本日は、2017年の映画「キング・アーサー」のネタバレと感想、6部作についてを書いていきます。
「キング・アーサー」はガイ・リッチー監督が、中世から語り継がれているアーサー王伝説をモチーフに手がけたファンタジー・アクションです。
作品情報
原題:KING ARTHUR: LEGEND OF THE SWORD
洋画:ファンタジー・アクション
製作年:2017年
日本公開:2017年6月17日
レンタル開始:2017年10月18日
上映時間:126分
キング・アーサー:公式サイト
あらすじ
王の息子として生まれ、その跡を継ぐ者とされていたアーサー(チャーリー・ハナム)。だが、暴君ヴォーティガン(ジュード・ロウ)によって父と母を殺され、スラム街へと追いやられてしまう。過酷な環境の中、アーサーは生き抜く知恵を身に付け、肉体を鍛える。やがて、無双の力をもたらすとされる聖剣エクスカリバーを手にする。仲間たちと共に圧政を敷くヴォーティガンを倒し、王座に就こうとするアーサーだったが……。
予告動画
感想とネタバレ
アーサー王といえば、名前くらいは聞いたことがあるのではないだろうか?
実在したのかどうかは不明なのだが、ローマ軍が撤退し混乱期(6世紀の中頃)にあったブリテン島に彗星の如く現れて平安をもたらした伝説の英雄です。
その、アーサー王を題材にしたのがこの映画です。
どこかB級映画の様な違和感
映像など、とにかく豪華で凄い映画でしたが、どこかB級映画の様な雰囲気をもった映画でした。
映画冒頭の映像は「ロード・オブ・ザ・リング」の様な映像でテンション上がります。
ガイ・リッチー監督の力の入れようが、この冒頭のシーンから伝わってきます。
それほど、冒頭のシーンの映像は凄い!!
予想外の展開にテンション上がります。
ハズレかと思っていたら当たりだったと言う様な感じです。
ただ、映画が凄かったのはここまで…
こっからは、ちょっと残念な感じなんですね。
この後は、アーサー王の子供時代から、大人になってからの姿が一気に描かれるんですね。
よく言えばスピーディーなんですけど、悪く言えば説明不足、端折りすぎ…
何となくストーリーは理解はできるものの、イマイチ主人公であるアーサー王に感情移入できない💧
ジュード・ロウ演じる、暴君ヴォーティガンの暴君ぶりや、魔術についても説明不足に感じます。
せっかくジュード・ロウ使うのにもったいない…
説明が不足しているので、全てが何となく理解しているという感じで、物語は進行していくのです。
その、物語はそれなりに見ごたえはあるものの…何かB級映画に感じます。
いや、映像とかホンマ凄いんですよ!
でも、肝心のストーリーがかなりの駆け足…もうちょっとじっくり描いて欲しいという部分はあった‥
何か、あんまり関係ないシーンをじっくりやって、肝心なシーンを端折っているんですよね。
もう、こうなったらアーサー王を演じるチャーリー・ハナムの演技も、B級俳優にしか見えない始末…
聖剣エクスカリバーや、魔術師マーリンなどファンタジー好きには聞いた名前でテンション上がる要素は多いんですけど、そこら辺はかなり雑…
観終わって二日ですが、もう内容を忘れかけています(^^;
映像は凄いけど、中身はB級映画の匂いが凄いというイメージの映画です。
全6部作の映画
この映画驚くべきことに、全6部作の予定なのです!
ワーナーだから予算もあるだろうし、十分あり得る話だけど…
とりあえず今のところは、続編情報も無し!
もう、これは無いだろうと勝手に思っています。
この映画の評価、おすすめ度は?
あんま考えないで観れるという部分はありますが、観終わって満足度は低…
序盤は予想外と思ったけど、終わってみれば予想通りでした。
この映画の様なファンタジー映画では「五日物語 3つの王国と3人の女」とかがけっこうオススメ!
各映画サイトの評価はこんな感じ
映画.com(3.2)
Yahoo!JAPAN映画(3.18)
Filmarks(3.4)
2017年12月19日時点
海外の評価
批評家29% 観客69%
微妙な評価ですね💧
((+_+))うーん批評家の評価低い💧
元ボクサーの一念発起の評価は?
この映画のオススメ度は
(3.2)です!
映像だけ見れば合格点です。
でも、中身はめっちゃ薄い…
6部作と聞いても、続編が気にならない映画ですね。