
佐藤浩市はじめ、綾野剛、榮倉奈々、瑛太、永瀬正敏、三浦友和ら日本映画界を代表する豪華キャストが結集し、「ストレイヤーズ・クロニクル」の瀬々敬久監督のメガホンで、ベストセラー作家・横山秀夫の小説「64(ロクヨン)」を映画化した2部作の後編の犯罪ドラマです!
【作品情報】
原題:64 ロクヨン 後編
邦画:ドラマ
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2016年6月11日
レンタル開始:2016年12月9日
上映時間:119分
公式サイト
あらすじ
昭和最後の年、昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件は刑事部で“ロクヨン”と呼ばれ、被害者が死亡し未解決のままという県警最大の汚点となっている。その事件から14年が過ぎ、時効が近づいていた平成14年、“ロクヨン” の捜査にもあたった敏腕刑事・三上義信(佐藤浩市)は、警務部広報室に広報官として異動する。記者クラブとの確執、キャリア上司との闘い、刑事部と警務部の対立のさなか、ロクヨンをなぞるような新たな誘拐事件が発生する。そして三上の一人娘の行方は……。
予告動画
【映画の感想とネタバレ】
前半の『64 前編』がめっちゃ良かったので後編にも多大な期待をしながらの観賞!
映画の師匠とも言えるKazshi Yama大先生から
『後編には期待するな』という様なご忠告を受け、観るのが先延ばしになりましたがようやくの観賞です。
ハッキリ言ってしまえば・・Kazshi Yamaさんのおっしゃる通りでした・・・
↓これより※ネタバレを含めた感想などを書いていますので、観賞予定の方はご注意ください。それと文句しか言いません(笑)
報道協定・記者との戦いが再び
と期待したが・・・
まさかの前編であれほどやった記者との戦いが再び訪れる事になる・・・
前回よりスケールは上がっているのだが・・期待ハズレという他はないだろう・・
しかも・・これけっこう長いんスよね・・
「広報官」の仕事って大変だなあ~とは思うものの面白味は全くない・・
吉岡秀隆の演技がイケてない※ネタバレ
何故なら・・・
64事件の犯人を追い詰めるために、吉岡秀隆演じる幸田一樹は犯人の娘を浚ったと見せかけ脅迫します。
それは64事件の模倣でした。
その時に電話口でしゃべる幸田一樹はヘリウムで声を変えてしゃべっているのですが・・まさかの・・
ヘリウム切れΣ(゚Д゚)
その緊急事態に幸田一樹が行った必殺技は・・
声を変えてしゃべる・・・
またその時の吉岡秀隆の顔が笑えるのです(〃艸〃)ムフッ
いやいや声と一緒に顔ゆがんでますけど・・みたいな感じで(笑)
さらに映画を観てるこっち側では、その声を出してる誘拐犯が幸田一樹(吉岡秀隆)というのが分かっちゃってるもんだから、ホンマ観てて笑いしか出てこない・・
イケてなかったすわ~(-_-;)
犯人退治を引っ張る※ラストネタバレ
小説版と映画版の違いだそうだが・・同じことをもう一回やってどうなるのだろう?
観てて・・
もういいから決着つけてくれよと思ってしまう・・
ラストにわかるはずの64事件の犯人も・・
映画観てりゃ普通にわかるし驚きもない・・・
犯人を見つけるために電話帳で電話をかけ続け、声だけで犯人を見つけた雨宮芳男(永瀬正敏)の執念と演技は素晴らしい!
犯人を捕まえるために2度同じことをする・・正直観ててよく分からなくなるし・・感動も驚きも無かった・・
( ゚Д゚) 結局なんだったんだよ!
とツッコミたくなりました。
幸田メモってなんなのよΣ(゚Д゚)
なんだかな~散々引っ張っておいてそれはないんじゃないの・・・と思いました。
荒木田本部長を演じる奥田瑛二が散々思わせぶりな態度をとるもんだからラストに期待してしまいました・・
奥田瑛二は良いですね。[世界から猫が消えたなら]にも出てたけど、渋い!
その渋い奥田瑛二が追い詰められるラストとか観たかったですね~(-_-;)
【まとめ:この映画の評価、おすすめ度は?】
めっちゃ面白かったと思います。
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com:★★★★☆(3.5)
Yahoo!JAPAN映画:★★★☆☆(3.15)
TSUTAYA(Filmarks):★★★★☆(3.6)
2016年12月27日時点
(-ω-;)ウーン妥当な線だろうか?
個人的な私のおすすめ度は?
ちょっと前編から大きく落ちましたね(-_-;)
俳優陣の演技は素晴らしいし、それなりに見応えもあるのですが・・どうなんだろう・・後編は中だるみも多く感じてしまった。正直面白いとは言えないかな?普通っすかね?
前編はやっぱ良かったよなあ(*‘∀‘)
前編の勢いでやって欲しかったよなあ・・続けて観るとがっかりするかも?
横山秀夫作品の映画かは当たりが多いんスけどね~。
これは横山秀夫作品の映画化では失敗作かな?