
ネタバレ禁には、目次をお使いください('ω')
本日ご紹介する映画は「ザ・トライブ」です。
この映画は、長編映画初監督となるミロスラヴ・スラボシュピツキーが、主演のグレゴリー・フェセンコを含む全ての出演者にプロの俳優ではない聾唖者を起用し、全編セリフなし、音楽なしで作り上げた全編が手話のみで描かれる異色のドラマです!

感想とネタバレ
いやいやいや、なかなか凄い!監督よくこんなの撮ったな~っと感心!
第67回カンヌ国際映画祭で批評家週間グランプリなどを受賞したほか、世界各国の映画祭で話題となった全編手話によるウクライナ発の衝撃作です!
全編セリフなし、字幕なし!
この作品はとにかく凄い!何が凄いのか?っというと
主演のグレゴリー・フェセンコを含む全ての出演者にプロの俳優ではない聾唖者を起用し、全編セリフなし、音楽なしで作りあげているのです!
セリフに代わりに手話を使うのですが、そんなのもちろんわかるわけがない!
手話に対しての字幕も一切ないので、まったくわかりません!
でも、何となく物語がわかっちゃうから凄い!
聾唖者専門の寄宿学校を舞台に、悪の道に染まった若者の葛藤を描いた作品です!
なかなか、グロありの濃厚な作品でした(^^;
聾唖者ならではの世界観!なるほど音が聞こえないからそいうことに!?っと言ったようなシーンも多数!
カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリなど、世界中で多数受賞していますが、納得の出来栄えです!
学校全く関係なし
主人公が、聾唖者専門の寄宿学校に入学するっというところから物語は始まるのだが・・
学校全く関係なしΣ(゚Д゚)
映画はほぼ学校でのシーンなど皆無です(笑)
校内では、悪の組織“族(=トライブ)”によるヒエラルキー(ピラミッド型の階層組織)が形成されています。
物語は主にその組織内での活動の話に終始しています。
それも売春・・しかしたった二人の女性のみ・・・
大したことない組織に見えるのだが、意外に力を持っているようなシーンもあり、その組織の力は測りかねます。
やっぱり字幕が欲しいな~っとか思っちゃいますね(^^;
女に狂った主人公・・その衝撃のラストは?
やがて、組織の先輩が事故で死にその後釜に主人公が座る…
先輩は耳が聞こえないために、バックしてきたトラックに気がつかず死ぬ…
普通に耳が聞こえたなら起こらない事故・・聾啞者の世界をここでも映し出ている。
組織内で力を得た主人公は、やがて売春している女性の片方に惚れる…
組織の金まで貢ぎ、女性との行為に没頭するのです。
そんな折、売春女性二人がパスポートをもらって大喜び!
売春の出張か?っと〈セリフなし字幕なし〉で観ているこっちはそう思っちゃう・・
後で調べてみたら、ウクライナから脱出し、イタリアに旅立つことを夢見る売春女性二人の為に組織のリーダーが出入国管理事務所で2人のパスポートを入手したということらしい・・
さすがに〈セリフなし字幕なし〉ではそこまでは理解できんわ~(^^;
惚れた女のイタリア脱出を阻止しようとして、主人公は仲間からボッコボコ・・
かなりの事やってるのに、殴られて、ボコられて・・でも殺されないんだから組織も甘い(笑)
その夜、復讐に各自の部屋を回り・・物入れで頭をつぶして殺しまわる主人公・・
隣で寝てるやつは誰も気がつかない・・何故なら聾唖者なので聞こえないから・・
けっこうエグイラストだったけど・・
ちょっとな~めっちゃインパクトはあったッスけどね・・
まとめ
いや~確かに凄いよ・・よく作ったと感心するよ・・でも・・
(゚д゚)!それほど面白く無かったことないっすか?
わけわかんね~凄い評判だけど今一歩面白いと感じないのは『マジカル・ガール』とかもありますけど…
評論家絶賛系映画は訳が分からんのが多い…💦
本当凄いと思う!それは間違いなし!でもな~やっぱ字幕無いから詳細はわからんし・・
ハッキリとした詳細分からないから、なんかモンモンとしたもんが…・
好きな人は好きと思う!何故この作品の良さが分からんと怒られそうですけど
ど素人のわたくしは・・あまり楽しめ無い映画でした。
作品情報









