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今の日本社会の大手企業って‥利益重視で人間性の欠片も無いと思いませんか?
アベノミクスで企業の内部留保は7年連続で過去最大…企業は儲けても、社員の賃上げは進まず‥家計のみが犠牲になっている現状です。
もうね、日本の政治と大企業のせいで日本はめちゃくちゃですよ!!
さてさて本日は、そんな日本社会、企業を痛烈に批判する内容を書く事で有名な小説家、池井戸潤先生!
その池井戸潤が書いた同名企業犯罪小説を映画化した作品を紹介します。
「七つの会議」です。

映画「七つの会議」は、大手企業の子会社である中堅電機メーカーで起こった不祥事に巻き込まれていく社員たちを描くミステリー・ドラマ作品。
2019年2月1日に劇場公開となり、2019年9月11日にレンタル開始となっています。

キャスト

監督は「陸王」「下町ロケット」「半沢直樹」など、一連の池井戸ドラマの演出を手がけた福澤克雄。
主演は、野村萬斎。
他、香川照之、及川光博、片岡愛之助、音尾琢真、立川談春、北大路欣也、吉田羊、溝端淳平、藤森慎吾、木下ほうか、土屋太鳳など豪華キャストが勢ぞろい。

あらすじ
実話?ネタバレ!企業が利益を求め不正を行う
序盤はミステリー調で、八角民夫(野村萬斎)の正体を探っていくという流れです。
その過程で‥原島万二(及川光博)が、東京建電の不正に気が付いてしまうのです。
その不正とは…。
東京建電が作った椅子に使われているネジの強度が不足しているという問題…。
たかが、ネジと思われるかもしれませんが、ネジの強度が予定より低ければ、想定内の負荷に耐えられません。
飛行機に思わぬ事態が訪れた時、列車に思わぬ事態が訪れた時、そんな事態も予測し、そういう場合にも耐えられる様に設計しているのですが、その強度が低いばかりに椅子が壊れ大惨事になることもあります。
これは…重大なリコール問題なのです。
リコールにかかる費用は2千億…。利益を出すためにネジの強度を下げ、不正に改ざん…企業が利益を求め不正を行ってしまったのです。その結果‥思わぬ大損害を出す羽目になってしまうのですが…。
そして、会社側はこれを隠そうとします。
謎の男だった八角民夫(野村萬斎)がこの問題に絡んでいて、色々と隠された真実が明かされて行くのです。

企業が利益を求め不正を行ってしまう…。
もしかして、これって実話?と思って調べてみましたが、実話をモチーフにしてはいるかも知れませんが、実話を作品化したというわけでは無いようです。
しかし、大企業には様々な不正を隠した実話がありました。

企業が利益を求め不正を行う…まったく日本はどうなって行くのか?
決して利益が無いわけでは無いのに…。
日本の大企業はマジで腐ってますよね…。
池井戸潤さんにはこれからも、こういう作品を作り続けて欲しいですね。
予告編
個人的には、なかなか面白かったです。観賞を迷っている方は予告編を観てみて下さい。








