映画「空白」ネタバレ&あらすじ、添田充の成長物語!?海外の評価も!
空白

やはり
吉田恵輔監督作品は面白い!

今日はネタバレ&あらすじをメインに映画をご紹介!

本日ご紹介する映画は
空白

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万引きをした少女を追った店長、少女は車に撥ねられ死んでしまう…その少女の父親が、モンスターと化し店長を追いつめる!俺の娘のお前が何かしたんだろ?脚色した物語を放送するマスコミ…古田新太、松坂桃李の演技が素晴らしい~この映画は一度は観た方が良い名作です。

 

 

しかも、実話をベースにこの映画は描かれています。

 

いやいやいや、もうこの映画観るしかないでしょ?

 

この後は、映画「空白」のあらすじ&ネタバレを書いています。

ネタバレ&あらすじ

添田充(古田新太)は弟子である野木龍馬(藤原季節)漁に出た帰り、いつも通っている道が工事の為に、通行止めになっていた。

「すいません、迂回お願いします。」という警備員に

添田充は「馬鹿野郎、それどかしゃ通れるだろうがよ!」と怒鳴り、無理やり通り抜ける。

 

充の娘、花音(伊東蒼)は中学校で先生である今井若菜(趣里)に注意されていた。

花音は、真面目であったが段取りが悪く、入学式で使うリボンで作った薔薇も予定より遅れていた。

クラスでもその段取りの悪さに、強く咤されていた。

今井は、誰かに手伝ってもらうように花音に言う。

 

花音は、学校の後、母親である松本翔子(田畑智子)と喫茶店で会う。

松本翔子は、花音の父である添田充と離婚していた。

松本翔子は、リボンの薔薇作りを手伝う。

喫茶を出た後、花音は明日も会うようにせがむが、松本翔子は遅番だと言って断り、金曜日に合う約束をする。

花音は重い足取りで家に帰る。

 

家での夜、充は電話で漁師仲間に怒鳴っていた。

電話の後、花音は充に「ちょっと、学校の事で話したいことがあるんだけど‥」

と言う。

話そうとしたときに、また漁師仲間から電話がかかってき、ブチ切れた充は電話で怒鳴り散らす‥。

電話の後、機嫌が悪そうに

「で?学校がどうしたって?」と聞く充に、花音は何も言えず

「あっ、うん、やっぱり大丈夫‥」と言って話を終える。

その時に、花音が隠し持っていたスマホの音が鳴る。

そのスマホは母親からプレゼントされたものだった。

充はスマホを取り上げると、窓から外へ投げ捨ててしまった。

スマホを取りに花音は行くが、スマホは割れてしまっていた。

 

青柳直人(松坂桃李)は、スーパーの店長、スーパーは亡くなった父親から受け継いだものだった。

パート店員の加部麻子(寺島しのぶ)にべたべたと腕を触られ逃げる様に店に出た、青柳はマニキュアを万引きしている花音を見つける。

黙って腕をつかみ、店の奥へ連れていくが、花音は走って外へ逃げて行ってしまう。

追いかける青柳、もう少しで追いつきそうなところで、花音は青柳に捕まるまいと、道路に飛び出て車に撥ねられてしまう。

車からは、路駐しているトラックが邪魔になり、花音の姿が見えていなかった。

血を流しながらも、道路の反対車線で立ち上がろうと身体を起こしている花音のもとへ、青柳は駆けつけようと道路に飛び出す。

しかし、間に合わず‥反対車線に来たトラックに撥ねられてしまう。

トラックは、花音を巻き込んだまま100メートルほど走り止まる。

道路には、血の跡が残っていた。

 

充は、死体安置所を来ました。

トラックに撥ねられ死んでしまった花音の死体を確認するためでした。

死体は顔がつぶれグチャグチャになっていた。

充は、大泣きする。

松本翔子が現れ、死体を見ようとするが、充が止める。

「頭がつぶれちまってんだ!」と充は叫ぶ。

 

一番最初に花音を撥ねた楓は、警察から事情聴取を受けていた。

楓は青ざめ、パニック状態になっていた。

2番目に撥ねたトラック運転手も事情聴取を受けていた。

トラック運転手は逆ギレのように警察に怒っていた。

 

次の日、スーパーアオヤギの前にはマスコミの人だかりが現れていた。

ニュースで事故の事が放送され、花音を追った青柳の事を悪く言っている映像が流される。

それを見て青柳は憂鬱な気分になっていた。

加部麻子が家を訪ねてきて、ボランティア活動炊き出しの残りを渡される。

さらに、掃除に家に入ろうとした麻子を止めた青柳、青柳は正直迷惑に思っていた。

最終的にごみ袋のみを持って麻子は帰っていった。

 

花音の葬式の日、葬式に現れた青柳を見つけ、充は青柳を葬祭場から連れ出す。

謝りの言葉より先に、万引き被害に悩まされていたと言い訳ばかりする青柳に対して、充はブチ切れる。

「あのよ、俺は娘が万引きしたなんて思ってねーんだよ。」

「あ…いや‥でも」と青柳

さらに充は「俺は娘が化粧しているところなんか、見たことねーんだわ」

「でも‥カバンから‥」という青柳にブチ切れ

「だから証拠あるのか!って言ってんだよ!」

「すいません‥それは‥」青柳

「だいたいなんなんだアンタは!さっきから謝罪の一つもしてねーよな! な? どーいう神経してんだよ!こっちは娘死んでんだよ!お前に追い掛け回されてな!あんたホントは悪戯目的で、万引き犯に仕立て上げたんじゃないのか!おい、花音に何したんだよ!あ!?」

怒鳴る充と、青柳の姿はマスコミに撮られていた。

 

次の日、充の家には昨日の映像を見たものからの、「スーパーに謝罪しろ」「自業自得」などの張り紙がされていた。

青柳のスーパーにも、「ロリコン野郎」「性犯罪者」などのイラズラ書きがされていた。

苦情の電話もガンガンかかってきて従業員はその対応に追われていました。

マスコミも二人を面白おかしく追いかけます。

充は学校にも行き、イジメが無かったのか?と調べます。

充は娘の死の原因に対してどんどん追究していきます。

そして、しばらく漁を休むという充に対して、それを野木龍馬は引き止めます。

野木龍馬は過剰に娘の死因を追いかける充を心配していました。

その龍馬に対して、怒り狂いクビを宣告する充‥。

松本翔子も充を心配します。

翔子は学校での事を追求しまうが、充はいじめが学校であったと思い込んでいます。

花音が言った「ちょっと、学校の事で話したいことがあるんだけど‥」

の言葉をイジメの相談と思い込んでいるのです。

翔子は言います。

「それね、三者面談のことよ」

花音は、話ができない充ではなく翔子に三者面談に来て欲しかったのです。

そんなわけがないと充は怒り狂います。

翔子は言います。

「あんた、花音しかいないっていうほど、あの子の何を知っているの?何かしてきた?花音が盗んだマニキュア何色だったか知ってる?」

「だから盗んでねーし、そんなのつけているところ見た事ねーよ」

「透明だったって…気にしたこと無いでしょ?花音の爪に艶があるとか」

充は翔子に帰れ!と言います。

翔子は黙って帰っていきました。

 

充の家に、花音を一番目に撥ねた楓が謝りに来ます。

何度も謝る楓を無視するかのように、充は車で立ち去ります。

楓は泣いていました。

 

学校で取ったアンケート用紙を見る充‥。

そこには花音のことは特に印象がないと書かれている言葉だらけでした。

怒り狂う充に対して、学校は青柳が昔チカンで捕まったという噂を話します。

 

青柳はマスコミの取材を受けていました。

真摯に謝罪の気持ちを言った青柳でしたが、マスコミは映像を編集し、青柳が逆切れしているかのような映像を作り上げ流します。

それを見た充はスーパーアオヤギに訪れ嫌がらせを始めます。

充は執拗に追いかけてくるマスコミを軽くついたときに、アナウンサーがコケ、その様子がまた過剰に報道されました。

充の評判はどんどん悪くなっていきます。

 

麻子はボランティア活動をしています。

しかし、自分の思い出行動しており、周りには不快な思いもさせています。

青柳を守るために、ビラまで配り始めますが、青柳は迷惑していました。

 

青柳がラーメン屋で食事をしようとしているところに充が現れます。

充は、執拗に嫌味を言います。麻子が配っていたビラを渡されます。

そこにはスーパーアオヤギは被害者です。と書かれていました。

店を出ても追いかけてくる充…。

青柳は走って逃げますが、途中車に撥ねられそうになります。

花音はこういう状況だったのか‥と青柳は気が付きます。

 

次の日も、充はスーパーへの嫌がらせを行っていました。

悪戯電話でスーパーに救急車が来ます。

その悪戯を充だと思った麻子は充に食ってかかります。

青柳と話がしたいと充は言いますが、麻子が青柳を店に連れて行ってしまいます。

 

充は漁で怪我をします。

龍馬が心配しますが、充はそっけない態度をとります。

しかし、龍馬はマスコミから充を守ります。

 

中山楓はまた充に謝りに来ていました。

しかし、充は無視をして話をしませんでした。

 

充は花音の遺品を整理している時に、自分の顔を黒く塗った花音の写真を見つけます。

翔子に相談しますが、自分が花音のことを理解していなかった事を痛感します。

居酒屋でも、若者が話している事を自分の悪口だと思ってしまいます。

酒を手に持ち、青柳のスーパーの前で青柳を待ちます。

出て来た青柳に本当の事を教えろと言う充、青柳は歩いて立ち去ります。

それを追いかけてくる充、青柳は誰もいない場所で土下座します。

「本当に申し訳ありませんでした。」

しかし、充は許しません。花音の万引きのことも認めません。

花音の死んだ場所まで連れていき、青柳を追い込みます。

青柳の精神は追い詰められます。

青柳はトラックが来ても道路から動きません、青柳を突き飛ばした充は

「死ぬなら他人に迷惑をかけず、一人で死ね」と言い立ち去ります。

 

次の日、スーパーアオヤギの段ボールを積んだ箱は放火されます。

火はすぐに消し止められましたが、皆浮かない顔です。

スーパーで特選ノリ弁当を買った青柳でしたが、開けてみると普通ののり弁でした。

弁当屋に電話をかけている時に、青柳はふとキレてしまいます。

弁当屋に悪態をついて電話を切った青柳でしたが、我に返り再度電話をして謝ります。

青柳の精神は崩壊寸前です。

青柳は事務所のドアで首つり自殺を図ります。

 

中山楓は自殺をしてしまいました。

母親は遺体に抱きつき泣きます。

 

麻子が青柳の自殺を止めます。

麻子は青柳に抱きつき、キスをします。

麻子は青柳を励ましますが、青柳は麻子の善意の強要が苦しくなっていました。

「今は今はただ‥もう全部苦しいんですよ。いや、もうお願いします。すいません‥」

青柳は泣きます。

 

中山楓の葬式に充は現れました。

中山緑は充のもとへいきます。

「あっ?何言われても謝らねーぞ」という充‥。

そんな充に中山緑は謝ります。

自殺という形で、人を撥ねた責任を放棄した娘の事を謝罪します。

これからは自分が罪を背負って生きるから、娘を許してほしいと涙ながらに話します。

 

充は自宅で遺品の整理をしていました。

龍馬が訪ねてきて、また雇って欲しいと言います。

それは充を心配しての事でした。

充はまた龍馬を雇うことにします。

充は娘のやっていた絵画をします。

その絵の下手さに、2人は笑いました。

 

花音の遺品の中から少女漫画を読んだりと、花音の事を知ろうします。

龍馬と少女漫画の事で話をし笑います。

 

スーパーアオヤギはついに潰れてしまいました。

店の荷物を整理している麻子と目が合う青柳、麻子は力こぶを作って見せますが、青柳は祖知らん顔で立ち去ります。

ボランティア活動をしているときに、仲間の失敗に怒ってしまい、麻子はつい涙ぐみます。

 

充は花音の遺品を整理している時に、人形の中に隠しているマニキュアを見つけます。

万引きは本当だったのか…証拠を突き付けられた充は、マニキュアを集めコッソリと公園のごみ箱に捨てます。

 

花音の墓を、充、翔子、龍馬で掃除した帰り、翔子は新しく生まれる子供に、花音の字を取って明花音にすると話します。

充は嫌味を言います。怒る翔子に対して、充は考え直して謝ります。

自分は羨ましかっただけ、明花音を幸せにしてやってくれ。

と頭を下げます。

 

数日たちました。

また、充は車で工事の為に、通行止めになった場所に来ます。

また怒鳴る充でしたが、警備員は青柳でした。

 

充は車を止め、ふたりで青柳と話します。

充は、時間がたった今は花音が万引きしたんじゃないかと思っている。

店も潰れ、落ちぶれた青柳を見て、あんたに対して申し訳ない気持ちもある。

しかし、青柳に対して苛立ちもあると話します。

青柳は何度も謝ったが、俺はまだ謝れないと話します。

少し時間が欲しいんだ。と

青柳は土下座をして

「本当にすいませんでした。」と言います。

「いや、責めようって気持ちはないんだよ」と充

「すいません、すいません、ごめんなさい、ごめんなさい」

青柳は謝り続けます。

充は煙草をくわえ「疲れたな…」と言います。

 

家に、花音の担任だった今井若菜が訪ねてきて、花音が書いた絵を渡します。

それは、前に充が書いた絵と同じ風景を描いたものでした。

充はその絵を見て泣きます。

エンドロールが流れ映画はエンディングを迎えます。

 

 

何というか物凄い映画でした。

1時間47分、全く飽きることはありませんでした。

映画は、古田新太演じる添田充の成長物語ですね。

 

花音が死んだことから、どんどん悪循環に陥ってきます。

花音が死んだことが物語の発端です。

何故?花音は死んだのでしょう?

車に撥ねられた為、青柳が追いかけたから逃げた為、万引きをした為、色々原因はあると思います。

しかし、その全ての原因は充なのです。

 

充が、素晴らしい父親で花音に対して親身に相談を聞くような男だったらこうはなっていません。

充は自己中心的なクソ野郎です。

花音は、そんな充に相談もできず、マニキュアを買う金も無く、万引きをしてしまったのです。

青柳に捕まった時に、花音の脳裏に浮かんだのは充の顔でしょう。

充に万引きがバレるという恐怖から、花音は逃げ出してしまったのです。

そして車に撥ねられてしまった…。

これが全ての発端です。

 

もちろん、青柳は初めて充に会った時に、すぐに土下座して謝っていたら充はあのような執拗に追いかけることは無かったでしょう。

マスコミがちゃんとした謝罪動画を放送していたら、あのような事態にならなかったでしょう。

少しのボタンの掛け違いがあのような事態を生み出してしまったのです。

 

充を変えたのは、中山楓の自殺からでしょう。

自らと同じ立場になった楓の母親からの言葉は胸に突き刺さったはずです。

そして、その後に娘が実はマニキュアを隠し持っていた事を知る…。

充は、自らの過ちを認めはしませんが、気が付いたはずです。

それによって充は成長しました。麻子に自らの間違いを認め謝ることができるほどに

やはりこの映画は充の成長物語です。

 

しかし、僕は充が許せません。

青柳や、スーパーアオヤギのスタッフの人生は狂いました。

青柳などは完全に精神を病んでいます。

そして、死んだ楓…。

充は自らのせいで娘が死んだにもかかわらずに、他人に恨みの念をばらまき、何人もの人生を狂わしているのです。

 

ラストに充は、自分の書いた絵が娘の描いた絵と同じだったことを見て、微笑んでいましたが‥。

いやいやいや、もっと反省しろよ!という思いがあります。

映画を観終わった後も、すごく嫌な気持ちが心に残りました。

 

しかし、この映画は名作と言っても差し支えないほどの作品だと思います。

観る人によって、見方は変わるかもしれません。

お暇があればぜひ、一度この映画を観てみてください。

 

 

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最期に、映画「空白」は国内ではかなり評価が高いのですが、海外での評価はどうなっているのでしょう?

海外の評価を調べてみました。

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