この映画のパッケージに騙されます。
「バクラウ 地図から消された村」
バクラウ 地図から消された村
原題:Bacurau は
2019年のブラジル映画
「パラサイト 半地下の家族」が
パルムドールに輝いた
第72回カンヌ国際映画祭で
審査員賞を受賞した作品。
村の長老である老婆が亡くなったことをきっかけに、不可解な出来事と暴力の災禍に見舞われるバクラウ村を舞台にしたスリラー映画です。
村の長老である老婆カルメリータの死をきっかけに故郷の村バクラウに戻ったテレサ。しかしその日から村では不可解なことが次々に起こり始める。突然、村はインターネットの地図上から姿を消し、上空には正体不明の飛行物体が現れる。村の生命線である給水車のタンクに何者かが銃を撃ち込み、村外れでは村人が血まみれの死体で発見される。めったに現れないはずの他所者の来訪、それは血で血を洗う暴力と惨劇の幕開けだった。
監督は
前作「アクエリアス」で
世界的な注目を集めた
クレベール・メンドンサ・フィリオ
出演
ソニア・ブラガ
ウド・キア
バルバラ・コーレン
トマース・アキーノ
シウヴェロ・ペレイラ
タルデリ・リーマ
フーベンス・サントス
ウィルソン・ハベーロ
等が出演しています。
ネタバレ
この映画のパッケージに騙されませんか?
しかも、上の方に書いている文字…
見事なまでに狂ってる
いやもうこれ!狂った宇宙人系映画でしょ!
宇宙人を盲目的に崇拝する宗教チックな人々が暴走して悪い事するんでしょ!
そう思いました。
しかし、全然違いました。
本当は
思い通りにならないバクラウの村の人々を消し去ってしまおうと、市長選に立候補している男(トニーJr)殺し屋たちを雇ったんです。
インターネットの地図上から村が突然姿を消し、村の上空には正体不明の飛行物体が現れる。さらに、村の生命線ともいえる給水車のタンクに何者かが銃を撃ち込み、村外れでは血まみれの死体が発見される。
これ全部が殺し屋たちのしたことです。
ちなみにUFOはドローンでした。
そしてバクラウ村の人々に、逆に殺し屋たちが殺されるんです。
もうね、武器から何からかなりのヤバさ…。
ようするに悪いやつがバクラウ村を消し去ろうとして殺し屋雇ったけど、逆にバクラウ村の人々にやられてしまうという話でした。
なんとなく「ザ・ハント」を思い出してしまいました。
なんかね、殺し屋をアメリカに見立てて、バクラウをブラジルに見立ててるという話もあるみたいっス。
まあ、パッケージには騙されましたけど、グロさも怖さもあり、それなりに楽しめる作品でした。
海外の評価
ブラジル映画
「バクラウ 地図から消された村」の
海外の評価は
どうなっているのでしょう?
海外映画サイトIMDbを調べてみました。
海外映画サイトIMDbでは
海外
23149人の
ユーザーの投票で
10点満点中
7.4点
という
評価になっています。
ユーザーの投票で
一番多いのが
8点です。
投票数6115人で
全体の26.4%を
占めています。
次は7点
4872人の
21.0%
3番目は9点で
3491人の
15.1%
4番目は10点満点
3445人の
14.9%
7点~10点の投票が
77.4%を占め
この映画が海外で
高く評価されていることが分かります。
予告編
気になる方は予告編をご覧ください。
お暇があればぜひ!観てください。
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