
14世紀フランスで本当にあった実話
法で公認された
史上最後の
決闘裁判
そんな史実を巨匠リドリー・スコット監督が
映画化した作品が
めっちゃ面白い!
「最後の決闘裁判」

あらすじ
舞台は14世紀フランス。権力と地位を求めて苦闘する騎士ジャン・ド・カルージュ(マット・デイモン)の美しき妻マルグリット(ジョディ・カマー)が、夫の友人であり、宮廷から寵愛を受ける家臣ジャック・ル・グリ(アダム・ドライバー)に乱暴されたと訴えた。だがル・グリは無実を主張し、目撃者もいない。真実が藪の中へと消えかけた時、マルグリットの生命を賭けた闘いは“決闘裁判”に委ねられる事になる。勝者は正義と栄光を手に入れ、敗者は罪人として死罪になる。そして、もし夫が負ければ、マルグリットも偽証の罪で火あぶりの刑を受けることになる。人々はカルージュとル・グリ、どちらが裁かれるべきかをめぐり真っ二つに分かれる。
原作は
2004年に出版された
エリック・ジェイガーの同名小説
fa-arrow-circle-right最後の決闘裁判 (ハヤカワ文庫NF)
監督&製作は
リドリー・スコット
脚本は
ニコール・ホロフセナー
ベン・アフレック
マット・デイモン
キャストは
裁判で闘うことを決意する女性マルグリット役に
「キリング・イヴ/Killing Eve」」の
ジョディ・カマー

マルグリットの夫カルージュを
マット・デイモン

仇となるル・グリを
アダム・ドライバー

カルージュとル・グリの運命を揺さぶる主君ピエール伯を
ベン・アフレック

シャルル6世役に
アレックス・ロウザー
王妃イザボー役に
セレーナ・ケネディ

等が出演しています。
久々に満足のいく映画を観たなあ~という感じです。
リドリー・スコットの歴史映画はやっぱ良いですね~。
キャストもめっちゃ豪華で最高でした。
しかもこれ実際に合った史実を描いた実話映画だというじゃありませんか!
実話
「最後の決闘裁判」は実際にあった史実を映画化したものです。
原作を描いたエリック・ジェイガーは、およそ600年前に実際に行われた史上最後の決闘裁判について、年代記や法律文書だけではなく、財産証明書や軍事関連の帳簿、建築設計図、古地図、更には歴史研究家が残した回顧録や歴史小説に至るまで、ありとあらゆる歴史的記録を、あらゆる国から探し出し、判読できないほど劣化した資料を翻訳もしながら、10年にもわたって詳細に調査したそうです。
その原作を映画化したリドリー・スコット監督は
映画の内容は史実を忠実に再現しており、結末も含め、75%以上、実話に沿ったストーリーにした。
と発言しています。
カルージュの妻マルグリットを、ル・グリがレイプし、それを訴えたことによって、史上最後の決闘裁判が起こったことは間違いなく事実です。
そして、男尊女卑の時代に、権力や家族の立場を危惧してレイプされても沈黙する女性が多くいたなか、マルグリットは非難されるリスクをおってでも権力者に立ち向かい声をあげたことも事実。
映画の核となる、その二つの物語は実話です。その実話を盛り上げる為に、脚色した部分が25%なのでしょう。
マルグリットをル・グリがレイプしたシーンも実話では、ル・グリの従者であるアダム・ルヴェルがマルグリットを抑えたりしていたそうです。
マルグリットの口に彼の帽子を押し当て、声が挙げられないようにもしたようです。
しかし、映画では本当は喜びを感じていたのか?本当にレイプだったのか?を分かりづらく演出するために、マルグリットとル・グリの二人のシーンになっています。
映画を盛り上げるための、そういう部分がフィックションですが、この映画であったメインストーリーは実話です。
海外の評価
「最後の決闘裁判」の
海外の評価を
調べてみました。

海外映画サイトIMDbでは
37931人の投票があり
平均点が
7.6点という
まずまずな評価に
なっています。
ユーザーの投票で
一番多いのは
8点です。
投票数13303人で
全体の35.1%を
占めています。
次に多いのは
7点で
9309人の
24.5%
3番目は
9点
5370人の
14.2%
7点~9点を付けた人が
73.8%と
全体の7割以上を占め
海外では
この映画に対して
まずまず~面白い
と評価している
ユーザーが多い様です。
この映画は批評家からも良い評価をもらっています。
Rotten Tomatoesでは
255個の批評家レビューのうち85%
がこの映画を好意的にとらえています。

僕が観て点数を付けるとすると、8.5点くらいです。
かなり良い映画なんですけど
実はこの映画…
大赤字を出してるんです(笑)
製作費1億ドルに対して2888万ドルほどしか稼げてません💧
大赤字を出した映画ですが、本当にこの映画は素晴らしい出来栄えでした。
お暇があればぜひ、観てもらいたい作品ですね!
Disney+(ディズニープラス)なら、定額で観ることができますよー。
実話を基にした海外映画は
興味深い作品が他にもありますよ~。