
この映画に凄く注目しています!
「空白」

これがまた非常に興味深い作品なのです。
万引きをスーパーの店長(松坂)にとがめられた女子中学生(伊東蒼)が、逃走中に車にひかれて死んでしまう‥娘を失った父親(古田)は、娘の潔白を晴らそうと暴走を始めていくというヒューマン・サスペンスです。

メガホンをとるのは『ヒメアノ〜ル』『犬猿』など日本の名作を作り出してきた吉田恵輔監督!
キャストは

暴走する父親添田充役に
古田新太
「スーパーアオヤギ」の店長青柳直人役に
松坂桃李
車にはねられる充の娘添田花音役に
伊東蒼
松本翔子役に
田畑智子
野木龍馬役に
藤原季節
今井若菜役に
趣里
中山緑役に
片岡礼子
草加部麻子役に
寺島しのぶ
これはマジで面白そう~!
古田新太の暴走する父親の怪演も話題となっています。
日本の映画サイトの評価を見てもかなりの高評価!
この映画は観るしかないっスよ!
実話?映画の元ネタとなった事件とは‥?
「空白」は…もしかして実話?
と思われる方も多いようですが、厳密には実話ではありません。
しかし、吉田恵輔監督が実際に目の当たりにした現実をモチーフに作られている様です。
モチーフとなったのは、20年くらい前の事件だそうです。
川崎市川崎区の古書店で、万引きをして逃げた中学3年の男子生徒(15)が、逃亡中に踏切で電車にはねられ死亡してしまい。
それを受けて万引きをされた側の古書店が
「人殺し」などと非難を受け、閉店する事件があったのです。
fa-arrow-down
親という人でなし~川崎少年万引き事件~
ちなみに
書店側が出した、誹謗中傷への実際の回答

本当に難しい問題ですよね、しかし…店長は悪くない気がします。
ただ、万引き犯も死ぬほどの罪ではない‥。
親の気持ちになって考えれば‥。
非常に難しい問題です。
ただ、事件に関係ない人々が面白半分で人を吊し上げるのはどうかと思います。
もう一つ実際にあった事を題材に作られたシーンがあります。
スーパーの店長(松坂)が事件の事をマスコミに取材されるシーンです。
視聴率の為に、話をカットし、悪意ある編集をされるシーン。
これもまた、リアルな現実からインスパイアされてるようです。
視聴率狙いのマスコミ…。
この映画は実話をモチーフに作られた映画
だからこそ、一見の価値ありです。
予告編
この映画は絶対に観るべき作品
現代の「罪」と「偽り」そして「赦し」を映し出す
田恵輔監督オリジナル脚本で挑む
ヒューマンサスペンス
日本の恐ろしい実話事件を映画化した作品は
他にもたくさんあります。