「呪われの橋2 怨霊館」実話‥エレベーター ゲームを題材にした前日譚、海外の評価とレビュー!
呪われの橋2 怨霊館

呪われの橋2 怨霊館

呪われの橋2 怨霊館
呪われの橋2 怨霊館

 

台湾の東海大学の幽霊橋の都市伝説を基に作られた映画「呪われの橋」の続編映画です。

続編って言っても、「呪われの橋」の続きではなく、前の話、ようするに前日譚ということです。

 

そして、前作と同様に「呪われの橋2 怨霊館」も実話ベースの映画です。

元ネタとなったのは「エレベーター ゲーム」という都市伝説です。

物語のベースとなる都市伝説“エレベーターゲーム”は、「エレベーターに乗って4・2・6・2・10・5の順番で移動する」「5階で目を閉じ、女性が乗ってきても話しかけてはいけない」「そして1階のボタンを押すと異世界へとつながる」というもの。

 

実際に海外でエレベータにまつわるこういう事件があったそうです。

エリサ・ラム事件

エリサ・ラムは香港系カナダ人で、バンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学の学生でした。

ラムの失踪が報告されたのは2013年2月初旬のことである。客が給水の問題について苦情を言い、ホテルでの保守作業の担当者がその件について調査した際に遺体を発見した。

ラムの失踪は広く報じられた。

遺体が発見される5日前に、ロサンゼルス市警察が生前に最後に撮影されたラムの映像を公開し、人々の関心が高まった。それはエレベーターの監視カメラにより撮影されたもので、その映像では、ラムはエレベータを出たり入ったりし、外の廊下で何者かに話しかけているような素振りをして、時折エレベータの中に身を隠しているような行動をとった。

 

映像はインターネット中に広まり、様々なウェブサイトで再投稿され、中国の動画共有サイトのYoukuにも投稿された。Youkuに投稿された動画は最初の10日間で300万回視聴され、4万件のコメントがついた。コメントした人の多くが視聴の際に不安感を覚えた

ラムの行動について、超常現象に巻き込まれたという主張から、ラムが患っていた双極性障害が原因とするものまで、さまざまな説が挙げられた。映像が公開される前に編集されたと考える人もいた。

遺体が発見されると、ラムの死を取り巻く状況により、セシル・ホテルの歴史上起こった他の有名な死亡事件や殺人事件との関係から、さらに議論が巻き起こった。ラムの遺体は全裸で、その衣服や所持品は遺体の近くで水の中に浮いていた。

初期にインターネットで関心を持った人の中には、ラムの死と2005年のホラー映画『ダーク・ウォーター』 (邦画『仄暗い水の底から』のリメイク作品) との類似性に注目した人もいる。

この事件は国際的に大衆文化において影響を与えた。ちなみに、セシル・ホテルは名称を「ステイ・オン・メイン」 (英: Stay on Main) に変更している。

エリサ・ラム事件

 

「呪われの橋2 怨霊館」の中でも、エレベーターの緊急停止ボタンを押して、6.1.5.2.4.3とボタンを押し、エレベータを動かすと異世界に行けるという様な描写がされています…ラムさんももしかして…。

 

「呪われの橋」シリーズは、実際の都市伝説を基にシリーズ化して行っているようですね。

いごっそう612

なかなか面白い題材です。

海外の評価

「呪われの橋2 怨霊館」の海外の評価はどうなっているのでしょう?

海外映画サイトをIMDbを調べてみました。

The Bridge Curse: Ritual (2023)
The Bridge Curse: Ritual (2023)

 

IMDbでは5.3/10点の評価となっています。

全体の25.8%のユーザーが6点の評価を、21.5%のユーザーが5点の評価を付けています。

いごっそう612

あまり芳しくない評価ですね💦

 

海外のレビューを紹介します。

まあまあというだけでは済まなかったかもしれない

ホラー大国台湾のこの映画は、面白い切り口で始まる。学生たちが、幽霊の出る、つまり大学を題材にした拡張現実(AR)ビデオゲームに取り組んでいる。その学生たち(この手の話の登場人物にありがちな頭の悪さだ)は、ロケ地でゲームのテストプレイをする(なぜ開発初期ではなく、完成間近のゲームをテストプレイする必要があるのかは不明)。実際の幽霊はすぐにARゲームと重なり始めるが、これは独創的なアプローチであり、かなり興味深い(本当は何がどこにあるのか?) CCTVカメラやゲーマーの装置から何度も視点ショットが得られるが、このような主観的なショットがうまく扱われれば、常に観客を没入させ、ホラー指数を上げる素晴らしい戦略となる。しかし、この映画はすぐにそのアイデアを置き去りにして本物の幽霊に焦点を当てる。ありがたいことに、視覚的なダイナミックさは物語上の工夫に取って代わられ、後半のどんでん返しが事態を揺さぶって映画を救う......最後の暴露までは、あまりに急ぎすぎてインパクトがない(そしておそらく、私が前作を見ていないという事実も助けにならない)。結局のところ、この映画はまあまあだが、もっと可能性があったことは明らかだ。

 

奇抜な風水

「呪われの橋2 怨霊館」台湾のホラー映画。2019年が舞台で、リメイクというよりむしろ前日譚。橋とその怒れる幽霊が登場するが、そのほとんどは1人の人物に関係している。アクションの中心は大学の建物で、これもまたファウンド・フッテージで構成されている。2016年、ある学生が、評判の幽霊たちの興味を引くかどうかを確かめるため、自分が作っているロールプレイングゲームのベータテストを試みる。彼は目に見えない力に襲われ、昏睡状態に陥る。2019年、彼の妹は他の学生たちとともに彼のゲームを完成させようとする。どうやら幽霊に2度も襲われたにもかかわらず、彼女は学生時代の友人たちと同じようにゲームを続けようとする。この連中はホラー映画を観たことがないのか?効果的なジャンプ恐怖と説得力のある幽霊、そして越えなければならない中間次元。タイムスリップもある。時系列を行ったり来たりするため、少し混乱する。怒り狂った幽霊やゆがんだ風水も登場する。上映時間を10分短縮すればもっと良くなったかもしれないが、それでも見る価値はある。監督:レスター・シー、脚本:ケン・ミン・チャン、ポー・シャン・ハオ、シー・ユアン・ルー。Netflixにて。6/10.

 

ランプの油よりも、あまりにも多くのトリックを干上がらせる。

この物語は、2つのタイムラインを行き来する前作の1年前の出来事である。妹は、エレベーターゲームに挑戦して昏睡状態に陥った弟を解放しようと躍起になる。一味を引き連れた妹は、事実を知るために呪われたビルに戻るが、ゴーストたちがゲームを通して現実世界に入り込み、うるう年を待たずに襲ってきたのだ。見知った顔の助けを借りて、彼女は弟を救い、呪いを時間内に終わらせることができるのだろうか。

このエキサイティングでない映画の問題点は、前作同様、面白味のないストーリーと、ホラー・ジャンルのチェックリストにある他のテンプレートをことごとく外して、脚本にすべてを詰め込もうとするやり方だ。幽霊シーンの多くがCGIを多用し、CGIが良くないのはおまけ程度なので、すぐに飽きてしまう。そして、誰も応援したくなるような書き手の少ない登場人物たちや、1作目の時間軸が2020年であったことから、クライマックスやクレジット中盤のシーンまで待たなくても、2019年にいったい何が起こったのかを予想するのは多かれ少なかれ簡単だ。3作目がある以上、せめてある程度魅力的な脚本が試みられれば、それは奇跡となるだろう。

 

多くのフィラー

エンドクレジットを見るまで、これが続編だとは気づかなかった。私は前作で多くを見逃したとは思わないし、これを見なければ誰も何も見逃すことはないと思う。想像力に欠けるストーリー、独創性に欠けるプロダクション・デザイン、忘れ去られた音楽とサウンド・デザイン、そして何よりも魅力に欠けるキャスト。演技は申し分ないが、キャラクターが面白くない。この映画で一番いいのは「ゲーム」だが、2つしかないし、フィラーも多い。見る価値もないし、駄作というほどでもない。

 

いごっそう612

高評価のレビューは無いね(笑)

 

「呪われの橋2 怨霊館」のような台湾ホラー映画は興味深い作品が盛りだくさんです。

 

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