
ネタバレ禁には、目次をお使いください('ω')
こんなにラストが気になる映画があっただろうか…?
はい、ということで本日ご紹介するのは
「新聞記者」
「新聞記者」は
東京新聞記者・望月衣塑子の同名ベストセラーを原案に、若き新聞記者とエリート官僚の対峙と葛藤を描き出した社会派サスペンスフィクション。
現政権に不都合なニュースをコントロールする任務に葛藤していた官僚が、元上司の自殺により政権の暗部に気がついてしまい、選択を迫られる姿が描かれています。
第43回日本アカデミー賞では最優秀作品賞、最優秀主演男優賞(松坂桃李)、最優秀主演女優賞(シム・ウンギョン)の3冠に輝いた作品です。
監督は
藤井道人
この監督の作品に
「デイアンドナイト」
という映画があるのですが
そちらもなかなか見ごたえがある作品でした。
主演である官僚・杉原拓海・を演じるのは
松坂桃李
政府の闇を探る新聞記者・吉岡エリカを演じるのは
「怪しい彼女」などで知られる韓国の演技派女優
シム・ウンギョン
他
本田翼
田中哲司
高橋 和也
西田 尚美
岡山天音
北村 有起哉
等が出演。
らラストのあの口パク…気になる要素満載の映画でしたよ。
新聞記者の実話
この映画にはある実話も組み込まれています。
それは…
「森友・加計問題」です。
忘れた方も多いと思います。下記からチェックして調べてみてください。
安倍さんに関わった人々はとんでもない事になっている・・
そして、東都新聞記者・吉岡(シム・ウンギョン)は、望月衣塑子をモチーフに描かれていると思われます。
参考fa-arrow-circle-right望月衣塑子 – Wikipedia
「新聞記者」のネタバレも含んだ話になりますが
映画で描かれる政府の秘密は、政府が作ろうとしている大学は
「生物兵器の開発」ができる大学だったという事なのです。
神崎の机の中には送られてきた資料と同じものと、「DUGWAY SHEEP INCIDENTS」という洋書が入っていた。
DUGWAYとは1968年にアメリカで行われた化学兵器・生物兵器に関する実験施設で起きた羊の大量死事件。
流石にそこまでは無いですが「森友・加計問題」を思い出す展開であり、「森友・加計問題」の実話の方もチェックしてから観てみると、一層楽しめると思います。
そうそう、最後に「ダグウェイ羊事件」を調べていたほうがいいです。
これも映画のキーポイントとなる実話事件です。
参考fa-arrow-circle-rightダグウェイ羊事件 – Wikipedia
ラストに言った言葉とは?
もう一つ、この映画で外せないことがあります。
それは…
ラストの口パク
ラストに杉原拓海を演じる松坂桃李が、信号越しに東都新聞記者・吉岡(シム・ウンギョン)に対して言葉を発します。
それは音声では聞こえないので、口パクで理解するしかないのですが
ラストの口パクは
ごめん
って言っていました。
そのごめんの意味がめっちゃ気になりますよね~。
もしかして…自殺?
それとも、「この国の民主主義は形だけでいいんだ」という言葉に押され
て外務省に戻る道を選んだのか?

良いラストシーなんですけど
もうちょっと、ガンガン多田に追い込まれて精神的にやられてしまう様な演出が欲しかった気がします。
予告編
この映画が気になる方は予告編をどうぞ!
この映画の主演・松坂桃李の怪演作
『娼年』
もオススメですよ~。