
「2ちゃんねる」の実話を映画化
「きさらぎ駅」
「きさらぎ駅」は2022年の日本映画
匿名掲示板「2ちゃんねる」への実際の投稿から始まった都市伝説「きさらぎ駅」に基づいた作品で、大学生の女性がこの世に存在しない異世界駅の謎を追う姿が描かれています。
パッケージだけ見て感動系映画だと思って観たのだが、全然そうではくホラー映画でした。
ネットで現代版”神隠し”と話題になっている都市伝説「きさらぎ駅」を題材に取り上げることにした大学生が。そこから生きて生還女性の話を聞き、そしてきさらぎ駅に行く方法を実践するのです。
脱出方法を聞いていた大学生は、それを実践するのですが‥。
ラストにちょこっと、どんでん返しもあってそれなりに楽しめる映画でした。
あんまり怖くは無いですけどね~。
キャスト
監督は
永江二朗
脚本は
宮本武史
堤春奈役
恒松祐里
葉山純子役
佐藤江梨子
宮崎明日香役
本田望結
松井美紀役
莉子
飯田大輔役
寺坂頼我
岸翔太役
木原瑠生
花村貴史役
芹澤興人
葉山凛役
瀧七海
大園葵役
堰沢結衣
謎の老人役
野口雅弘
親切なおじさん役
坪内守
等が出演しています。
あらすじ&ネタバレ
民俗学専攻の大学生・堤春奈は卒業論文のテーマに「神隠し」を選び、実際に異世界に行ったという葉山純子を探し当て家を訪ね、当時の出来事を聞き取る。
高校教師だった純子は残業で遅くなり、終電で帰途についていたが、気がつくと辺りは昼間で、電車は遠州鉄道にはないはずのトンネルを通過し、見知らぬ場所を走っていた。
やがて電車は「きさらぎ駅」という見知らぬ駅で停車する。一緒に降りたのは若者3人組・松井美紀、飯田大輔、岸翔太、サラリーマン・花村貴史、それに純子の高校の女生徒・宮崎明日香の5人であった。
付近の民家は全て無人で、美紀、翔太と一緒に駅の外に出ていた大輔が血管の様な怪物に襲われる。美紀たちは恐怖を感じて駅から離れようと線路を歩いて逃げようとし、純子と明日香も一緒に逃げる。だが、美紀と後から追いかけてきた貴史も怪物に襲われていく。岸翔太が恐怖から純子と明日香に襲い掛かるが撃退しトンネルに逃げ込むが、そこで岸翔太は血管の怪物に襲われる。純子は健気で頑張り屋な明日香と助け合いトンネルを脱出し、車で現れた親切なおじさんの車に乗り込むが、親切なおじさんも怪物であった。太鼓の音がする神社で逃げ出し「光の扉」に辿り着くが、怪物に襲われた二人、純子は明日香を助けようと怪物と戦い、明日香を先に扉の向こうに行かせる。しかし光の扉が爆発し、元の世界に戻れたのは純子だけだった。
春奈は純子が話したのと同じルートをなぞる事で「きさらぎ駅」に辿り着く。一緒に降りた5人は前回と同じ人々だが、記憶は全てリセットされている。純子から聞いた話を元に一同を導く春奈。たどり着くまでの道筋や誰がどこで怪異に遭うかなど、多少の食い違いはあるものの、春奈と明日香は「光の扉」に辿り着くが、純子の話を聞いていた春奈は自分が助かるように。先に明日香を光の扉に入らせるが、元の世界に戻れるようになったのは明日香だけとなってしまう。純子は春奈が自分だけ助かろうとすることを予測し、罠を張っていたのだ。明日香を助けようとしたならば、助かるのは春奈だったのに。
「きさらぎ駅」から生還した明日香を純子が迎える。
実話・きさらぎ駅
きさらぎ駅(きさらぎえき)は、日本のインターネットコミュニティで都市伝説として語られている架空の鉄道駅。
きさらぎ駅の都市伝説がネット上で最初に語られたのは、2004年1月8日深夜のことである。
始まりはインターネット掲示板・2ちゃんねるのオカルト超常現象板にあった実況形式スレッドに怪奇体験の相談を「はすみ(葉純)」と名乗る女性とみられる人物が投稿したことであった。
相談の内容は
98:気のせいかも知れませんがよろしいですか?(2004/01/08 23:14:00)
101:先程から某私鉄に乗車しているのですが、様子がおかしいのです。(2004/01/08 23:18:00)
から始まるもので、新浜松駅から乗車した遠州鉄道の電車がいつもと違いなかなか停車する様子がなく、ようやく到着した駅が「きさらぎ駅」という名称の見知らぬ無人駅だったというものであった。以後翌日未明にかけて、投稿者「はすみ」とスレッド参加者との応答がリアルタイムで進行した。
投稿された相談内容によると、周囲は人家などが何もない山間の草原で、直前には実在しない「伊佐貫」と言う名称のトンネルを通ったと語っている。その後、不意に降り立った駅の周辺では奇妙な出来事が次々に起こり、携帯電話で助けを求めてもまったく取り合ってもらえなかったという。途方に暮れていたところに、たまたま通りかかった車に乗せてもらった車中でスレッドへの書き込みが途絶え、以後の消息が絶たれたことになっている。
体験談では人里離れた沿線に忽然と現れた謎の無人駅として描写されており、空想的に静岡県浜松市の遠州鉄道沿線、またはそこから繋がった異界にあるものと考察されている。
きさらぎ駅を舞台にした一夜限りの奇妙な体験談は、2ちゃんねるオカルト板を中心にネットコミュニティの注目を集め、それに乗ずる形できさらぎ駅や類似の架空の駅の体験談が相次いだ。主なものとしては、東海道本線の愛知県域にあるとされる「月の宮駅」、きさらぎ駅の隣接駅とされる「やみ駅」と「かたす駅」などが挙げられる。2011年には、都市伝説をテーマにしたまとめサイトのコメント欄に、オリジナル投稿者「はすみ」を名乗る人物から真偽不明の生還報告も投稿され話題になった。
その後、SNSのTwitterや動画投稿サイトのYouTubeでもきさらぎ駅に関する投稿が相次ぎ、2011年以降Twitterでは目撃談や実況体験談を寄せる利用者が続出した。また2014年には、Googleマップで筑波大学構内に「きさらぎ駅」という名称のスポットが何者かによって登録され、「きさらぎ駅」への架空のルート検索ができるようになるといった珍事も起きている
2020年頃よりフィクション作品やメディアで取り上げられることも多くなり、ネット上では都市伝説として根強い人気が続いている。
ひらがなで「きさらぎ駅」と表記するのが一般的であるが、のちの体験談や考察では「如月駅」や「鬼駅」などの表記も見られる。また、その後都市伝説として語られるようになった類似の架空の駅を含む総称として「異界駅」と呼ぶことがある。
参考きさらぎ駅
海外の反応、評価
映画
「きさらぎ駅」の
海外での反応、評価はどうなっているのでしょう?
海外映画サイトIMDbで
調べてみました!
海外映画サイト
IMDbでは
平均点が
5.6点という
微妙な評価に
なっています。
ユーザーの投票で
一番多いのは
6点です。
全体の20.0%が
6点の評価をしています。
次に多いのは
5点
全体の18.6%
3番目は
7点
全体の15.2%

5~7点に評価が集中していることから海外の反応、評価はまずまずのようです。
「きさらぎ駅」のようなホラー映画は興味深い作品が盛りだくさんです。