続編を示唆する最後のセリフに注目!
「アグリーズ」
「アグリーズ」原題:ugliesは2024年のアメリカ映画
マックG監督し、スコット・ウェスターフェルドによる2005年の同名ディストピア小説を原作に、誰もが「醜い」とみなされるが、16歳になると極端な美容整形手術によって「美しい」人間に変身する、貧困のない近未来を舞台にしておこる物語を描いています。
Netflixより2024年9月13日配信開始
Netflixより配信開始になってその晩そっこう観てみました。
僕の感想を言えば、ツッコミどころはあるものの飽きることなく観えたし、それなりに面白かったんじゃないかと思います。
整形後に橋の向こうのユートピアでの生活‥みんな働かないでどうやって生きているんだろう?とか、整形して奇麗になったら幸せという考えがマジでわからなかったり、主人公もけっこう可愛い顔してるのに整形せなアカンとか、ホンマにツッコミどころは多い!
まあ、それでも102分というちょうどいい映画の上映時間と早い展開もあってあっという間に見終えてしまいました。
個人的には、続編があったら観たいです。
ただ世界的な評価は低いようなので‥Netflixさん次第になりそうですね。
面白かったんだけどなあ‥。
キャスト
ジョーイ・キング
キース・パワーズ
ラヴァーン・コックス
チェイス・ストークス
ブリアンヌ・チュー
ジャン・ルイス・カステヤノス
シャーミン・リー
ガブリエラ・ガルシア
アッシュ・マエダ
ジョーダン・シャーリー
等が出演しています。
ネタバレ!
近未来、世界は天然資源を使い果たし、混乱に陥っていた。人類を生き延びさせるために、科学者たちはまず新しいエネルギー源となる遺伝子組み換えの蘭を作り、次に人々を美しくする外科手術を行った。こうすることで、誰もが完璧で満たされて。これ以上の混乱は起こらなくなります。
「醜い」人々は16歳になると整形手術を受け、その後「美しい」人々が集まる街に入ることを許される。
タリーと親友のペリスはアグリーズだが、ペリスは3か月年上なので、先に手術に向かいます。ペリスはタリーに、整形しても以前と同じ人間のままでいること、また会うことを約束します。
しかし、タリーが彼に会いに寮を抜け出して橋を渡って会いに行ったとき、ペリスの外見と変わってしまった性格にショックを受けます。
その場からから逃げ出し、同じ寮生のシェイの助けを借りてアグリーズの寮に戻ります。二人は友達になります。シェイは自由と自然のある土地「スモーク」について説く反抗的なアグリーでありました。
シェイはタリーにスモークが実在し、リーダーのデイビッドも実在すると告げる。シェイはタリーを一緒に来てくれないかと誘い、手術を受けずに「スモーク」に逃げようとするが、タリーは手術ができなくなることを恐れて同行しなかった。
16歳の誕生日を迎えるが、シェイの居場所を教えないと手術はできないと手術を拒否される。ぺリスが手術のリーダーであるケーブル博士に協力し、シェイの居場所をしゃべってしまう。ケーブル博士にデイビッドは危険でシェイを傷つけるだろう、武器も作っていると告げられ、シェイを救うためにタリーはケーブル博士に協力することにする。
タリーはスモークにスパイとして送り込まれ、シェイと再会し、デイビッドと出会う。
タリーは皆に疑われるが、シェイの命を救ったことで信頼を得る。タリーはデイビッドと親しくなりデイビッドの両親を紹介してもらう、街で美容整形外科医としてケーブルと共に働いていたデイビッドの両親は手術についての真実を明かす。
それは、手術を受けたプリティは自我が低くなり簡単にコントロールできるようになってしまう。ケーブルは手術によってプリティーズを操ることができるようになる。デイビッドの両親は真実を発見して逃げ出した。
それ以来、彼らは自分たちで治療法を開発しようと努力している。薬で必要なナノ物質があれば完成させれるようだ。ただし被験者が必要だった。プリティとなった人間で治験をする必要もあった。ただし完成させればケーブルの計画を打ち破ることができる…ケーブルはそれを知って止めようとしていた。
タリーはデイビッドと一緒に時間を過ごした後、ケーブル博士に渡された追跡装置を火の中に投げ込む。
追跡装置はケーブル博士に信号を送っており、ケーブル博士は反乱軍を捕らえるために軍隊を率いてスモークに到着する。ほぼ無敵の兵士に改造されたペリスたちプリティが大暴れし、反乱軍は壊滅状態に陥る。ぺリスがデイビッドを誘き出そうと父親を殺した後、デイビッドとタリーは捕まり、タリーが元はケーブル博士の命令で来た裏切り者であったことが明らかになり、反乱軍はタリーを恨む。
タリーとデイビッドは脱出し、タリーは捕らえられた反乱軍を解放するために自分も連れて行くようデイビッドを説得する。
タリーとデイビッドはプリティの基地に侵入する。すでに治療を受けていたシェイを除いて全員が解放される。完全に変わってしまい、以前の目的を忘れてしまったシェイは、デイビッドの母親が彼女の治療の最後のピースであるナノ物質を盗んだ後、反乱軍とともに安全な場所に連れて行かれる。シェイに治療をしようとするが、しかし、変わってしまったシェイが嫌がるため、治療は行えなかった。
プリティ達が迫ってくるなか、タリーはこれから捕まり整形手術を受け、治療法をテストすることを志願する。整形しても正義を求める気持ちが変わることはないと告げる。タリーは自分が変わってないサインを残す、もし裏切ったことを許してくれるなら迎えに来てほしいとデイビッドに告げ、友人たちに別れを告げる。
プリティ軍団が来た時に、タリーは
「タリー・ヤングブラッドよ、私をプリティにして」と言う。
シェイとタリーがプリティたちに捕まる。
月日がたち、整形されて美しくなったタリーの姿が現れる。コンピューターからの質問に
「プリティな自分が好き」と答えるタリーだったが、その手には傷跡が残されていた。
傷跡が変わらないことから、タリーは約束を守り、洗脳されていない様子がうかがえる。
続編を意識したラストの言葉!
「アグリーズ」のラストは続編を示唆するような終わり方でしたが、続編はあるのでしょうか?
原作となった小説は3部作で『アグリーズ』『プリティーズ』『スペシャルズ』の3つ、その後の世界が描かれたスピンオフが『エクストラズ』が1作となっています。
映画終盤で捕まる前に言ったセリフ「タリー・ヤングブラッドよ、私をプリティにして」という言葉は、原作「アグリーズ」のラストの言葉なのです。
原作ファンならハッとしただろう、マックG によると、このセリフを残すことが映画のエンディングの重要な要素だったという。
マックGは続編作る気満々ですね。
Netflixは間違いなくこの映画の人気が出たならば、続編を作る可能性が高いと思われます。
まだ、公式には続編は発表されていませんが、人気次第ですので打ち切りになる可能性もありますが、続編に期待しましょう。