
実話事件を基にした映画はたくさんあります。
その映画を観ることにより
こんな恐ろしい事件があったのか…
と過去の事件を振り返ることができます。
今回ご紹介する映画も、そういう映画です。
映画自体はクソみたいな出来栄えなんですが(笑)
その映画に関連する事件を調べたら、ゾッと怖くなりました。
その映画は
「犬鳴村」

「犬鳴村」は、映画『呪怨』シリーズなどで有名な清水崇監督が、福岡県の有名な心霊スポット旧犬鳴トンネルを舞台に描くホラー映画です。

この映画、序盤はなかなか良かったんですが、最後は完全にわけわかんないB級ホラーと化すという残念な映画です。
ただ…
この旧犬鳴トンネルは恐ろしい事件が過去にあったのです。
魔の1988年に本当にあった旧犬鳴トンネル事件
1988年には恐ろしい事件が多発しました。
1988年は本当に…
歴史に残るような、恐ろしい事件ばかりが起こっているのです。
そして旧犬鳴トンネル事件も1988年に起こった凶悪な事件なのです。
1988年、車を窃盗しようとしていた少年ら5人が偶然目を付けた男性工員に逃げられたことで怒りを表し、男性工員を拉致し、残虐なリンチの末に旧犬鳴トンネルで全身にガソリンを浴びせ焼殺するという事件がありました。
いごっそう612
その事件とはこんな感じです。
fa-vcard-o事件概要
1988年12月9日に福岡県警は、田川郡方城町(現福智町)の犯行グループリーダーの少年(19歳、行商手伝い)を含めたグループ5人(16-19歳)を、殺人と逮捕監禁容疑で逮捕した。調べでは、2人の少年が同年12月6日夕方に、田川市内で帰宅途中の工員(20歳、方城町)の軽乗用車を見つけて、「車を貸してくれ」と頼んだ。しかし断られたため、それに腹を立てた犯人グループは工員の車を奪い、また工員も一緒に連れ去って仲間の家に監禁した。その後、少年グループら全員で、久山町の犬鳴隧道(旧犬鳴トンネル)へ連れ去って工員の手足を縛り、ガソリンをかけて焼殺した。その後、主犯は無期懲役判決を受けている。
1988年12月9日に福岡県警は、田川郡方城町(現福智町)の犯行グループリーダーの少年(19歳、行商手伝い)を含めたグループ5人(16-19歳)を、殺人と逮捕監禁容疑で逮捕した。調べでは、2人の少年が同年12月6日夕方に、田川市内で帰宅途中の工員(20歳、方城町)の軽乗用車を見つけて、「車を貸してくれ」と頼んだ。しかし断られたため、それに腹を立てた犯人グループは工員の車を奪い、また工員も一緒に連れ去って仲間の家に監禁した。その後、少年グループら全員で、久山町の犬鳴隧道(旧犬鳴トンネル)へ連れ去って工員の手足を縛り、ガソリンをかけて焼殺した。その後、主犯は無期懲役判決を受けている。
何という恐ろしい事件でしょう。
映画の内容と実際にあった事件はだいぶ違いますが、問題は実際に恐ろしい事件があった心霊スポットで撮影をしているという事です。

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恐ろしい…
映画は犬鳴村にまつわる、噂や都市伝説が基になっているようです。
- 地図に存在しない
- 村の入り口に「この先日本国憲法は通用しない」の看板
- 村の住人は差別を受けてきたため、外部との接触を拒み、自給自足の生活をしている ・村では近親交配が続いていた ・村にはボロボロのセダンが置かれていたり、骸が山積みにされている
- 旧犬鳴トンネルの柵を越えたところに罠があり、それにかかると斧を持った村人が襲ってくる
- 電子機器は圏外 ・公衆電話が警察に通報できない
- 若いカップルが肝試しで村に入って惨殺された
などがあります。
映画は、この都市伝説を基に作られていると言えます。

いごっそう612
実際にあった事件現場で作られた都市伝説映画…ネタとして観てもいいかもしれません
予告編
気になる方は予告編をどうぞ!

いごっそう612
「犬鳴村」はクソみたいな内容ですけど、実話事件が関係しているので観てもいいかも?って映画です。
恐ろしい実話事件を基にした
日本映画をまとめた記事をどうぞ