映画『パイレーツ』(韓国版)徹底解説!巨大クジラと国璽を巡る海洋アクション・アドベンチャーの魅力と評価

高麗時代末期、朝鮮王朝建国を前に国璽が忽然と消えたという史実をモチーフにした韓国映画『パイレーツ』(原題:海賊)。ジャッキー・チェンの映画のようなド派手なアクションとユーモアが満載の本作は、海賊、山賊、そして水軍が、まさかの「クジラに飲み込まれた国璽」を巡って大激戦を繰り広げる、壮大なアクション・アドベンチャーです!

この記事では、そんな『パイレーツ』の作品情報から、気になるあらすじ、そして観た人の感想や評価、さらにはネタバレまで、余すことなくご紹介します。


『パイレーツ』作品情報

  • 原題: 海賊
  • ジャンル: アクション・アドベンチャー
  • 製作年: 2014年
  • 製作国: 韓国
  • 日本公開: 2015年5月22日
  • 上映時間: 129分

あらすじ

中国・明の皇帝から贈られ、朝鮮建国の証しとなるはずの**「国璽(こくじ)」**。しかし、それを運んでいた使節船が巨大なクジラと衝突し、なんと国璽がクジラに飲み込まれてしまうという前代未聞の事態が発生!

国璽を見つけられなければ死罪となる水軍、そして国璽に一獲千金を狙う山賊(なぜか海を見たことがない!)、さらに海を拠点とする海賊たちが、この国家の一大事を巡って三つ巴の攻防を繰り広げます。お宝をめぐる壮絶な戦いと、時にコミカルなやり取りが満載の、まさに海上バトルロワイヤル!

予告動画


『パイレーツ』:感想とネタバレを深掘り!

本作は、ドラマ『善徳女王』で人気を博したキム・ナムギルと、『私の頭の中の消しゴム』でおなじみのソン・イェジンが共演し、監督は『ダンシング・クィーン』のイ・ソクフンが務めています。

個人的には「面白かったような、そうでもなかったような…」と、ちょっと不思議な感覚が残る映画でしたね。

序盤のシリアスから急転直下、コメディ路線へ?

映画の序盤は、結構シリアスな展開で始まります。しかし、途中からガラリとコメディ路線に舵を切るのですが、これがまたちょっと「安っぽさ」を感じてしまう部分も…。

義理堅く、仲間を裏切らないはずのキャラクターが、いざとなると仲間を置いて逃げ出すシーンがあったりして、「あれ?さっきまでのカッコよさはどこへ?」と、序盤の良い雰囲気が台無しになってしまい、少しガッカリしたのも正直なところです。

まるで韓国版『パイレーツ・オブ・カリビアン』!?

明の皇帝から贈られた大切な国璽が、巨大クジラに飲み込まれるという奇想天外な設定。政府の軍人、女海賊、男海賊、山賊、そして巨大クジラまでが入り混じっての大乱闘は、まさにアクション満載で、笑えるコメディタッチな部分も多いです!

特に、壮大な海の物語という点では、あの**『パイレーツ・オブ・カリビアン』**を彷彿とさせますね。正直なところ、「これってだいぶパクってるんじゃない!?」と感じる部分も少なくありません(笑)。

分かりやすく言えば、**「韓国版『パイレーツ・オブ・カリビアン』」**という心構えで観てみると、意外と楽しめるかもしれません。

驚き!意外な実話ベースの物語

この映画、なんと実話を題材にしているというから驚きです。 「いやいや、クジラが国璽を飲み込むなんて嘘でしょ!?」と思うかもしれませんが、実は**「国璽が10年間所在不明だった」**という部分は史実に基づいているんです。

さすがに「クジラに食われてなくなった」というのは映画的な演出でしょうが、この奇妙な史実をここまで大胆にアレンジした制作陣の着想には感服ですね。


『パイレーツ』の評価と個人的なおすすめ度

本作は、そこそこ楽しく観ることができました。ただ、個人的には全体的に「ちょっと安っぽかったかな」という印象も否めません。

韓国映画の船ものといえば、個人的には**『海にかかる霧』**が、怖さもあって非常に印象的でしたね。 [関連リンク:海にかかる霧の記事URLがあればここに挿入]

各映画サイトの評価

サイト名平均評価点(5点満点)
映画.com3.6
Yahoo!JAPAN映画3.9
Filmarks3.5

個人的なおすすめ度

3.3

 

そこそこ楽しんで観られましたが、上映時間129分は個人的には少し長く感じましたね。もし90分くらいにまとまっていれば、もっと評価が上がったかもしれません!

広告

このクソ記事を
いいね!してやる。

最新情報をお届けします

Xでフォローしよう