Netflixで配信になったドラマに注目!
「自由研究には向かない殺人」
「自由研究には向かない殺人」原題:A Good Girl’s Guide to Murder はホリー・ジャクソンの2019年の受賞小説を原作としたイギリスのテレビシリーズで、ポピー・コーガンが脚色、ドリー・ウェルズが監督し、 BBC Threeのムーネイジ・ピクチャーズが制作した作品。
ファーストシーズンは、地元で起きた遺体の見つかっていない殺人事件を自由研究のテーマにした女子高生が、被害者の恋人が罪を告白して自殺して解決となった殺人事件事件の真相を謎解きしていくストーリーで、1話43分~51分のエピソード6話で構成されています。
Netflixより2024年8月1日配信開始
さっそく観てみましたが、序盤はなーんかイマイチ‥と言う感じ、俳優陣の演技など引き込まれる要素が少なく、またなんでピップはこんなにも事件を掘り起こすんだろう?事件から5年も経っているのに?と理解が難しかったですが、作り方は上手く1話のラストでまた次も観たくなるようなシーンを入れてきて、1話の時間の短さもあったどんどんと観てしまう(笑)
というような感じで、だんだんとハマってくるドラマ作品でした。
音楽とエマ・マイヤーズは良かったですね。
原作となったホリー・ジャクソンの同名小説との違いとか、小説は3部作でシリーズ化されている為、ヒットしたら間違いなく続編でますでしょうし、エグゼクティブプロデューサーのフリス・ティプラディは、最初のシリーズには本当の終わりがあることも強調しています。そんな感じで色々と気になる要素が満載の作品であります。
キャスト
エマ・マイヤーズ
ゼイン・イクバル
アシャ・バンクス
ライコ・ゴーハラ
ジュード・モーガン=コリー
ヤリ・トポル・マルガリス
ヤスミン・アル=クダイリ
ヘンリー・アシュトン
カーラ・ウッドコック
マシュー・ベイントン
ゲイリー・ビードル
アンナ・マックスウェル・マーティン
等が出演しています。
海外の評価とレビュー!
NetflixOriginalseries「自由研究には向かない殺人」の海外の評価はどうなっているのでしょう?
海外映画サイトを調べてみました。
レビュー集約サイトのRotten Tomatoesでは、こ批評家11件のレビューに基づいて91%の支持率を獲得しており、平均評価は5.6/10点と支持率の割に作品自体の評価は低いようです。
一般ユーザーの支持率は71%でまずまずの評価を得ています。
Metacriticは15人の批評家に基づいて加重平均を算出し、66/100点と「概ね好意的な」レビューを示しています。
IMDbでは2340の投票があり、平均評価は6.7/10点と平均的な評価になっています。
海外のレビューを紹介します。
本がこれほど有名になったのは、ピップと一緒にこの事件を解決するためだった。
本から重要で興味深いシーンが失われ、例えば5つのシーンが1つに統合され、役者とのつながりのない単純な台詞になった。
殺人の情報はサスペンスもなく無意味に捨てられている。残念なことに、この本にはふさわしくなかった。
俳優陣に関しては、彼らの仕事が悪かったとは思わないが、ただ、観客が俳優の人生に十分に入り込めず、物語に入り込めなかった悪い脚本に対処しなければならなかっただけだろう。
本を読んでいない人にとっては良い作品なのかもしれないが、本を読んでいる人にとっては、その違いやミスリードが腹立たしかったと思う。
興味深いが、一筋縄ではいかないミステリードラマ。素敵なロケ地、とても良い主演俳優の演技、実際のミステリーそのもの、そしてそれに続くほとんど未解決事件のようなスタイルの捜査など、このシリーズには楽しめるものがたくさんある。私は本を読んでいないので、その正確さについてはコメントできない。このシリーズは時々見慣れた領域に入り、『I Know What You Did Last Summer』風の事故など、若干詰め込まれた感のある部分もある。
また、ある背の高いブロンドの若い女性が、主人公が必要とするときに現れて助けてくれる。友人たちが成長する場面もあれば、余計に感じる場面もある。このシリーズに登場する白人男性は皆、しばしば卑劣で犯罪的な悪人であることにすぐに気づき始めるが、エスニック男性はほとんどが心優しく思いやりがある。BBCがその逆をやっていたらと想像してほしい。今ではほとんど弱点になり、目を丸くするような型になっている。キャスティングは、プレッシャーのかかる17歳を演じたある俳優が40歳には見えないが、ほとんどはとてもいい。このシリーズではスマートフォンがよく使われるが、たいていは筋書きを進めるためだ。主人公が独善的な暴言を吐きまくる一方で、ワトソンの友人はなぜか現実的な生活とは無縁のようで、主人公のためにポケットに手を突っ込んで湖畔に現れたりする。
このシリーズではかなりの量のドラッグが登場し、教師や警官など、信頼できると思われる職業が、控えめに言ってもとても信頼できるものではない。プロットの穴は単純に巨大で、動物が関係するある事故は意味不明だし、人々の動機も本当に意味不明だ。不明瞭な部分もあるが、大部分はついていけた。完璧なイギリスのコテージ、交通のない道、吠えたり興奮したり汚したり問題を起こしたりしない犬。気の利いた冗談を交わす両親、すべてがテレビの世界だ。しかし、私は良いミステリーが好きだし、うまく進んでいるし、技術的にもかなり良くできているので、総合評価は6点だ。人種差別、子育て、友情、ドラッグ、同意、誠実さなど、若者にとって興味深いテーマに触れている。
本が大好きだったので、とても楽しみにしていました。全般的には良い映画化だったと思うが、演技が最高だったとは思わない。残念なことに、複数の俳優がそれぞれの役柄に深みと誠実さを欠いていた。誤解を恐れずに言えば、良い演技もたくさんあったと思う(カーラやナオミなど)が、主役の2人(ピップとラヴィ)には特に説得力がなかった。エマのアクセントもしばしばたどたどしい。本から見逃されたディテールもあったが、それはシリーズものとして必要なことだと思う。ただ、ストーリーが本と似ているだけに、もっと(もっと)よくできたと思う。
ティーンに人気のアンディ・ベルが、頭に残忍な傷を負ったまま夜の街を彷徨い、行方不明になる。その後、ボーイフレンドのサル・シンが、携帯電話に告白文が残されているような死体で発見される。誰もが、10代の恋人同士の心中事件だと考える。それから5年後。ピップ・フィッツ=アモビ(エマ・マイヤーズ)はある記憶に取り憑かれ、サルの無実を信じていた。彼女は学校の課題でそれを証明することを決意する。
これは本を原作としたBBCの6部作リミテッド・シリーズ。他にも本があり、このキャラクターはもっとシリーズが続く可能性がある。私は最初、エマ・マイヤーズがわからなかった。最初のエピソードが終わるまでわからなかった。髪のせいかもしれないし、アクセントのせいかもしれない。もちろん、地元の人たちは彼女のアクセントの仕事について文句を言っているのだろう。部外者の私は、その違いに気づくことはほとんどない。彼女はスクリーンでの存在感でこの番組をうまく動かしている。ピップにはもっとシャーロックらしくあってほしいとは思う。その代わり、彼女の強気な性格と攻撃的な無謀さによってほとんど成功している。その場合、シャーロックとワトソン博士の名前は出すな。謎については完全に納得しているわけではない。手がかりのいくつかは、むしろ無作為に明かされたように感じる。俳優が好きなのが救いだ。
本を読んでいなかったので、とても楽しめた。結末にはとても驚いたし、最後まで飽きさせない展開だった。エマ・マイヤーズが主役を演じるのは完璧な選択だった。脇を固めるキャストも、皆役にふさわしいか、本当に素晴らしかった。大人のキャストは皆素晴らしかったが、カーラ、アンディ、ナオミ、マックス、サルを演じた俳優たちも本当に良かった。シーンの中で自分自身をアピールしていた。恋のお相手にはあまり感心しなかったけど、彼は良かったし、2人のストーリーも十分甘かった。ただ、ちょっと無理矢理入れた感じがして、サルやアンディ、ピップとカーラの友情ほど面白くはなかった。でも、夏を楽しむ作品としては文句なし。
「自由研究には向かない殺人」のようなNetflixドラマは興味深い作品が盛りだくさんです。