ドイツのNetflixドラマが
「ルーム」みたいでマジで面白い!
「汚れなき子」
「汚れなき子」原題:Liebes Kind英題:dear childは2023年のドイツドラマ
監禁されていた場所から逃げ出し、発見された正体不明の女性。捜査官たちは、事件を調べるうちに、13年前に発生した未解決の失踪事件に関するおぞましい真実にたどり着くというミステリー・スリラードラマです。
Netflixより2023年9月7日配信開始
これは面白い!1話観て一気に観てしまった。
原作はロミー・ハウスマンが2019年に発表した小説『Liebes Kind(汚れなき子)』をNetflixがまんまドラマ化した作品が今作なんですけど、これが大正解!
監禁されて子供を育てさせられている女性、男が来ると女性と子供二人は手をあげ何も持ってないことを証明しないといけない、男の言う事を聞いていれば食事と水が与えられる。逆らうと罰が待っている…。
うおおおお、まるで実話を基にした名作「ルーム」のようなストーリーではないか!
それだけでも十分興味深い作品なのだが、女性はついに脱出するのです。
それで万事解決?いやいやそうではない!そこから13年前の未解決失踪事件へと繋がっていき、衝撃の真実へと‥。
いやマジで面白い!今年のベストかもしれない!
ドイツのNetflixドラマは本当に面白いなあ~。
キャスト
キム・リードル
ナイラ・シューバース
サミー・シュレイン
ハンス・レーヴ
ヘイリー・ルイーズ・ジョーンズ
ユストゥス・フォン・ドナーニー
ジュリカ・ジェンキンス
クリスチャン・ベールマン
セラフィナ・マリア・シュヴァイガー
ウーズグール・カラデニス
等が出演しています。
あらすじ&ネタバレ
1. ハンナ
二人の子供たちと遊んでいる母親の元へ父親と思われる男が帰ってくる。男が帰ると3人は立ち上がり手のひらを男の見せる。男が母親に近寄ると女は泣きだす。男は「子供たちの前で泣くなレナ、それがルールだ」と言う。女が森を抜けて走っていく、そして車にはねられ入院するという事故が発生。輸血が必要だったが、一緒にいた娘ハンナが教えた母親の血液型は嘘だった。レナ達が監禁されていたと言うこと、弟ヨナタンがまだいることがわかり捜査が始まる。はねられた女性は13年前に発生した失踪事件の被害者レナではないかと、レナの両親が現れるがレナでは無かった。しかし娘ハンナはレナに瓜二つだった。(46分)
2. おじいちゃん
刑事ゲルトはレナと思われる女性と話をする。レナと思われる女性は誘拐され監禁されレナとして子供たちの世話をさせられていた。ハンナはレナと呼ばれる女性にガラスを渡し、パパが見ているよと安易に自殺を促すような言葉をのべる。ハンナは児童養護施設に行くとこになる。ハンナはマティアスに会ったことがあると言う。操作の末ついに監禁場所が発覚する。怪しい男が邪魔をするが強硬で捜査に乗り出すが、爆発音がする。(47分)
3. ハウス
捜査を続ける警察は衝撃の事態に直面する監禁場所はあたり一面地雷が仕掛けられていた。爆発物処理班を呼び解除する。レナ名乗った女性は本名はヤスミン・グラスだと語る。監禁生活の恐るべき内容が発覚していく。施設の突入した警察はヨナタンを無事に確保する。犯人と思われる男は死んでいた。ハンナがヤスミンに渡したガラス片と同じ大きさの傷が顔にできていた。施設に爆弾が仕掛けられており施設は跡形もなく吹き飛んでしまう。死んだ男のDNAはハンナやヨナタンのDNAと一致せず、さらにハンナとヨナタンの父親が違うことがわかり、犯人は他にまだ二人いることがわかる。(51分)
4. 規則
ヤスミン・グラスは退院し人生を取り戻そうとしているが、過去の恐怖が蘇る。森の軍事施設の周辺でレナと思われる遺体が発見されるが、それはヤスミン・グラスの前のレナを演じさせられていた女性だったことが発覚する。自分の人生を取り戻すために必死で闘うヤスミン(50分)
5. 贈り物カリン
刑事ゲルトとカリンが過去に不倫関係にあったことがわかる。フロリアンがハンナの父親であることが発覚する。ゲルトがハンナに関する仮説を証明しようとする一方、ハンナを引き取りたいマティアスはある計画を実行する。手がかりを追うアイダ。ヤスミン・グラスは外出するが恐怖が蘇り、犯人に見張られている事に気が付きまた髪を染める。(49分)
6. レナのために
ついに残酷な真実を突き止めたゲルトとアイダは、同じ悲劇が繰り返されないよう必死で犯人を追う。犯人はセキュリティ会社の男だった。ヤスミン・グラスの携帯に男から連絡が入る。ハンナとヤスミン・グラスは男の車に乗り込み、新しい家へと向かう。特別なお願いをするハンナ、かつての思い出の海に行きたいと言う。海でヤスミン・グラスは隠し持ったガラス片を取り出し…(47分)
海外の評価とレビュー!
Netflix映画
「汚れなき子」の
海外での反応、評価はどうなっているのでしょう?
海外映画サイトIMDbで
調べてみました!
海外映画サイト
IMDbでは
平均点が
7.6点という
まずまずの評価に
なっています。
ユーザーの投票で
一番多いのが
10点満点です。
全体の25.4%の人が
10点満点の評価を付けています。
次に多いのが
8点
全体の25.0%
3番目は
7点
全体の19.8%
7~10点がほとんどの事から海外の反応、評価はかなり高い様子です。
海外のレビューを紹介します。
最近Netflixには腹が立っていた。しかし、この作品は見事に裏切られた。些細なプロットの穴はいくつかあったが、気になるほどではなかった。悪者が出てくるとは思わなかった。というのも、彼が最初にストーリーに登場したのは3秒程度だったからだ。これはよくできたストーリーで、観る者の気をそらすようなふわふわしたものはほとんどなかった。ドイツ語から英語への吹き替えは少し不満が残るものの、視聴者を物語から引き離すほどには気が散らない。ハンナの声はキャラクターに合っていなかった。全部で6話、一気に見てしまった。仕事の準備のために2、3時間後に起きなければならないのに、午前4時に読み終えてしまう、手放せない本のようだった。不気味で、悲しくて、恐ろしくて、すべてのキャラクターが機能していた。表面的なサウンドトラックも、カーチェイスも、派手な戦闘シーンもないため、第1話を見ずに退屈だと吹き飛ばす視聴者もいると思う。爆発はあるが、理にかなっている。そして最後には、私のように「よし、わかった!」と喝采を送り、すっかり満足して腰を落ち着けるのだ。
これはおそらく、私が最も好きな心理スリラー/ホラー/ミステリーだ。この映画では、車にはねられた女性の物語が魅力的に描かれているが、救急車に同乗していた彼女の娘と話すうちに、その物語はより不吉なものへと展開していく。
三角関係もない、ストレートなミステリーで、私はそれを高く評価した。ストーリーが断片的に語られることで、自分も刑事の一人になったような気分になり、それがもどかしくもあり、驚きでもあった。この手の映画が好きな大人には間違いなくお勧めしたい!この映画は、『ルーム』がPGだったら、R指定の『ルーム』を思い出させる。
ストリーミング プラットフォームによって大量のコンテンツが制作されているにもかかわらず、心から興奮させ、心を揺さぶる Netflix ミステリー スリラー ドラマ シリーズを見つけることは、おそらくそれほど一般的ではありません。ドイツの新しいシリーズ「Dear ChildまたはLiebes Kind」は、視聴者が戸惑い、悲痛な気持ちになりながらも、その 6 つのエピソードをそよぐように過ごし、最後には感動する、そんな珍しい作品の 1 つです。ロミー・ハウスマンによる心理スリラー小説「Dear Child」を基にしたこのシリーズは、幼い娘とともに残酷な監禁からなんとか逃げ出した女性の物語を描いています。賞賛に値するペース、鮮明な編集、そして常に夢中にさせてくれる物語を備えた『Dear Child』は、ミステリー スリラー ジャンルのファンに非常にお勧めします。
『汚れなき子』(2023年ドイツ公開、全6話、45~50分)のエピソード1が始まると、男に監禁された女性と2人の子供が登場する。女性はなんとか逃げ出すが、ひき逃げで大怪我を負う。どうにか12歳の娘も脱出する。この時点でエピソード1は10分経過している。
ドイツ人監督イザベル・クレーフェルドの最新作で、同名のドイツのベストセラーを6部構成のミニシリーズにした。筋書きの多い心理ドラマなので、ストーリーラインについてはあまり語らない方がいい。私が言いたいのは、冒頭のエピソードで最初に登場するものは、答えを与えるよりも多くの疑問を投げかけるということだ。もちろん、残りの5話ですべてが明らかになる。
クレーフェルドをはじめとする制作チームは、冒頭から非常に緊迫した雰囲気を醸し出し、それをほとんど感じさせないという点で称賛に値する。同じように、(私にとっては)名前の知られていないドイツ人キャスト、とりわけ12歳を演じた少女もこの仕事にふさわしい。注意:いくつかのシーンは精神的拷問に近い不穏なものなので、気の弱い人には向かない。
数日前からNetflixで全6話「Dear Child」の放映が始まった。私は2晩(一晩に3話ずつ)観たところだ。複雑な心理ドラマを観たい気分なら、最初から緊迫感のあるこの作品を観て、自分なりの結論を出すことをお勧めする。
海外でも高評価のレビューが多いです。
「汚れなき子」のようなNetflixドイツドラマは興味深い作品が盛りだくさんです。