コロナウイルスが蔓延する世の中…
メイズウイルスで
ゾンビになってしまう世界を舞台にした
こんな映画はどうでしょう?
「CURED キュアード」
CURED キュアード
原題:The Cured は
2017年の
フランス・アイルランド合作の
ホラー映画です。
監督は今作がデビュー作となる
デヴィッド・フレイン
主演は「JUNO/ジュノ」でアカデミー賞にノミネートされた
エリオット・ペイジ
アイルランドの若手俳優
サム・キーリー
M字ハゲが半端ない
アイルランドの俳優
トム・ヴォーン=ローラー
他
スチュアート・グレアム
ポーラ・マルコムソン
ナタリア・コストレヴァ
ヒルダ・フェイ
サラ・キンレン
等が出演しています。
この映画、なかなか考えらされるんですよ。
ゾンビ映画と言えば、感染したらウォーキング・デッドになってしまい、そうなった人間を元に戻す方法は無く、殺すしかその人たちを救う道は無いというのが定番なんですが、「CURED キュアード」は違います。
人間を狂暴化させる新種の病原体、メイズ・ウイルスのパンデミックによって大混乱に陥ったアイルランド。
6年後…
ゾンビウイルスは、メイズウイルスと呼ばれ、その治療法が発見されたことで、世界は秩序を取り戻します。
治療法があると言っても、感染者の75%しか治すことはできません。
25%‥4人に1人はゾンビのままなんですね。
治療法が効いた75%の人々は、普通の人間に戻ったは良いのですが、ちょっと面白いポイントが!
なんと!
ゾンビから人間に戻った人々は、ゾンビだった時の記憶があるんです。
いや~これヤバイっスよね。
ゾンビになったら‥もう完全な野獣っスよ。
人間見つけたら手当たり次第に食ってしまうという暴走特急…。
その時の記憶があるとすれば…完全なトラウマです。
社会復帰のためのリハビリ施設に入れられ、終了後、社会復帰をするのですが…。
これまた、世間も厳しいんです。
ゾンビ→人間に戻った人々は、人殺し扱い…。
いや、まあ‥ゾンビ時代にはだいぶ殺っちゃっているんだろうけど、それは感染病のせいだし…。
なんというか…。
まあ、そんなわけで
社会復帰後も、かなり厳しい目で見られるんです。
ゾンビ→人間に戻ったセナン(サムキーリー)は、社会復帰後に義理の妹、アビーの家に身を寄せることにします。
アビーから「夫のルークの行方を知っているか」と尋ねられ、セナンは「知らない」と答えたがそれは…
嘘なんですね。
何と…
アビーの夫ルークは、自宅でウィルスに感染していたセナンに殺害されていたのです。
とは言えない‥
治療の効かなかった25%の「感染者」たちは収容施設に隔離されているのですが
世間は
「感染者を生かしておいたら、いつかまたパンデミックが起こるのではないか」
と不安視しています。
政府は「感染者」たち5000人を安楽死させる計画を進めていました。
アナタが大好きなゾンビ映画ですが、かなり考えらされる内容でしょ?
ラストにはしっかりとゾンビ・パニックも起こり、ちゃんとゾンビ映画としても楽しめる作品となっております。
ちなみに、Netflix、Amazonプライムビデオで観ることができます。