
ゾディアック事件は
アメリカ合衆国で発生した連続殺人事件
現在も継続捜査中の未解決事件です。
そんな恐ろしい実話を
「セブン」のデヴィッド・フィンチャーが
映画化した作品があります。
「ゾディアック」

映画「ゾディアック」
原題:zodiac は
2007年のアメリカ合衆国の
スリラー映画
監督は
デヴィッド・フィンチャー
映画と基となった原作は
ロバート・グレイスミスの
ノンフィクション小説
『ゾディアック』(Zodiac、1986年)
および『Zodiac Unmasked』
キャストはスーパー豪華です。
主人公であるロバート・グレイスミス役に
ジェイク・ギレンホール

デイブ・トースキー刑事役に
マーク・ラファロ
敏腕記者
ポール・エイヴリー役に
ロバート・ダウニー・Jr
他
アンソニー・エドワーズ
ブライアン・コックス
イライアス・コティーズ
ドナル・ローグ
ジョン・キャロル・リンチ
ダーモット・マローニー
クロエ・セヴィニー
等が出演しています。
数年前に観た作品、当時はそんなに面白いと思わなかったのですが、今観てみるとめっちゃ面白かったです。
実話をベースにしているというのも面白いですよね。
実話・ゾディアック事件とは

映画の元ネタとなった事件
ゾディアック事件と呼ばれるそれは、アメリカ合衆国で発生した連続殺人事件です。
しかも…犯人は未だ捕まらずの未解決事件…現在も継続捜査中です。
ちなみに「ゾディアック」とは、和訳すると黄道帯を意味する語ですが、犯人が声明文の中で「私はゾディアックだ(This is the Zodiac speaking.)」と名乗ったことで、名称として知られるようになったそうです。
事件の概要はこうです。
1968年から1969年にかけて、カリフォルニア州サンフランシスコ市内で若いカップルを中心に少なくとも5名が殺害され、犯行後に、警察やマスコミへ多量の犯行声明文を送りつけています。
その中には暗号文もあり、「340暗号文」と称されるものは、1969年11月にゾディアック・キラーが米紙サンフランシスコ・クロニクル(San Francisco Chronicle)に送ってきたとみられるもので、340の暗号や記号が17行にわたって並べられていたそうです。

9月27日 - 20歳男性と22歳女性のカップルが、ベリエッサ(Berryessa)湖畔で覆面の男にナイフで襲われる。ナパ警察はゾディアックからの電話を受けて新たな犠牲者カップルを発見し、男性は生存するも女性は同月29日に死亡した。
分かっている事件はこれだけですが、1974年には、犯人から37人殺害したことを示唆する手紙が届いています。

なかなか知的な犯罪者の様です。
ゾディアックの正体は?
ゾディアックの正体は、誰だったのでしょう?
映画の中では、犯人はアーサー・リー・アレンだとされていました。

しかし、事件から半世紀以上たった現在では、色々な説が出てきています。
ゾディアックの被疑者については、以下の5名が有力視されています。
アーサー・リー・アレン(Arthur Lee Allen)
映画ゾディアックでも犯人と思われていた男、IQ136もあったそうです。
1990年代、ニューヨークでこの事件を模倣した連続殺人が発生した。結局、被疑者の逮捕にこそ至らなかったが、最有力候補に挙げられていた。当人の死後、彼の犯行を裏付ける証拠品が見つかった為である。
しかし、後に手紙についていた唾液のDNA鑑定によって無実と断定されています。

アール・ヴァン・ベスト・ジュニア(Earl Van Best Jr.)
2014年、息子のゲーリー・L・スチュワートが自著で告発している。
その理由として、犯人のモンタージュ画の顔がそっくりである点に加え、犯行声明文に『ミカド』からの引用文があるが、著者の祖父はメソジスト系の海軍従軍牧師であり、戦前まで青山学院を本拠地に宣教活動をしていた。
さらにアールは両親とともに日本で暮らした経験があり、『ミカド』の一節をよく口ずさんでいたという親戚の証言があること、戦時中日本軍の暗号解読の任務についていた祖父の影響で、実父も暗号作りの遊びをよくしていたこと、被害女性たちが著者の実母に似ていること、指紋の傷が同じであることなどを挙げている。
同書では父親がゾディアックであるという確証は示されていない。だが、2017年、日本のテレビ番組『奇跡体験!アンビリバボー』において、これらに加えてDNA鑑定と筆跡鑑定を行っていることを明かした。警察に依頼したDNA鑑定の結果は知らされておらず、民間の鑑定人に依頼した筆跡鑑定については、「同一人物である可能性が非常に高い」との結果を得ていると言う。
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ゾディアックの正体はアール・ヴァン・ベスト・ジュニア!?

リチャード・ガイコウスキー(Richard Gaikowski)
犯人の声を聞いた証人が、同一人物と断言した録音テープの声の主がリチャード・ガイコウスキーだった。
ローレンス・ケリー(Lawrence Kane)
ゾディアック事件の被害者を追跡したと言われていた。
デニス・レイダー(Dennis Rader)
2015年、フロリダの元保安官代理キンバレー・マグガースは、各種の状況証拠に基づいて、「BTK絞殺魔」として知られる受刑者こそがゾディアックであるという著書を発表した。
fa-arrow-circle-rightデニス・レイダー - Wikipedia

参考fa-arrow-circle-rightゾディアック事件 - Wikipedia
映画ゾディアックの海外の評価
実話映画
「ゾディアック」の
海外の評価を
調べてみました。

海外映画サイトIMDbでは
海外
497310人の
ユーザーの投票で
7.7点という
まあまあな評価に
なっています。
ユーザーの投票で
一番多いのが
8点です。
投票数171151人で
全体の34.4%を
占めています。
次に多いのは
7点で
127283人の
25.6%
3番目は
7点
78063人の
15.7%
7点~9点の投票が
75.7%を占め
この映画に対しては
まあまあ~面白い
と評価している
ユーザーが多い様です。

見て損は無い映画だという事がわかります。
予告編
気になる方は予告編を観てください

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