実在するシリアルキラーを基に作られた
映画という事で…
物凄く期待していたんですけど、何か…
ゲイの映画だったなあ~…。
という感じの映画でした。
「永遠に僕のもの」
「永遠に僕のもの」は、1971年のアルゼンチンで12人以上を殺害した連続殺人事件の犯人である少年‥カルロス・エドゥアルド・ロブレド・プッチをモデルに、スペインの名匠ペドロ・アルモドバルが製作を務めて描いたクライムドラマ。
12人以上を殺害した連続殺人事件の犯人をモチーフという事で、物凄く期待したんですが‥
殺人のシーンは淡々としていて、あまり恐怖を感じることはありませんでした。
逆に、主人公の相棒ラモンへの愛憎がリアルに描かれていて、自分のものだけにするために、横に乗せたまま事故を起こしラモンを殺害したシーンを観て、なるほど、だから“永遠に僕のもの”なのね。と理解しました。
しかし、そのあともダラダラ続くのはアレ?って感じでしたけど、原題はEl Angel(天使)ですからね、ちょっと邦題がミスリードでしたね。
もう、BLネタでガンガン行った方が良かった気がします。
この映画を観て
つまらない‥
という人が多い理由がなんとなく分かりました。
この映画のオススメ度
(3.0)
元ネタ実話
映画では、綺麗に描かれていますが…
元ネタとなった実話は物凄く怖い話です。
カルロス・エドゥアルド・ロブレド・プッチ(1952年1月22日生まれ)は、その容姿から「死の天使」や「黒い天使」と呼ばれた、アルゼンチンの連続殺人犯です。わずか19歳にして殺人を犯したカルロスである、20歳で逮捕されるまでに犯した犯罪で、11件の殺人、1件の殺人未遂、17件の強盗、1件のレイプと1件のレイプ未遂の共犯、1件の性的虐待、2件の誘拐、2件の窃盗で有罪判決を受けた凶悪犯罪者です。
fa-arrow-circle-rightロブレドプッチ - Robledo Puch - Wikipedia
レイプや赤ちゃんのいる家族を惨殺したり、相棒を殺して顔を燃やしたりしています。
「死の天使」や「黒い天使」
と呼ばれただけあって
確かに美しい容姿をしています。
そのカルロス・エドゥアルド・ロブレド・プッチをベースにした
主人公カルリートスを演じるのは
“南米のディカプリオ”と呼ばれる
ロレンソ・フェロ
ロレンソ・フェロは、なかなか雰囲気があっていい役者さんでした。
今後、チェックしていきたいと思います。
上手い事演じていますね。
ちなみに
現在のカルロス・エドゥアルド・ロブレド・プッチ
映画では、綺麗に描いていましたが、元ネタとなった実話は怖い話です。
カルロス・エドゥアルド・ロブレド・プッチは、サイコパスではなかろうかと思われます。
ロレンソ・フェロは上手く演じていました。
もうちょっと、実話に近づけた方が映画は面白くなった思います。
fa-chevron-circle-down次は海外の評価