
サム・ライミ製作の2024年Netflixホラー映画に注目!
「ドント・ムーブ」

「ドント・ムーブ」原題:Don't Moveは2024年のアメリカ映画
深い悲しみのなか人里離れた森を訪れた女性が、殺人鬼に遭遇してしまい筋弛緩(しかん)剤を打たれ、全身に麻痺が広がっていくなか、何とか逃げようとするスリラー映画です。
ちなみにDon't Moveの意味は《動くな》で、この映画で言えば、犯人から筋弛緩剤をうたれ動かないように言われる感じです。
Netflixより
2024年10月25日配信開始
キャスト
アイリス役
ケルシー・チャウ
リチャード役
フィン・ウィットロック
ビル役
モレイ・トレッドウェル
警察官ドントレル役
ダニエル・フランシス
等が出演しています。
ネタバレ!
アイリスは、家族でハイキング旅行中に亡くなった幼い息子マテオの死を悲しんでいる。
彼女は息子の死の現場を訪れ、崖から飛び降りて自殺しようと考えていた。

そこにリチャードと名乗る男が現れ、数分間話した後、アイリスは死ぬのをやめることにした。
彼女はリチャードの後を追って駐車した車に戻るが、リチャードの車がドアを開けるのに邪魔になるほど幅寄せして止めていた。リチャードは笑顔で近づいてきて、傘に見立てたスタンガンで彼女を気絶させ、結束バンドで手首と足首を縛って車の後部に押し込む。
アイリスは意識を取り戻すが、リチャードは自分の知っている人里離れた小屋まで車で連れて行く。
そこでリチャードは「週末中」一緒に過ごすと告げます。
アイリスはポケットナイフで手首の紐を切り、リチャードに襲いかかり車を木にぶつけクラッシュさせます。
2人はしばらく格闘しますが、アイリスはなんとか車から出て足首を縛っている紐を切ることに成功する。
しかしリチャードは彼女に注射器を見せ、小競り合いの最中に筋弛緩剤を注射したと告げる。
この筋弛緩剤は20分ほどかけて徐々に彼女を動けなくする。
アイリスは指先が動かなくなる中、スマートウォッチに20分タイマーを仕掛ける。
アイリスは森の中へ走り去り、リチャードは注射がすぐに効くことを知っているので、ゆっくりと後を追います。

アイリスは徐々に手足が動かなくなり、川にたどり着き下って仰向きに流れていきます。
岸に打ち上げられ、彼女は最後の力を振り絞って陸地まで這い上がります。
アイリスは、年配のビルという男性の所有する孤立した敷地に着陸した。
ビルは芝刈りをしているところをアイリスに発見する。
彼とアイリスは、彼の質問にアイリスが瞬き(1回はイエス、2回はノー)することでなんとかコミュニケーションをとることに成功する。
彼は彼女を家に連れ込み、911に電話しようとしたとき、「リチャード」が現れる。
今度はアンドリューと名乗り、妻を探していると主張する。
ビルはアイリス(ソファの後ろに横たわっている)については触れない。
アンドリューを信用していないからだ。
彼は911に電話するが、リチャードは彼を襲って殺し、家に火をつけ立ち去ろうとする。
アイリスは手の動きが戻り始め、ブラインドのコードを引っ張ることでリチャードに自分の存在を知らせる。
リチャード(アンドリュー)は気が付き、炎の中からアイリスを運び出し、ビルのトラックで連れ去る。911対応チームは家に向かって急いでいた。
リチャード(アンドリュー)はガソリンスタンドに立ち寄って給油し、アイリスは徐々に麻痺から回復しつつあったが、トラックのドアを開けようとしたがうまくいかなかった。
リチャード(アンドリュー)は木にぶつかって壊れた車に戻り、ビルのトラックで連結し何とか運ぼうとしていた。
その間に警察官がやって来て、何が起きているのか尋ねた。
リチャードは妻が酒に酔って車を壊したと言う。警察官は納得せず、アイリスに話しかけようとすると、リチャードは警察官を殺した。
リチャードはアイリスとともに小さなボート桟橋まで移動し、そこから自分のキャビンまで漕ぎ出すつもりだった。
しかしボートに乗っている間に、アイリスはリチャードのナイフをつかみ、リチャードの首を刺し、船外に突き落とした。
リチャードはボートに戻ろうとしたが、アイリスは銃でリチャードを撃った。しかし、銃弾はボートの船体も貫通しており、ボートは沈んでしまった。アイリスはなんとか浮上し、桟橋まで泳いでいった。
さらに岸を下っていくと、リチャードが岸にたどり着いていました。アイリスは、リチャードが死ぬ間際に彼のそばに立って「ありがとう」感謝の意を表しました。
彼から逃れようと奮闘するうちに、死を考えていた彼女は生き続ける意志を取り戻したのだった。