
Netflixオリジナル映画
「ゼイ・クローン・タイローン ~俺たちクローン?」

「ゼイ・クローン・タイローン ~俺たちクローン?」原題:They Cloned Tyroneは2023年のアメリカ映画
殺されたはずなのに生きている?黒人を変える政府の陰謀に巻き込まれる3人組(ボイエガ、フォックス、パリス)が繰り広げる荒唐無稽なコメディ・ミステリーです。
2023 年 6 月 14 日にアメリカ黒人映画祭でプレミア上映されました。2023 年 7 月 14 日に限定劇場公開が開始され、1 週間後にNetflixでストリーミングされました。
2023年7月21日Netflixより配信開始
ジェイミー・フォックス、ジョン・ボイエガ、テヨナ・パリスなど黒人俳優が出演しているNetflix映画、何と言っていいのか…まあ面白かったかな。
黒人ばっかりが出てたらやっぱりある、黒人白人問題。
政府の陰謀論も混ざってそう来たか~って感じ、けっこう評判はいい映画だけど、個人的のはまずまずくらいな印象。
もいちょいヒネりが欲しかったかな?
ちなみにジュエル・テイラーの長編映画監督デビュー作です。
キャスト
ジョン・ボイエガ
ジェイミー・フォックス
テヨナ・パリス
デヴィッド・アラン・グリア
キーファー・サザーランド
J・アルフォンス・ニコルソン
タンバーラ・ペリー
エリック・ロビンソン・Jr
等が出演しています。
あらすじ&ネタバレ
フォンテーンは、グレンと呼ばれるレトロフューチャーな地区に住む常連の麻薬売人である。母親は一日中部屋に閉じこもり、フォンテーンとはほとんど口をきかず、弟の死をいまだに悲しんでいる。フォンテーンは客の一人で、フォンテーンに金を借りているポン引きのスリック・チャールズのもとを訪れる。スリックは、多くの風俗嬢の一人であるヨーヨーと喧嘩を始める。フォンテーンはスリックから金の一部を奪い取るが、その後車の中でアイザックという敵対するドラッグディーラーに射殺される。
翌朝、スリックは、フォンテーンが生きていて、前夜の出来事をまったく覚えていない状態で、さらに金を要求しに現れたことにショックを受ける。スリックはフォンテーンと共にヨーヨーに昨日の死を確認しに行き撃たれたことを聞き、フォンテーンは混乱する。
フォンテーンはふと、銃で撃たれて血を流していた男が謎のバンに誘拐されたときのことを思い出す。スリックとヨーヨーが懸念を口にする中、フォンテーンは見つけた家の中に入って調査する。その家の中で地下の隠し研究室に通じるエレベーターを発見したとき、彼らの懸念が正しかったことが証明される。地下には謎の研究施設があったのだ。
中でアフロヘアの白人科学者が、作戦が広まっていることを告げる。スリックとヨーヨーはコカインと思われる謎の白い物質を吸引するが、力なく笑ってしまい、誤って科学者を殺してしまう。
その場を去る前に、3人はテーブルの上に横たわるフォンテーンと同じ死体を発見する。
あるチキン・レストランで、店内にいた全員が同時に笑い始めたことから、スリックは、新しい隠し味が入っているというフライド・チキンに、以前ヨーヨーと食べたのと同じ白い物質が含まれていることに気づく。
さらに調査を進めたヨーヨーは、偶然にもスリックが殺した科学者によく似たレストランの支配人と前戯を始める。彼を悦ばせているうちに、彼女はグレン全体が監視され、記録されていることを知る。
フォンテーンが毎日出会う酔っぱらいからの隠されたメッセージを通して、彼らは地元の黒人教会を発見する。
礼拝が終わると、一行は祭壇の上にエレベーターを発見する。しかしこの研究室で、フォンテーンとスリックは自分たちのクローンを発見する。彼らはまた、この作戦の背後にいる科学者が、特定の引き金となる言葉や鶏肉などのアイテムを通してクローンをコントロールできる証拠を見つける。
彼らは施設の出口を見つけるが、そこは地元のストリップクラブにつながっていた。音楽で人々を操り3人を追いかける。そこにニクソンという謎の白人が現れ、フォンテーンをオリンピア・ブラックと言う言葉を使い無力化する。クローンたちはオリンピア・ブラックと言う言葉で操られるように設定されていた。フォンテーンとスリック自身がクローンであることも明らかになる。
ニクソンは、自分のような人間が、この作戦を気づかれないようにするため、そしてアメリカの平和を達成するため、グレンを含む貧困にあえぐ黒人を対象に実験を行っていることを明かす。調査を止めなければ再び彼らにオリンピア・ブラックを使うと脅す。
翌朝、フォンテーンは実際に見たことのない母親がテープレコーダーの声に過ぎないことを知り、絶望の淵に落ちる。
ヨーヨーは自分の手で問題を解決しようと決心するが、誤って正体がバレてしまい、その後ニクソンに誘拐されてしまう。
フォンテーンは街の皆に陰謀論の事を話し計画を叩き潰すために、スリックとアイザックとともに、ヨーヨーを救出する計画を思いつき、死を偽装して気づかれないように研究所に忍び込む。
フォンテーンは潜入に成功し、スリックとアイザックにグレンの多数の住民とともに研究所を襲撃させる。ヨーヨーは自ら脱出し、スリックを見つける一方で、フォンテーンは彼のクローンに圧倒され、年老いた本物のフォンテーンの前に連れていかれる。
年老いた本物のフォンテーンは、フォンテーンの弟が人種差別的な動機で殺害され、それがクローンを作り始めるきっかけとなったため、黒人を白人に長い年月をかけ変貌させることによって平和を築こうとしている計画の事を話す。
国が消滅するよりも白人に同化した方がいいと説明した後、フォンテーンがオリンピア・ブラックをクローンに使い、年老いた本物のフォンテーンを殺す。一方、ヨーヨーはニクソンに殺されそうになるが、スリックがニクソンの頭を銃で打ち抜き殺害する。
教会の施設の入り口が開き、裸のクローンが公衆の面前に流出し、国の秘密作戦が暴露される。
ヨーヨーの退職宣言を受けて、3人はメンフィスに向かうことにする。
LAでは、タイロンという男がフォンテーンとまったく同じ生活をしていた。友人たちとともに、フォンテーンのクローンがテレビに映し出されるのを見て、自分自身がフォンテーンのクローンであることに気づく。
エンドロールが流れる。
続いては「ゼイ・クローン・タイローン ~俺たちクローン?」の海外の反応、評価とレビューです。