「Cloud クラウド」
何でこんなに豪華キャストなのにつまらないんだ…💦
映画「Cloud クラウド」を観ました~!
菅田将暉、窪田正孝、古川琴音、岡山天音など豪華キャスト演技派が出演してて、めっちゃ期待していたんですが…。
何故か‥演技が下手に見えてしまうという変な映画です。
あらすじはこんな感じ
町工場で働きながら転売屋として日銭を稼ぐ吉井良介は、転売について教わった高専の先輩・村岡からの儲け話には乗らず、コツコツと転売を続けていた。ある日、吉井は勤務先の工場の社長・滝本から管理職への昇進を打診されるが、断って辞職を決意。郊外の湖畔に事務所兼自宅を借りて、恋人・秋子との新生活をスタートさせる。地元の若者・佐野を雇って転売業は軌道に乗り始めるが、そんな矢先、吉井の周囲で不審な出来事が相次ぐように。吉井が自覚のないままばらまいた憎悪の種はネット社会の闇を吸って急成長を遂げ、どす黒い集団狂気へとエスカレート。得体の知れない集団による“狩りゲーム”の標的となった吉井の日常は急激に破壊されていく。
菅田将暉が主演でこの内容、これ絶対面白いでしょ!って映画なのに!
なんでこんなに俳優の演技が下手に見えるのか?
転売屋の吉井良介(菅田将暉)に対して、逆恨みをした集団がわけのわからない復讐に走るんですが、その集団は邪魔になった人を平気で殺してしまいます。
吉井が働いていた工場の上司であった滝本(荒川良々)がメンバーの一員なのですが、実はこの滝本は妻子を殺してるんですね。だから自暴自棄になってるために殺しに躊躇しないようになってた‥それにほかのメンバーは自然と巻き込まれていったって展開なのでしょうが、ちょっと微妙な展開でしたよね。あっさりと殺しを受け入れてる人が多すぎ、三宅(岡山天音)の行動が自然なのに不自然に見えてしまうという不思議っぷり、なんか違和感だらけでしたね。
さらに殺した死体処理に全員でかかって、追い詰めた吉井をほったらかしにしたりと、何かリアリティに欠けるというか‥変な感じ‥やっぱ違和感って言ったら一番しっくりくる。うん、そんな感じでした。
そして、アルバイトの佐野くん…。
佐野君は平気で人を殺したり、謎の組織に死体を処理を頼んだりと、これまたリアリティに欠ける人物でございました。
佐野の正体は、たぶん闇の組織の殺し屋‥とかそんなところなんでしょうが、このキャラはこの映画にはいらなかったように思います。
佐野君の登場でハチャメチャストーリーのB級感が満載になりました。
さらにもう一つ
吉井の恋人である秋子(古川琴音)…なんだこのビッチキャラは?
秋子の全てが演技だからなのか?古川琴音さんの演技がめっちゃ下手くそに見えてしまいました。
そういえばこの人、netflixの『幽☆遊☆白書』でもぼたん役で微妙なキャラでしたよね。
まあ~こんな感じでかなりつまらない映画となっていますが、なんとなく最後まで観てしまいます。
それはやっぱり黒沢清ワールドならではの面白さと言ったらいんでしょうか?
何と言ったらいいんだろうか?
絶対つまらない映画なんだけど、最後まで観てしまう映画
それが「Cloud クラウド」という映画です。
まあ、お暇があれば観てみてください。
Amazonプライムビデオで配信となっております。