
ネタバレ禁には、目次をお使いください('ω')
タイ産ゾンビ映画の常識を覆す一本!
Netflixで2025年7月9日に配信開始になった映画『ザイアム: バトル・イン・ホスピタル』を観ましたー!

この映画は!元ムエタイボクサーVSゾンビというタイのアクションホラーで、荒廃した近未来を舞台に、ゾンビが出没し汚染された病院に勤める恋人を救う為に、元ムエタイ選手の主人公シンが病院に乗り込み、ゾンビとバトルを繰り広げるゾンビ映画です。
僕の個人的評価は…

ゾンビ映画が好きなのもあるけど、ムエタイアクションがけっこう面白かったです。ゾンビ映画はたくさん見ていますが、ありがちな展開ではあるのですが、このムエタイを使ってゾンビと戦うという部分が他にはない魅力であったり、現在問題となってきている温暖化による食糧危機が描かれていたりと、近未来への恐怖も想像させる内容で、楽しめました。
ザイアム: バトル・イン・ホスピタル 作品情報
邦題:ザイアム:バトル・イン・ホスピタル
原題:Ziam
監督:クルプ・カルジャレク
脚本:ナット・ヌアンペーン
製作国:タイ
ジャンル:アクション、ホラー
配信:Netflix
配信開始日:2025年7月9日
上映時間:96分
ザイアム: バトル・イン・ホスピタル あらすじ(ネタバレなし)
世界的な食糧不足に苦しむ荒廃した近未来。元地下ムエタイ選手のシンは、闇の運び屋のボディガードとして危険な仕事で生計を立てていた。
恋人であり医師のリンは、彼が危険な世界から足を洗うことを強く願っていた。
ある夜、リンが勤務する病院に運び込まれた患者が突如ゾンビ化し、院内の人々を次々と襲い始める。
瞬く間に病院は、血に飢えたゾンビで溢れかえる地獄絵図と化す。
愛するリンを救うため、シンは病院へと駆けつける。
己の肉体と、鍛え上げたムエタイの技だけを武器に、シンはリンを救う為に‥ゾンビの大群に立ち向かう。
ザイアム: バトル・イン・ホスピタル キャスト
シン役:マーク・プリン・スパラット (Mark Prin Suparat)
リン役:ニチャー・ナタニチャー (Nittha Jirayungyurn)
バディ役:ヴァイラ・ワンヴァイラ(Vayla Wanvayla)他
他
ジョニー・アンフォネ (Johnny Anfone)
ザイアム: バトル・イン・ホスピタル の見どころとあらすじ(ネタバレあり)

「ザイアム: バトル・イン・ホスピタル」!!タイのゾンビ映画という事で、どうせB級だろうと思いつつもNetflixで配信になった晩に速攻観てみました!だった…ゾンビ映画好きなんですもの(笑)
アクションシーンが素晴らしい!
オープニングから引き込まれます。描かれるのはTVニュース…ニュースでは世界各地で最高気温を更新、溶けだした氷河からのバクテリアが原因で大量に魚が死滅、暑さにより世界に食糧危機が訪れているという話題が流れています。
引き込まれましたねー!だってこれ…これから先に訪れる未来にあってもおかしくない話じゃないですか?
主人公シンは、そんな世界で生きるタイ人、そうそうこの映画はタイの映画です。ちなみタイの映画って吹き替え無いバージョンが多いんですけど、この映画はしっかりと吹き替えも入っております。
さてさて、主人公シンなんですがタイ伝統のムエタイの選手で地下格闘技でも活躍していた様子、今は闇バイトのような仕事で、食糧をGETして配達する仕事をしています。
そこで出てくるのが、食糧を配達する車を襲う輩‥。こういう系の映画では絶対に出てくる奴らでございます。
もちろんバトルが始まって、シンがボコボコにして倒しちゃいます。
主演のシンを演じたマーク・プリン・スパラットが見せる、キレのある本格的なアクションシーンがマジで見ごたえ抜群で素晴らしい~。
ムエタイの技を駆使してめっちゃ戦います。前蹴りなんぞはまさにムエタイで、格闘ファンにも楽しめる部分。
この映画の見どころとしてアクションシーンは間違いなく推せるところでしょう!
ザイアム:バトル・イン・ホスピタル ゾンビ発生の原因と展開(ゾンビネタバレ)
シンが運んだ食料の魚を食べたのはワスというどっかの企業の社長、顔は完全にヤクザなんで裏社会の人物なのだろう。
不可能を可能にした新たな食糧ビジネスを考えたと言われており、どうやらDNA操作した魚とかを作ったんじゃないだろうか?
なんかそんな感じの描写があるんだけど、魚とゴキブリのシーンとかあって…かなりグロい感じです。
そのDNA魚を食ったワス社長は黒い血のような物を吐いてぶったおれ、リンの働く病院に運ばれゾンビ化して感染を広げてしまうのです。

DNA操作した魚でゾンビ化、もしくは遠い昔の氷の閉ざされたバクテリアにゾンビウイルスがあるバクテリアがあって、海に流されそのバクテリア食った魚(ゾンビ魚)とかが原因では無いだろうか?そういや口がぱっくり出てギラギラした歯がある魚の映像があったなー。ということは昔の氷の閉ざされたバクテリアにゾンビウイルスがあるバクテリア説が有効かな。
病院内で繰り広げられるゾンビサバイバルとゾンビの進化
ワス社長が運ばれた病院はリンの働いている病院で、病院内でゾンビウイルスの感染が爆発します。
噛まれたら感染するという王道ゾンビ感染系で、次々と感染していきます。
そこにリンを助けにシンが来るのですが、何とムエタイでゾンビと戦うのです。
ムエタイって肘うちもあったりで、けっこうハードな格闘技なんですが、ゾンビにはやりたい放題ですね。
何か政府とも関係している大物のオッサンが、目が覚めない妻と一緒にいたりして、軍隊が助けに来るんですけど、シンと戦いになったりもして、ゾンビだけではなく格闘ものとしても楽しめます。
もちろんゾンビの感染系としても王道で描かれ楽しめます。
子どもであるバディのお母さんが感染して赤ちゃん襲ってたり、バディを助けながらのサバイバルも楽しめました。
そして、終盤のゾンビの進化ですね。
ギザギザの大きな歯がパックリと出て来て、ワス社長が食った魚と同じ感じ感じになります。
ここで「なるほど…」と繋がってきますね。やっぱ初めの魚が原因かと…。
ゾンビの容姿は寄生獣を彷彿させます。とにかく口がデカい!その姿は。けっこう怖い!
そんなゾンビと戦いながらも脱出するために屋上へと一行は向かいます。
続編がありそう
最後は屋上で滅ヘリコプターに、リンとバディは軍隊に救出されるのですが、シンは逃げ遅れゾンビに囲まれて襲われます。
病院も爆破され、崩れ落ちシンは死んだと思われました。
リンとバディは田舎に帰り、シンを思いながらも暮らしています。リンが指輪を捨てようとするような描写があったので、ちょっと気になりました。
がエンドロールが始まる前、シンが生きている事が示唆されるシーンがあります。
いやいやいや、どうあがいても助からんでしょ?と突っ込みたくなりましたが、続編があるなら観てみたいなあ~とちょっと期待している自分がいます。
ゾンビウイルスの謎もありますし、続編に期待したいですね。
各映画サイトの『ザイアム:バトル・イン・ホスピタル』評価とレビュー!
映画「ザイアム:バトル・イン・ホスピタル」の現在の映画サイトでの評価は、公開されたばかりということもあり、まだ評価が固まっていない状態ですが、いくつかの評価とレビューが見られます。
IMDb:4.9/10点
Filmarks:2.9/5点
肯定的評価のポイント
「タイ産ゾンビ・アクションということで期待して視聴したら、ほぼ期待値ぴったりのものが出てきた感じ。肘と膝でゾンビを蹴」
「意外と楽しかった!主人公最強すぎるし、殴る蹴るの打撃でゾンビ殺してくの爽快だね。」
主演のマーク・プリン・スパラットが見せるムエタイアクションの迫力や、ゾンビとの肉弾戦の爽快感を評価する声が多く見られます。
批判的評価のポイント
「もうね よくあるやつなんよ特に目新しさもなく」
「主人公が強すぎる以外は特に目新しさはないゾンビ映画アクションシーンは本格的だった」
「ゾンビの演技が今時にしては誇張されてるのが面白いところか。ムエタイらしさはあまりない。」
ストーリー展開の目新しさの欠如や、ゾンビ映画としてのオリジナリティに物足りなさを感じる意見、あるいはムエタイの描写にもう一工夫ほしいといった具体的な指摘もあります。
全体として、『ザイアム:バトル・イン・ホスピタル』は、その最大の魅力であるムエタイアクションとゾンビの融合が高く評価されています。一方で、ストーリーや設定の独自性に関しては、今後のレビューの蓄積によって、より明確な評価が定まっていくことでしょう。
Netflixで気軽に観られるので、ムエタイアクションやゾンビ映画に興味がある方は、ぜひ一度ご自身の目でその魅力を確かめてみてください。
「ザイアム:バトル・イン・ホスピタル」のようなNetflix映画は興味深い作品が盛りだくさんです。






