本日は、2014年の映画「誘拐の掟」のネタバレと感想を書いています。
「誘拐の掟」は、リーアム・ニーソン扮する元刑事の無免許探偵が、女性を誘拐しては殺害するサイコキラーと対決するクライムサスペンス映画です!
作品情報
原題:A WALK AMONG THE TOMBSTONES
洋画:クライム・サスペンス
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年5月30日
レンタル開始:2015年11月4日
上映時間:114分
あらすじ
ニューヨーク中が連続誘拐殺人事件におびえていた1999年、元刑事のマット(リーアム・ニーソン)のところにある依頼が舞い込む。それは妻を誘拐された夫からの、犯人を見つけ出してほしいというものだった。マットはこれまでの刑事人生で身に付けた全てのスキルを総動員して誘拐犯の捜索に挑むが、相手もなかなか尻尾を出さず…
予告動画
感想
最強のおっさんこと、リーアム・ニーソン主演で、米作家ローレンス・ブロックによるミステリー小説「獣たちの墓」を映画化した作品。
原作は、元ニューヨーク市警の酔いどれ探偵マット・スカダーを主人公にした人気シリーズの第10作となっています。
↓これより先は※ネタバレを含むので観賞予定の方はお気を付けください。
孤独な探偵役でリーアム・ニーソン
とにかくリーアム・ニーソンの渋さが楽しめる映画です。
リーアム・ニーソン好きは必見ですね(*‘∀‘)
1999年、ニューヨーク。誘拐殺人事件が続けざまに起こる中、隠居生活を送る元敏腕刑事マット・スカダー(リーアム・ニーソン)のもとに依頼が入る。
犯人は身代金を奪った上に人質を変わり果てた姿で返すような非常に残忍かつ狡猾な猟奇殺人鬼・・・
依頼者は、誘拐されお金を払ったにもかかわらず妻を惨殺された夫・・
復讐に燃える夫の依頼遂行中に、新たに一人の少女が誘拐されてしまい、常軌を逸した凶悪犯との戦いに臨むという感じですね。
今回は、最近のリーアム・ニーソンにしてはかなりアクションは少なめですが・・それでも十分楽しめるサスペンスです。
上質ハードボイルドっと言った感じの映画ですね。
身代金もらったのに殺す
誘拐犯の犯人たちは、身代金を奪ったうえで拷問し人質を殺すという残忍ぶり・・・
さらにその様子をテープレコーダーで録り、送り付けるという凶悪なサイコ野郎です(゚д゚)!
誘拐犯としてのルールを平気で破り、モラルにかけるクソ野郎です!
この凶悪っぷりが物語を盛り上げてくれます!
その誘拐犯と対峙するリーアム・ニーソンが銃を突きつけられても全然ビビらなくて「なんで怯えないんだ?」と誘拐犯が驚くほどのハードボイルド!
渋い(^^♪マジで渋いっす!
ラストはちょっと尻すぼみ※ラストネタバレ
前半、事件に関わった人物を見つけたと思ったら・・いきなり自殺したり・・
グイグイ引き込まれたんですけど・・
後半はちょっと失速しちゃいます・・
かと言って、面白く無いわけではないんですけど、前半の勢いはありません・・
ちょっとツッコミどころもあるしね(笑)
誘拐犯コンビのうち、よりサイコだったほうが先にあっさり死んだり・・
相手を捕まえれるチャンスにあんまり仲間連れて来てなかったり・・
おいおいΣ(゚Д゚)って思っちゃうところも多々ある・・
それでも、前半の貯金とリーアム・ニーソンの渋さがあるので全然飽きずに観れちゃいますけどね(^^♪
過去のトラウマを抱えつつサイコな犯人に立ち向かっていくリーアム・ニーソンがホンマに渋い!
評価とおすすめ度は?
ちょっとリーアム・ニーソンに頼りすぎな印象を受けた映画だったが、全体的には面白かったです(*‘∀‘)
『ラン・オールナイト』でもそうだったけど、デカいから威圧感がありこういう役が似合いますね。
映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com:★★★☆☆(3,4)
Yahoo!JAPAN映画:★★★☆☆(3,35 )
いごっそう612(私の事です(笑))のおすすめ度は?
おすすめ度:★★★☆☆(3.8)
「98時間」のリーアム・ニーソンのアクションを期待している人には、イマイチかもしれないけど・・僕はこっちのリーアム・ニーソンがけっこう好きでした(*‘∀‘)
やっぱいい年だし、こういう系の方が合ってる気がする!
続編とかも是非期待したいですね!