「新聞記者」Netflixが実話・森友学園問題をドラマ化!あらすじ&ネタバレ
新聞記者 Netflix

実際に合った実話
森友学園問題を題材に
Netflixが作り上げたドラマが
キャストが豪華でリアルすぎて面白い!

新聞記者

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ついに待望のNetflixドラマ「新聞記者」が2022年1月13日より配信開始になりました。

さっそく観てみたのですが、最高に面白いですね。

ちなみに英題はThe Journalistです。

 

 

このドラマは映画「新聞記者」を基にドラマ化した作品なのですが、映画版より分りやすかったです。

実際に起こった実話「森友学園問題」を題材にしており、その実情を理解することができます。

参考森友学園問題 - Wikipedia

 

ドラマに登場する人物も実際の事件に関連した
実在の人物をモデルに作られている様です。

 

実際の森友学園問題では、近畿財務局へ勤務していた1人の職員が、上司から公文書の改竄を命じられた末に自殺した事件がありました。

それもドラマで描かれています。

その職員鈴木役を演じたのは吉岡吉岡秀隆

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森友学園問題で、財務省は「改竄事件は佐川宣寿の主導」とする調査結果を発表し、職員20名を処分したのですが‥。

その佐川宣寿の役柄になるのは、財務省理財局長・毛利義一です。

演じるのは利重剛さんです。

「私や妻が関係していたなら総理大臣も国会議員も辞める」
という某総理の言葉など、実在する人物や、実際にあったことをふんだんに取り入れたドラマ作品となっています。

いごっそう612
実際の事件、実在する人物をモデルにこの作品は作られているので、勉強にもなりますね。

 

事件を風化させない‥今日本を仕切っている政治家がこんな人たちで良いのか?

そんな思いを抱かせる作品でもありました。

実話ベースの作品は良いですね。

キャスト

米倉涼子(松田杏奈)
綾野剛(村上真一)
横浜流星(木下亮)
吉岡秀隆(鈴木和也)
寺島しのぶ(鈴木真弓)
ユースケ・サンタマリア(豊田進次郎)
佐野史郎(総理補佐官・中川久志)
吹越満(東都新聞デスク・北村賢一)
田口トモロヲ(中部財務局統括・黒崎正)
田中哲司(内閣情報調査室・多田智也)
大倉孝二(名古屋地検・矢川良和)
萩原聖人(杏奈の兄・松田康平)
柄本時生(東都新聞・佐藤広樹)
でんでん(新聞販売所所長・新田淳二)
土村芳(東都新聞・屋代晴海)
岩松了(中部財務局局長・北野)
小野花梨(新聞配達員・横川繭)
利重剛(財務省理財局長・毛利義一)

等が出演しています。

いごっそう612
横浜流星さん意外と演技上手かったです。

あらすじ&ネタバレ

この後は、Netflixドラマ「新聞記者」のあらすじをネタバレを含めて各エピソード毎に書いています。

エピソード1

東都新聞の新聞記者・松田杏奈(米倉涼子)が、政府の記者会見に対し鋭い質問を投げかけます。

現職大臣が、業者から金品を受け取り特定の建設会社に便宜を図ったというものだった。しかし、質問はけむに巻かれて終わってしまう。

しかし、あきらめずにさらに政府に不都合な質問を投げかけます。

 

成田第二ターミナルで、100億円の詐欺容疑のかかっているSLT社CEO・豊田進次郎(ユースケ・サンタマリア)を、警察が逮捕しようとしますが、上からの圧力で急遽中止となってしまいます。

一方、財務省理財局長の毛利のところへ、総理夫人付きの官僚・村上真一(綾野剛)が来ています。

総理夫人の意向で、財団法人・栄新学園に土地を売る様にお願いしています。

その土地にゴミ問題がろことから、書類には破格の12億2200万円の控除が書かれていました。

毛利は「いくらなんでも値引きし過ぎでは‥」と言うも

村上は「総理のご意向です。」と答えます。

 

大学4年生の木下亮(横浜流星)は、朝刊配達のバイトをしていますが、新聞を1度も呼んだことがありません。同じ部署で働くおじさん(でんでん)や、同学年のまいに笑われます。

 

学校法人・栄新学園の格安売買がバレ新聞に書かれます。

総理大臣は国会答弁で

「土地の売却について、私はいっさい関与していません。もし私や妻が関係していれば、総理大臣も国会議員も辞めます。」

と回答してしまいます。

 

総理補佐官の中川(佐野史郎)は、総理夫人付きの官僚・村上真一に

「今回の件、一切、官邸は関わっていない」と毛利に伝える様に支持を出します。

村上は、毛利に栄新学園の格安売買を交渉した事実があると伝えますが、首相の言ったことを真実にしないと話がややこしくなると、遠回しに書類の改ざんを指示します。

 

名古屋・中部財務局本部に急遽異動させられた鈴木和也(吉岡秀隆)は、上司の黒崎(田口トモロヲ)に夜に急に呼び出されます。

理財局長・毛利が総理の発言を揉み消すため、職員に栄新学園売買に関しての資料の改ざんを指示しました。

鈴木和也は、改ざんに対して拒否反応を示しますが、黒崎の「俺が全部責任を取る」という言葉を信じ指示に従います。

 

総理補佐官の中川(佐野史郎)の指示で、学園問題に関わった村上は雲隠れとして、内閣情報調査室(内調)へ異動になり、上司の多田(田中哲司)に会います。

多田に案内され、内閣情報調査室に行きます。

何人もの人間がPCに向き合っていました。

 

参考内閣情報調査室 - Wikipedia

エピソード2

松田杏奈の記憶、仲の良かった兄・康平(荻原聖人)と食事をしています。

康平は広告代理店から、内閣官房へ出向になっていました。二人は出世だと言って喜びます。

 

現在・康平は植物状態になっています。

松田杏奈は病院へ見舞へ行きます。

目を開けたまま、横たわる康平…。

 

財務局・北野が改ざんについて、国会の答弁にあわせて毎日改ざんせよと指示を出します。

鈴木和也(吉岡秀隆)は改ざんに対し、犯罪行為だと訴えますが、北野に

「君は国家公務員という仕事をまるで理解してないようだな」と言われます。

黒崎に「言っただろ、責任は全て俺がとる」と言われ、自分以外がこの件から外れる事を条件に再び改ざんする事を了承します。

その帰りに、松田杏奈(米倉涼子)が栄新学園の件で、鈴木訪ね名刺を渡します。

しかし鈴木は「何も知りません」と逃げる様に立ち去りました。

鈴木の心は病んでいきます。

妻の真弓(寺島しのぶ)に理由を聞かれますが、守秘義務で相談することもできません。

 

多田は村上に、栄新学園問題でノイズになりそうな人物を探せと言われ、記者の松田を知ります。

経産省時代に仲の良い先輩だった康平が、松田の兄であることを知り驚きました。

 

鈴木は、良心の呵責から、松田に電話しますが繋がりません。

コンビニから東都社にFAXを送ろうとしますが、誰かに見られているのでは‥とパニックになりやめました。

鈴木の心は崩壊寸前です。

翌日、リークがあり、文書改ざんが新聞の一面に載ります。

鈴木たちが疑われます。リークは栄新側からのものでした。

 

総理補佐官・中川に命じられ、理財局長・毛利が辞任をすることになります。

証人喚問を受けることになりますが

「問題の部分は、全て刑事訴追の恐れがあると逃げ切ってくれ」と中川が指示します。

毛利は証人喚問で

「官邸は関与しておらず、中部財務局の中だけで起こった」と虚偽の発言をしました。

 

鈴木は体調を壊して入院します。

地検特捜部・検事の矢川に改ざんについて聞かれ話してしまいます。

訪ねてきた黒崎に、文書改ざんのデータが入ったUSBメモリを渡します。

最期に「僕を呼んだのは(財務局)改ざんさせるためですか?」と聞きます。

「そんなわけないだろ」と黒崎は答えます。

「それが聞けてよかったです。」と切ない顔で鈴木は言います。

 

鈴木は家の部屋で首吊り自殺をします。

その姿を見た妻・真弓は泣き叫びました。

エピソード3

村上は、先輩の松田康平に「お前は変わるな」と言われたことを思い出していました。

真弓は夫・和也の部屋から遺書を見つけます。

財務局の北野たちが訪ねてきて遺書などは無かったか?と聞きますが

その態度に違和感を覚えた真弓は「遺書はなかった」と伝えます。

 

鈴木和也の葬式に亮が駆けつけます。

和也は亮の叔父でありました。父親代わりの存在だったのです。

財務局の人間は誰一人として来ていませんでした。

涙を流す真弓や亮を、マスコミが囲みました。

松田も葬式に駆けつけ、真弓に自殺の前日に着信があったことを伝え話を聞こうとしますが、親戚に追い払われます。

 

財務局に遺品を取りに行く真弓でしたが、30分以上待たされた挙句、局長である北野は顔も出さず、真弓の心は怒りに震えます。

 

市民団体が真弓に、国に対する訴訟を提案します。

親戚に促され、真弓は悩みます。

 

特捜部が中部財務局に強制捜査に入ります。

段ボールにたくさんの資料を集め、押収していきます。

 

5ヶ月後‥

会見が行われ、毛利局長ら24人が全員不起訴となります。

検事の矢川が憤りますが、上司から戒められます。

 

村上真一(綾野剛)は、自らの罪に悩んでいました。

上司の多田(田中哲司)に、この件はこれで終わりだ。と言われます。

エピソード4

松田康平が植物人間になったのは、当時上司であった豊田進次郎(ユースケ・サンタマリア)が、詐欺まがいのAI技術で100億円もの助成金を騙し取ったことを、康平が内部告発したことが発端でした。

豊田進次郎は、内閣と深い関係にあり、守られていました。

過度な仕事を与えられたりと、康平に対し辛く対応されても頑張っていた康平でしたが、ついには心筋梗塞になり植物人間状態になったってしまったのです。

村上真一(綾野剛)は、康平の事を考え思い悩みます。

 

執拗に政府に対して、鋭い質問を投げかけてくる松田杏奈に対して、内閣情報調査室は対策を打ち出します。

それは、内閣官房で働いていた兄・康平が植物人間になったことを逆恨みし、松田杏奈が現政権を攻撃しているというものでした。

戸惑う村上真一に対して、多田は私情を挟むなと一喝します。

翌日、Twitter、メディアなどで拡散され、松田杏奈に対してバッシングが広がります。

松田杏奈は、上司から取材をしない様に注意されます。

 

亮の同僚・まゆは、拡散された情報を信じ

「松田に騙された、個人的な復讐をしていただけじゃん!」と怒っていました。

亮は、自殺した職員が自分の叔父である鈴木であることを話し、その場を立ち去りバイクに乗って1人で泣き叫びました。

 

亮は松田に会いに行きます。

松田の話に感化された亮は、真弓のもとへ松田を連れていきます。

真弓は夫・和也の遺書を松田に渡します。

 

遺書には栄新学園問題の関与者の名前が載っていました。松田が記事を出そうとしますが、上司から許可が出ませんでした。

政府から圧力がかかってたのです。

松田は一人になっても戦い続けるとその場を後にします。

 

内閣情報調査室にいる村上真一のところに、総理補佐官の中川(佐野史郎)と豊田進次郎(ユースケ・サンタマリア)が現れます。

部屋に呼び出された村上に豊田が言います。

「なんか僕の事嗅ぎまわっているんだって?」

青ざめる村上‥。

 

黒崎(田口トモロヲ)は、改ざんの件で成果を上げた為に異例の出世を果たしていました。

黒崎のもとに、松田が鈴木の遺書を持って現れます。

エピソード5

村上は、豊田を探っていました。

しかし、それはバレていました。

多田、総理補佐・中川、豊田の部屋に呼び出され、余計な詮索はするなと釘を刺されます。

 

亮は就活で東都新聞を受け、叔父の自殺や松田記者とのエピソードを話します。

今までの亮とは違い、その目には光が宿っていました。

新聞配達に行くと、亮の同僚・まゆが、第7志望の中堅ベンチャー企業に就職が内定したと話します。

亮はささやかなお祝いをし、自分は新聞記者なりたいと伝えます。

 

松田から渡された鈴木の遺書を見た黒崎は、真弓に会いに行き、鈴木を死なせてしまった事、渡されたUSBを彼の思いを沿って使えなかった事を謝罪し、鈴木の肉声が入ったUSBを真弓に渡します。

真弓は、東都新聞にそのUSBを持って行きます。

デスクは、迷いながらも朝刊一面で大きく載せるといいます。

次の日、栄新学園問題の官邸関与記事が朝刊の一面を飾りました。

世論が一斉に栄新学園問題について関心を示しだしました。

焦った多田、中川、豊田は各メディアのトップを接待により味方につける作戦を考えます。

 

亮は東都新聞の最終面談まで来ていました。

亮は東都新聞の内定を取ります。

コロナのニュースが新聞で少し載りだしています。

 

思い悩む村上に多田は、「君が総理夫人に忖度し勝手に一人で動いた。そのせいで毛利君は辞任し、中部財務局の職員が死ぬことも無かった。全ては君1人が画策したことだ。という事にすることも可能なんだ。」と脅します。

村上の精神は崩壊寸前に追いつめられます。

村上はツイッターで松田にDM(ダイレクト・メッセージ)を送りました。

エピソード6

松田は、兄・康平の病室で村上に会います。

証言してほしいと村上の松田が訴えますが、ちょうど多田から村上に着信があり、監視されている‥と恐怖におののいた村上は官僚だから政権に不利になる事は加担できないと言って、その場を立ち去ります。

 

真弓は国を訴える準備を淡々としています。

TVの取材を受けることにします。

亮の同僚のまゆはコロナによって内定が取り消されました。

コロナで会社が倒産寸前になってしまったからです。

コロナが流行ってきています。

 

TV取材を受けようと決心した真弓でしたが、豊田がメディアのトップの弱みを握り、真弓たちをTVに出そうとしません。

松田と真弓は、官僚を辞任した毛利にと会います。真実を話してほしいと懇願しますが、毛利は「指示は全て私、官邸は関与していない」と言いはります。

 

豊田に呼び出された村上はついに我慢の限界に達し、康平を追い詰めた助成金詐欺について質問します。

「これから開発する技術に詐欺もくそもないでしょ?結果実現すればいいの 栄新みたいに、上の言ったことが結果そうなればいいんだから」

と言います。

開き直った豊田に対して、泣きながら、嘘を隠して生きて行くことの辛さなどを話し、叫びます。

多田が現れ、村上を止めます。

村上は豊田に謝罪しその場を去りますが、スマホで音声を録音していました。

 

内定取り消しになったまゆは、亮にそのことを話します。

亮はまゆを慰め、記事をかかせてくんない?(コロナで内定取り消しになったこと)

まゆは考えとくと答えます。

 

東都新聞に入社した亮は、松田に頼んで村上を呼び出し、栄新学園問題の証言を求めます。

しかし村上は怯えて申し訳ありませんと言うだけで、何も言いません。

 

家に帰った村上は妻・ゆきこに

「俺が官僚辞めたらどうする?」と聞きます。

ゆきこは「二人でお弁当屋でもやるか」と笑顔で答え、村上は涙をこぼしました。

 

村上はスマホで録音した音声データを松田に送り、豊田のAI助成金詐欺が新聞の一面を飾ります。

スマホでニュースが出たことを知った村上は、内閣情報調査室を出ていきます。

病院では松田の兄・康平が目を覚ましました。意識が戻ったようです。

豊田はマスコミ囲まれ質問責めにあいますが、憮然とした表情で建物の中へ歩いていきます。

 

地検特捜部・検事の矢川は上司にもう一度かけあいます。

上司は上にかけあってやるよ!と言い矢川は笑顔になります。

 

栄新学園問題の裁判初日。

裁判所の前に松田が立っています。真弓、亮が車で現れました。そこに村上が黒い車で現れます。3人にお辞儀をし階段を上がり
「ここからです」と言います。

 

いごっそう612
続編がありそうな終わり方でしたが、実話ベースを題材にしていますし、シーズン1で完結だと思われます。
もし、シーズン2があっても泥沼裁判物語になりますしね。

 

この後は
Netflixドラマ「新聞記者」の
海外の評価です。

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