
Netflixより実話を基にした
戦争映画が配信開始!
「ナルヴィク」

ナルヴィク 原題:Kampen om Narvik - Hitlers forste nederlagは2022年のノルウェー映画。
第二次世界大戦中、ヒトラーが初めて敗れたといわれるナルヴィクの戦いを描いた戦争ヒューマン映画です。
上映時間109分
Netflixオリジナル映画として
2023年1月23日配信開始
監督は
エーリク・ショルビャルグ
キャスト
クリスティーヌ・ハルトゲン
カール・マルティン・エッゲスボ
クリストフ・ゲルファート・マティーセン
ヘンリク・メスタド
マティルド・ホルテダール・クーラ
スティーグ・ヘンリク・ホフ
カリ・ブレムネス
クリストフ・バック
オリー・キャンベル
ホルガー・ハントケ
マグヌス・ドゥグデール
エドヴァルド・リー・アルスタッド
オイヴィント・トロイト
等が出演しています。
実際に会った戦闘「ナルヴィクの戦い」を描いた映画、史実を知る上でも観てもいいかも。
実話・ナルヴィクの戦いとは?
ナルヴィクの戦いは、第二次世界大戦中の1940年に、ノルウェーの北極圏の都市ナルヴィクをめぐって行われた戦い。4月9日に、ドイツ軍は、ヴェーザー演習作戦で、ノルウェーとデンマークに侵攻したが、その一環で、山岳兵1個連隊がナルヴィクを無血占領した。ナルヴィクを奪還するために、イギリス・フランス・ポーランドの連合軍は、ナルヴィクの北西のハーシュタに上陸した。2度のオフォトフィヨルドでの海戦で、ドイツの山岳兵を運んできた10隻の駆逐艦は全滅し、ドイツ軍は、ナルヴィクを占領したが孤立することになった。ナルヴィクのドイツ軍にとって、もっとも近くの友軍拠点は、約700km南方のトロンハイムであり、空軍の支援や補給は、限定的であった。英仏ポ連合軍とノルウェー軍は、ドイツ軍に対して数的には6倍近い優勢であったが、ノルウェー軍を除いて、北極圏での作戦行動について訓練や装備を欠いており、その奪回作戦の進行はスローだった。5月28日に、連合軍はナルヴィクを奪回したが、同じ頃、英仏軍は、ダンケルクからイギリス本土へ撤退中で、既に、派遣軍はノルウェーから撤退することが決定済だった。6月8日に、派遣軍は撤退し、ノルウェーでの戦闘は終了した。
なぜナルヴィクが激戦地となったのか?
鉄鉱石を奪うことがノルウェーの戦いの焦点
1940年4月9日、ノルウェー西海岸の主要な港にドイツ海軍の船団が殺到、雪山で訓練を積んだ精鋭部隊である山岳師団などを次々に陸揚げさせます。
首都のオスロ以外には、トロンハイム、ベルゲン、スタヴァンゲル、クリスチャンサン、ナルヴィクの各港は1日でドイツ軍に制圧されます。その中でも一番、重要な港はナルヴィクでした。
北極圏に位置して一番北にあるナルヴィク港は、冬でも凍結しない港(不凍港)として、スウェーデン産の鉄鉱石がドイツへ輸出されていました。ドイツは鉄鉱石の90%をナルヴィク港からの輸送ルートに頼っていたのです。
ドイツのヒトラーはその鉄鉱石を万全に手に入れるため、イギリスの海軍大臣・チャーチルはそれを妨害しドイツの戦争経済を破綻させるために、2人ともナルヴィクに注目していました。
そして、あっさりと陥落した他の港と違い、ナルヴィクは、ドイツ軍、イギリス軍が何度も奪い合う激戦地となったのでした。
1940 年 4 月。世界中の目が、ノルウェー北部の小さな町、ナルヴィク。ここは、ヒトラーの兵器に必要な鉄鉱石の産地です。2 か月にわたる激しい冬の戦争を通じて、ヒトラーは最初の敗北を喫します。ということですね。
映画「ナルヴィク」海外の評価とレビュー!
海外での評価はどうなっているのでしょう?
Netflix映画
「ナルヴィク」の
海外の評価を
海外映画サイトIMDbで
調べてみました!

海外映画サイトIMDbでは
641人の投票があり
平均評価
7.0点という
まずまずの評価に
なっています。
ユーザーの投票で
一番多いのは
7点です。
投票数185人で
全体の28.9%が
7点の
評価をしています。
2番目は
8点です!
投票数131人で
全体の20.4%
3番目は
6点
投票数116人で
全体の18.1%
6~8点に67.4%の評価が集中していることからNetflix映画「ナルヴィク」は
海外でまずまずの評価を受けていることがわかります。
海外のレビューも紹介します。
エーリク・ショルビャルグ監督の「Kampen om Narvik - Hitler's første nederlag」(英語では「The Battle of Narvik - Hitler's first defeat」)は、初公開の予定から2年、コロナやウクライナ戦争の勃発でなかなか映画館に入りませんでしたが、ようやく公開されるとノルウェー中で満席になったのだそうです。
戦争が始まり、40日間続いたナルヴィク解放までの兵士グンナルとその家族の物語で、妻がドイツ語の通訳として手伝わなければならないなど、戦争の困難さが伝わってくる。
ナルヴィク、ドランメン、リューカンで撮影された映像は素晴らしく、音響も素晴らしい。ストーリーは様々なレベルで観る者を魅了し、今まで知らなかった歴史を教えてくれる面白さと良さを感じた。
ノルウェーの戦争映画で、もう1本、見る価値のある作品です。
まだNetflix配信前なので海外のレビューは少なかったです。見つけ次第追記していきますね。
「ナルヴィク」のようなNetflix映画は興味深い作品が盛りだくさんです。