
これは‥実話?
ヴィレッジを思い出してしまうスリラー映画
「アンテベラム」

「アンテベラム」(原題:Antebellum)は、2020年のアメリカ合衆国のホラースリラー映画
実際にあった南北戦争の最中の黒人差別の世界と、現世界の隠された黒人差別の世界を異色な描き方で『ゲット・アウト』『アス』のプロデューサーが作り上げた作品!終盤のどんでん返しには度肝を抜かれる展開&ヴィレッジじゃん!とツッコミを入れてしまう事間違いなしです。

ちなみに「アンテベラム」Antebellumの意味は、南北戦争前と言う事です。
正直、この映画良かったです。
序盤で描かれるのは、南北戦争の最中の黒人差別の世界で生きるエデンの姿、我々が知らない白人の黒人を差別する姿は、人間と言う生き物の恐ろしさをまじまじと見せつけられる。
こんな実話があったんだと‥考えらされる。
これだけでも十分、見ごたえがある作品なのだが、これにプラスして現実世界が描かれる。
中盤からは、エデンとまったく同じ容姿をした女性‥人種差別研究の第一人者、ヴェロニカ・ヘンリーの人生が描かれる。彼女も同じ黒人だったが、エデンとは違い優雅な生活を送っている。
この二つの物語を観て‥
生まれ変わり系の映画かな?
と思ったのだが‥予想とは違う物語に!?
いやいやいや、まさか!こう来たか!やっぱりあれスマートフォンだったんだ!
ええ~これヴィレッジのパクリやーん!
ってなってしまいました。
どんでん返し映画で、個人的にはめちゃくちゃ面白かったです。
キャスト
ヴェロニカ・ヘンリー/エデン
ジャネール・モネイ
ブレイク・デントン/彼
エリック・ラング
エリザベス
ジェナ・マローン
ジャスパー司令官
ジャック・ヒューストン
ジュリア
キアシー・クレモンズ
ドーン
ガボレイ・シディベ
ニック・ヘンリー
マルク・リチャードソン
イーライ/タラサイ教授
トンガイ・キリサ
ダニエル
ロバート・アラマヨ
サラ
リリー・カウルズ
ケネディ・ヘンリー
ロンドン・ボイス
等が出演していま
ネタバレ
南軍の兵士が経営するルイジアナの奴隷農園では、奴隷は過酷な扱いを受け、話しかけられない限り言葉を発することも許されない。脱走を試みた者は殺され、その遺体は火葬場で焼かれる。脱走に失敗した黒人男性イーライは、妻が殺され、遺体が火葬場に入れられるのを見届ける。彼らの手助けをしていた女性は、その後、エデンと呼ばれることを受け入れるまで、ブレイク将軍に残酷に殴られ、烙印を押されることになる。
農園に新たな奴隷たちが連れてこられる。その中には妊婦がおり、ブレイク将軍の娘エリザベスはその妊婦にジュリアと名付け、エデンに世話をさせる。ジュリアはエデンに脱走計画を依頼するが、エデンは彼女に今は我慢するように促す。
その夜、軍の兵士の夕食会で、ダニエルという内気な南軍の兵士がジュリアに惹かれ、後で彼女の小屋へ行く約束をする。
小屋にダニエルが来た時に、ジュリアが彼の優しさに甘えて助けを求めようとすると、彼は怒り出し、自分は南軍の伍長であることを告げ、奴隷のくせに話しかけられてもいないのに喋ったジュリアを殴りつける。ジュリアは流産してしまう。
小屋でブレイク将軍に犯された後、エデンはスマホの着信音を聞く。
現代では、スマホが鳴り、エデンが目覚めるが、彼女はヴェロニカ・ヘンリー博士という有名な社会学者であった。彼女は講演と本の宣伝のための旅行を控えており、特に夫のニックと娘のケネディと離れなければならないのが辛い。彼女は取材に来たエリザベスとPCで、オンラインミーティングを行い、不快感を覚えるが、彼女はその気持ちを打ち消し、ミーティングを切り上げる。
ブックツアーでルイジアナを訪れた彼女は、知人のドーンとサラに会い、地元のレストランで一緒に食事をする約束をする。そんな中、エリザベスがホテルの部屋に忍び込み、口紅を盗んでいく。早朝に帰宅するつもりだったヴェロニカは、Uberに乗ったと思いきや、その車は罠でエリザベスが運転していた。エリザベスの夫ジャスパーはヴェロニカを殴り飛ばし気絶させ誘拐する。
農園でエデンは、ジュリアが首を吊ったことを発見する。激怒した彼女は、その夜、脱出することをイーライに告げる。翌日、将軍にレイプされた後、再び小屋を抜け出し、将軍のスマホを盗み出す。
エデンは誘拐されたヴェロニカであったのだ。
スマホで助けを求める前に、酔ったダニエルと他の兵士がスマホを見つけるが、将軍のバッグから落ちたものだと信じて疑うことはなかった。
一人になったイーライは、手斧でダニエルを殺し、スマホを取り返す。位置情報を家族に送りたいヴェロニカは‥スマホは顔認証でしか解除できないため、再び将軍の小屋に戻り、顔認証をしようとするが、将軍は起きていた。将軍は二人を襲い、その後、ヴェロニカを守ろうとしたイーライ教授が殺される。
ヴェロニカは将軍を銃剣で刺し、スマホのロックを解除し、GPSを使って自分の居場所を夫に送信する。ブレイク・デントン将軍を火葬場に隠すつもりだったが、ジャスパーに邪魔をされる。ヴェロニカはジャスパーともう一人の兵士を火葬場に誘い込み、火をつけて3人を焼死させ、将軍の馬を奪って走り去る。
エリザベスともう一人の兵士は馬に乗ってヴェロニカを追いかけ、彼女が父親の命令で誘拐したヴェロニカ以外の農園の奴隷をすべて自分が選んだことを明かします。ヴェロニカはエリザベスを馬から叩き落とし、首にロープをかけて引きずり、ロバート・E・リー像の台座にぶつかり、首を折るまで引きずります。
ヴェロニカは追っ手の兵士たちを戦闘の混乱に巻き込みながら逃がし、いわゆる農園は、将軍を装う上院議員ブレイク・デントンが所有するアンテベラムという南北戦争再現公園の一部であることを明らかにする。
デントンとその仲間たち白人至上主義者たちは、この公園を使って、黒人の犠牲者を使った家畜奴隷の慣習を復活させるための環境を再現するつもりだった。警察が到着する中、ヴェロニカはついに逃げ出し、その後、公園はFBIによって閉鎖される。
ネタバレ
エデンは誘拐されたヴェロニカであった。エリザベスは上院議員ブレイク・デントンの娘であり、上院議員ブレイク・デントンはブレイク将軍であった。エリザベスはブレイクの命令でセレブとなっている黒人たちを誘拐し、上院議員ブレイク・デントンが作った南北戦争時代を再現した奴隷牧場に連れてきて奴隷として生活させていた。
南北戦争時代と思いきや、まさかの現代の奴隷牧場の話で、予測不能のどんでん返しでした。
上院議員ブレイク・デントンが作った南北戦争時代を再現した奴隷牧場は、シャマランの映画「ヴィレッジ」を彷彿させましたね。
序盤のシーンは本当にあった実話を描いていると思われる感じで、それからのまさかの誘拐➡現代の奴隷牧場とは想像がつかず、どんでん返し映画としても良質な作品でありました。
いや~怖い…一番怖いのは人間かも知れないですね。