本日ご紹介する映画は
日本の都市伝説の
実話を映画化した作品
「真・鮫島事件」
真・鮫島事件は
2020年11月27日に
公開された日本のホラー映画
日本のインターネット上の匿名掲示板「2ちゃんねる」内で言及され、“ネット上最恐の都市伝説”と呼ばれている都市伝説“鮫島事件”をモチーフとしたオンライン会議のアプリ上を舞台に描かれるホラー映画です。
監督は本作同様に鮫島事件を題材とした映画
『2ちゃんねるの呪い 劇場版』を手掛けた
永江二朗
キャストは
武田玲奈
小西桜子
濱正悟
林カラス
鶴見萌
しゅはまはるみ
佐野岳
等が出演しています。
あらすじ&ネタバレ
佐々木菜奈(武田玲奈)は家に帰ると、高校時代の同級生たちと毎年恒例の部活会をリモートで開催する。
話の中で、裕貴、鈴、あゆみの3人で心霊スポットに行った事を聞く。
その3人のひとりのあゆみはモニターに姿を現さない。
代わりに画面に現れたあゆみの彼氏の匠が、あゆみが壮絶な死に顔で息絶えていたことを知らせる。
彼氏はパニックになり、皆に呪いってなんだよ!あの場所ってなんだよ。と怒鳴る。
何者かが彼氏に襲い掛かる映像がモニターに映る。
皆は、警察に通報しようとしたが、ネットは繋がらず、外界との連絡は絶たれていた。
鈴は、裕貴、鈴、あゆみの3人で鮫島事件の心霊スポットで、鍵のかかった扉を開けた事を話す。
鮫島事件の名を出したと同時に、部屋じゃ真っ黒になり、外にも出れないような状態になってしまう。
5人はパニックになり、鮫島事件の事を話しだす。
鮫島事件の真相に触れたものは、必ず呪われて死ぬ。と裕貴は言う。
鈴が何者かの手によって襲われ、モニターに姿が映らなくなる。
裕貴は3人で、鮫島事件の発祥の地、白風苑に行った事を話す。
裕貴は何とかするから待ってろと言い残し消えてしまう。
あゆみの住んでいるマンションの管理人がモニターに現れ、4人は助けを求めるが、信じられずPCの電源を切られてしまう。
菜奈、フミ、亮は、鮫島事件の名を聞いた者は、呪いの宿主になって呪いを拡散させていくのでは?ウイルスの様な呪いだとと推測する。
再びモニターに現れた裕貴は、鮫島事件の真相を語りだす。
鮫島事件は
鮫島という2ちゃんねらーがある女の人を強姦した鬼畜ビデオを販売していた。
それは知った正義感の強い若者たちが、柏駅前に女を装って鮫島を呼び出し
白風苑って廃墟に連れ込んで集団リンチしたあげく
殺す様子をネットで実況中継したという事件のことでした。
鮫島が死んだあと、集団リンチにかかわった人物は次々と自宅で謎の死を遂げた。
実況中継を見ていたもの、それを拡散した者が次に死んでいき
それが鮫島事件を語るなという、呪いの始まりだった。
その話をした後に、裕貴は何者かに捕まり連れ去らわれる。
菜奈は、生き延びる為に白風苑の事を調べる。
裕貴たちが開けてしまった扉に気が付き、その扉を閉めたら呪いは解けるのでは?と考える。
しかし、3人は誰しも部屋から出る事は出来ない。
困ったところに、菜奈の兄の将輝から電話があり、亮は助けを求める。
将輝は、白風苑に向かうが、菜奈は将輝を心配し亮に怒りを向ける。
亮のもとへ、鮫島の呪いが現れ、亮はバットを持って挑むが、叫び声と共にモニターは消える。
次はフミを呪いが襲う気配がある。
菜奈は将輝に急げと言う。
将輝はバイクで転倒するが、白風苑にたどり着く
菜奈は7つの大罪のとおりに部屋を回らないと、最後の扉にたどり着けないことに気が付き
その通りに、将輝を誘導する。
将輝は鮫島の呪いに襲われながらも最後の部屋まで行き扉を閉める。
しかし、呪いは解けなかった。
菜奈の部屋のドアをたたく音がする。
将輝が閉じ込められたとそこから叩いている。
ドアを開けると、そこには死んでいる将輝の姿があった。
開いた扉の向こうに影がある。鮫島の呪いだった。
叫ぶ菜奈の姿でエンドロールです。
エンドロール後におまけ映像があります。
あの管理人が出てきて鮫島事件の話をします。
まだ、呪いは感染拡散している様です。
実話・鮫島事件
鮫島事件が知られるようになったのは、2001年5月24日に匿名掲示板2ちゃんねるのラウンジ@2ch掲示板(以下ラウンジ板)に立てられた「伝説の「鮫島スレ」について語ろう」というスレッドでです。
その最初の内容は
スレッドです。知らない方も多いと思いますが、2ちゃんねる歴が
長い方は覚えてる人も多いと思います。
かくいう俺も「鮫島スレ」を見てから2ちゃんねるにはまった
ひとりでして、あれを見たときのショックは今でも覚えています。
誰かあのスレ保存してる人いますか?
— 22世紀を目指す名無しさん(ID:yWtu.nZk)
というもので、好奇心を誘う書き方であり、追随した人々が各々、事件の内容やネット上の反応について断片的な書き込みを始めた。
その後、このスレッドを発端として鮫島事件に関するスレッドが幾つも立てられ、その流れの中で、「鮫島=タブー」という暗黙のルールが出来上がり、人が死んだ、公安が絡んでいるなどの情報が追加されていった。
その後も、ふとしたきっかけから鮫島事件という名前を耳にした人の「鮫島事件とは何か」という書き込みに対して、片や「ネタ(真実を装った悪ふざけの意味)だからやめろ」という否定的な書き込みや、一方「あれは2ちゃんの影の部分だ」「あの事件のことを思い出させるな」などの書き込みがあり、本筋を伴わないまま断片的な情報だけがたくさん追加されていくことで、「本当のところは教えてもらえないけれど何かあるらしい」というイメージが形成され、事件の名称と共に流布されていくことになった。とされているそうです。
基本的に「鮫島事件は架空の事件であり、その存在自体が、新参者や本気にした者を釣るためのジョークであった」と解釈されます。
参考fa-arrow-circle-right鮫島事件 - Wikipedia