む経営者の女性と、難破した大型客船オーロラ号の犠牲者の末路を描いたホラー映画です。
個人的には‥そんなに怖くも無く面白みの無い作品でした💦ホラー映画ではありますが、そんなに怖くは無いです。フィリピン映画という事でちょっと描き方が古臭いですし、恐怖を呼ぶようなストーリーではありません。物語の裏にある社会問題にも重点が置かれていて、どっちつかずの中途半端さも感じられダラダラと長く、決して楽しめる映画とは思えませんでした。
この映画に5段階評価で点数を付けると
(2.5)です。
オススメはしませんが、ラストはそれなりに良かったです。
その他にも、興味深い要素がこの映画にはあります。
その興味深い要素は実話がモチーフになっているであろうという所です。
フィリピンの海難事故がモチーフ
「オーロラ 消えた難破船」は、その内容からして実話ベースの映画という匂いがします。
モチーフになったのは、ドニャ・パス号やプリンセス・オブ・ザ・スターズ号のフィリピンで起こった海難事故。
「オーロラ 消えた難破船」で描かれる海難事故、定員を遙かに上回る乗客を乗せて重量オーバーしていたというところと、海に飛び込んだ人々を炎が呑み込んでいく部分はドニャ・パス号の事故をモチーフに
船内に取り残された遺体という部分では、プリンセス・オブ・ザ・スターズ号がモチーフになっていると思われます。
「オーロラ 消えた難破船」は、この様なフィリピンの海難事故がモチーフになっていると思われます。
事故の真相:ネタバレ
「オーロラ 消えた難破船」で描かれるオーロラ号の事故の真相です。
映画の本質のネタバレになりますので、観賞予定の方は注意して下さい。
事故の原因は、巨人の死体にあったのです。
巨人の死体って‥何?ってなっちゃうかもしれませんが、めっちゃデカイ大男って事っすね。
見世物になっていたその巨人は死んでしまい、今桶に入れられオーロラ号で故郷へ運ばれているのです。
巨人は故郷へ帰りたくない…父親もその死体を見世物にしたりしてますしね。色々な思いがあるのでしょう。
そして、巨人の霊は船長を操ります。まるでタイタニック号の様に岩にぶち当たり船は難破…
定員を遙かに上回る乗客を乗せていた事もあり大惨事に…。
船の中にいた乗客は一つの明かりを目にします。
それは‥リアナの経営する宿の明かり…霊たちは沈んでいく船でその明かりの元へ逃げたい、助かりたいと思ってしんでいったのでしょう。
これがオーロラ号難破事件の真相です。
予告編