2019年末、東アジアで突如として発生し、瞬く間に世界へ拡大した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、世界を一変させた。
この新たな感染症は、全世界で累計感染者が約2.19億人、累計死亡者が約455万人(※2021年10月現在)を超え、戦争時にも匹敵する犠牲者を生むなど、戦後最悪の感染症となっている…。
その新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に侵された
今の世界を予言したと言われるドラマがあるのです。
「アウトブレイク 感染拡大」
アウトブレイク 感染拡大
原題:Épidémie は
2020年のカナダドラマ
2020年1月7日(火)21時より、カナダで初放映されるやいなや、同時間帯のチャンネル占有率、驚異の35.5%を記録するなど、社会現象となったTVドラマです。
このドラマで描かれたのは、カナダ・ケベック州モントリオールの街中に、突如として流行し始めた未知の新型コロナウイルス。
劇中で【CoVA】(読み:コヴァ)と名付けられたウイルスはすぐに街中に蔓延、モントリオールの人々は治療薬もワクチンもない中、感染力が強く、致死率が高いこの未知のウイルスとの戦いに巻き込まれていくというストーリー。
ドラマには、現在のコロナウイルスの状況に酷似している点が多々あります。
手洗いやマスク着用といったウイルス対策、ソーシャルディスタンス、感染拡大に伴うマスク不足による転売問題、集団感染(クラスター)や院内感染の恐怖、誤情報に伴う人種差別など、マスクをしないでウイルスをまき散らす感染者、などなど、さまざまな点で現実とリンクする描写が目に飛び込んでくるのです。
コロナウイルス感染が出てからのドラマなら普通の事かもしれません。
しかしこのドラマ驚くべきことに。2019年末には、ほぼ全ての撮影を終えていたらしい。
要するに、コロナウイルスが流行る前に作られているという事なのです。
いやいや、マジで予言です。
しかも、このドラマけっこう面白いんです。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を予言したドラマ
「アウトブレイク 感染拡大」お暇があればぜひ観てください。
コロナ感染より気になるのは…
「アウトブレイク 感染拡大」は、カナダ・モントリオールで広がるコロナウイルスを、感染症のスペシャリストであるアンヌ=マリー博士が、パンデミックを防ごうと奔走するという物語なのですが…。
コロナ感染より気になる事がドラマ内であるのです。
それは‥
アンヌ=マリー博士と旦那のマルク・ゴーティエ、そしてクロエ・ロワ=ベランジェール救急医の3人のドロドロした関係性
マルクとクロエは不倫関係にあるんです。
マルクがまた最低男で、不倫がアンヌ=マリー博士にバレたときは言い訳しまくり、彼女とは別れるとか言ったくせに‥。
その足でクロエのところへ向かう!
そして、アンヌ=マリー博士とクロエのドロドロとした関係性…。
2人でコロナに立ち向かうんですが、仲が良いわけがないですよね。
嫌悪感丸出しのアンヌ=マリー博士に対し、クロエは逆に仲良くなりたそうに接近します。
コロナウイルス以外にも不倫ドラマとしても楽しめる作品となっています。
むしろそっちの方が気になるかも?
ちなみに、アンヌ=マリー博士と旦那のマルク・ゴーティエですが、アンヌ=マリーも略奪愛で結婚したのです。
マルクって本当に見境が無いチャラ男ですよね。