「オールド・ナイブス」あらすじ、ネタバレ、感想、海外の評価も～！

2022年4月10日 2022年4月10日

いごっそう612

オールド・ナイブス

Amazon Prime Videoで配信となった
オリジナル映画

「オールド・ナイブス」

オールド・ナイブス

オールド・ナイブス
原題：All the Old Knives は
2022年のアメリカ映画

８年前のテロリストによる飛行機ハイジャック事件の救出失敗は、CIA内部による裏切者の仕業だということが判明し、その裏切者を見つけるために過去の恋人と再会する男の姿を描いたミステリードラマです。

Amazon Prime Videoで
2022年4月8日から配信となった
Amazonオリジナル作品

原作は
オレン・スタインハウアーの
同名小説「All the Old Knives」
All The Old Knives

監督は
ヤヌス・メッツ

脚本は
オレン・スタインハウアー

キャスト

クリス･パイン
タンディ･ニュートン
ローレンス･フィッシュバーン
ジョナサン・プライス
コーリイ・ジョンソン
ジョンジョ・オニール
アハド・カメル
デビッド・ドーソン
ナセル・メマルジア

等が出演しています。

いごっそう612

スパイ探しと恋愛が混ざった渋い雰囲気の映画です。

オールド・ナイブス
を今すぐ観る！

「オールド・ナイブス」あらすじ、ネタバレ、感想

この先、あらすじ＆ネタバレと感想などを書いております。

観賞予定の方は気をつけてください。

2020年初頭、CIAのエージェントであるヘンリー・ペラム(クリス･パイン)は、上司のヴィック・ウォリンジャー(ローレンス･フィッシュバーン)から、CIAが2012年のテロリストによるハイジャックで犯人、乗客、全員死亡となったターキッシュエアラインズ127の事件に内通者がいたことが、捕まえたチェチェンの過激派イルヤスの口から判明したと聞かされます。

ヴィックは、ヘンリーに内通者を調べるように命令します。

ヘンリーは、元恋人であるシリア(タンディ･ニュートン)を探るために会いに行きます。ヘンリーとセリアは恋人でしたが、彼女はターキッシュエアラインズ127の事故の直後に彼の元を去りました。

現在引退しているシリアは、家族と一緒にカリフォルニア州カーメルバイザシーに住んでいます。ヘンリーは、高級レストランで彼女に会います。

ヘンリーの頭にはかつての幸せだった日々の記憶よぎりました。

ヘンリーはビルにも会っており、内通者ではないかと疑っていました。

ビルはシリアにヘンリーに気をつけろと忠告します。

ヘンリーとシリアはまた別のレストランで話をしました。

米国大使館内にあるウィーン支局のことを思いだします。

当時も支局長はヴィック、レイラは情報管理を担当、支局長の補佐はビル、情報機関と連絡係りはアーンスト、暗号解読と分析犯の責任者オーエン、オーエンは自殺していた。

シリアは、イルヤスがヘンリーの情報源であったことを知ってると話します。

2012年のハイジャックの回想シーンで、イスラムのテロリストグループに属する4人の武装した過激派によってハイジャックされたとき、チェチェン人でヘンリーの元情報提供者であるイリヤス・シュシャニが関与している可能性があることを知りました。

ヘンリーたちはイルヤスを探しますが、見つかりませんでした。

現在に戻り、シリアはカールという男が、ビルが高額で極秘情報をイスラム過激派に売っていると話してきたと話します。

シリアはその男に消えてというその場を立ち去りました。

また過去の回想

ハイジャック犯は、同志の何人かが拘留から解放されない限り、乗客を殺すと脅迫している。たまたま飛行機に乗っていたCIAの宅配便業者であるアハメドはCIAに連絡し、飛行機の後部からの突入を提案します。

ヴィックたちは会議を行い、交渉か、突入かを話し合います。

ヘンリーの提案で、突入することに決まりました。

シリアは情報を手に入れるために、アハメドというムスリムに近づき情報を得ようとしたことを思い出しました。

イルヤスというかつてのヘンリーの情報源の一人が、ハイジャック犯の一味では？と思われます。

ヘンリーがモスクワで働いていたとき彼の上司は、情報を得た見返りにヘンリーの情報源をロシアに渡せと言いました。

ヘンリーはイルヤスを売りました。

ヘンリーとシリアの過去の愛し合っていた時の映像が流れます。

ビルを取り調べるヘンリー、ビルはシリアの何かを知っている様子でした。

シリアはヘンリーに自殺したオーエンが内通者ということでいいのでは？と提案します。

他のスタッフたちのことも話しますが、ヘンリーは断ります。

ヘンリーとシリアは過去の回想と共に話を続けます。

シリアはヘンリーに、裏切者の内通者はヘンリーであったことを知っている事を話します。

かつて愛し合っていた時、ヘンリーの電話を覗き見てしまったのです。

その後に、テロが起こり、ヘンリーを愛するあまりにヘンリーが内通者であったことを密告できなかったシリアは、その秘密と共にヘンリーの元を去ったのでした。

彼女はさらに、ヘンリーがこの会議を手配するために彼女に連絡した後、カール・シュタインに連絡したことを告白します。彼は、ワインでヘンリーを中毒させることを目的として、待ち合わせ場所、スタッフ、偽の顧客を手配しました。

ヘンリーが毒に屈し始めると、セリアは涙ながらに彼がテロリストにみんなを裏切った理由を尋ねます。

ヘンリーは、過激化してハイジャックの首謀者となったイルヤスとの会談に誘われたと説明します。イルヤスはヘンリーに裏切られた後つかまり拷問され復讐心に燃えていました。イルヤスはアハメドにシリアが情報を聞こうとしているところを中継し、シリアの命が危険にさらされているという印象を与えました。アハメドはイルヤスの手下でした。

ヘンリーは彼女の命と引き換えに、ハイジャックへの突入作戦の内容を明らかにします。

ヘンリーが内通者となったのは、シリアを救うためだったのです。

それをしったシリアは涙ながらにその場を足り去ります。

ヘンリーは死の間際にシリアを始末するために雇った男からの電話に答えず、シリアは彼女の夫と子供たちに家に無事に帰ります。

ピッコロと呼ぶ男の正体

ヘンリーは、シリアに過去に捨てられたと思っており、シリアのためにCIAを裏切るというリスクまで犯して救ったのに、自分を捨てて幸せに結婚しているシリアを恨んでいた。殺し屋を雇い、シリアを内通者に仕立て上げ殺すつもりだった。しかし、シリアに会い、かつての愛とシリアが出ていった理由をしってしまい、殺すことはできなかった。ピッコロと呼ぶ男の正体はヘンリーが雇った殺したである。

ヴィックはヘンリーの家を家宅捜索し、ヘンリーのことを思います。

シリアはヘンリーと愛し合った日々を思いました。

いごっそう612

ちょっと難しい映画でしたね。

裏切者の内通者を見つけるのと、恋愛事情も同時進行でめっちゃわけわかんなくなっちゃいました。

まあ～よーするに、愛する二人はお互いを思いやるがゆえにすれ違ってしまったという恋愛映画なんですね。

暗いし、わけわかんないし、見せ場少ないし、で眠たくはなったんですけど、クリス・パインの渋さには惹かれました。

眠さに負けず最後まで観ると、そこそこ満足度が高い映画です。