「アントマン＆ワスプ クアントマニア」
あんまり話題になっていないが、十分面白かった作品だと思う。ただ世間はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に飽きてきた感じもあるかなあ～。Disney+のドラマ作品ともリンクしているし、全部観ないと‥となると徐々に離脱していく人もいるだろうし‥。「アントマン＆ワスプ クアントマニア」も面白かったのに、そんなに話題になってないということはやっぱそういう事もあるんじゃないかな？
さて、「アントマン」シリーズ第３弾となる「アントマン＆ワスプ クアントマニア」ですが、個人的にはアントマンシリーズで一番面白かったです。
「アベンジャーズ エンドゲーム」で、量子世界を使ったタイムスリップの可能性に気づき、アベンジャーズとサノスの最終決戦に向けて重要な役割を果たしたアントマンことスコット・ラングですが、幸せな生活を送っています。
ある時‥実験中の事故により、<量子世界>に導く装置を生み出した娘キャシー達とともに、 ミクロより小さな世界へ引きずり込まれてしまう。量子世界に引きずり込まれてしまったスコットは、誰も到達したことがなかった想像を超えたその世界で、あのサノスをも超越する、すべてを征服するという謎の男カーンと戦うことになるのです。
このカーンが謎が多いし、クッソ強いのです。
征服者カーン
征服者カーン
本名：ナサニエル・リチャーズ（Nathaniel Richards）。
30世紀のアース6311で生まれた未来人。
時間どころかマルチバースをも自在に移動し、数多くの便利アイテムを手にしている。
しかし、そんな時空移動を繰り返すあまり、何人もの同一人物が生まれ、その内の殆どと敵対するという、数奇な運命を辿りまくっている。
その技術はDr.ドゥームから影響を受けており、彼と同じく戦闘はスーツを纏うタイプ。アベンジャーズ全員を1人で相手にできるほどの強さがある
劇中ではめっちゃ強いと思えば、アントマンと互角の戦いを繰り広げたりと謎だったんですが、どうやら未来人ならではのアイテムの強さによってのものだったみたいです。
「アントマン＆ワスプ クアントマニア」量子の世界がスターウォーズの世界観 あらすじ＆ネタバレ
Disneyだからなのかもしれないが、「アントマン＆ワスプ クアントマニア」の舞台となる量子の世界は‥。
スターウォーズの世界観でした。
世界観は完全にスターウォーズ、スターウォーズのクローン兵みたいなものも出てくるし、カーンは完全にダースベイダー(笑)
フォースみたいなもの使うし、ラストの反乱軍とのバトルとかは完全にスターウォーズでしたね。
ライトセーバーが出てきたら完璧でした。
スターウォーズ好きな人には完全にハマる作品です。
簡単にあらすじ＆ネタバレ
ジャネット・ヴァン・ダインは、量子領域での閉塞感のある日々の中で、カーンという名の亡命旅行者に遭遇する。地球の戦いが終わった現代、スコット・ラングは成功した回顧録作家となり、恋人のホープ・ヴァン・ダインと幸せな日々を過ごしていた。スコットの10歳になる娘キャシーは政治活動家になり、その結果、父親との関係がぎくしゃくしている。
ホープの両親であるハンク・ピムとジャネットを訪ねたキャシーは、自分が量子領域とコンタクトを取る装置を開発していることを明かした。それを知ったジャネットはパニックになり、装置を強制的に停止させるが、メッセージは受信され、結果的にポータルが開き、5人は量子領域へと引きずり込まれる。スコットとキャシーは支配者に反抗する原住民に発見され、ホープ、ジャネット、ピムは答えを得るために広大な都市を探索する。
ホープ、ジャネット、ピムの3人は、ジャネットのかつての盟友クライラー卿に会うが、彼は彼女が去ってから状況が変わったこと、そして彼が現在、量子領域の新しい支配者カーンのために働いていることを明らかにする。3人は逃げることを余儀なくされ、クライラーの船を盗み出す。一方、ラングたちは反乱軍のリーダーであるジェントーラから、ジャネットとカーンの関わりが間接的にカンの台頭の原因になっていると聞かされる。反乱軍はすぐにM.O.D.O.K.率いるカーンの軍隊の攻撃を受けるが、彼はスコットの手による明白な死から生き延びたダレン・クロスであることが明らかになる
クライラーの船で、ジャネットはホープとピムに、なぜ再び量子領域と関わりたくないのかを告白する。カーンは、ジャネットがマルチバース・パワー・コアの再建を手伝えば、自分とジャネットは共に量子領域から脱出できると主張した。彼らはそれを修復することに成功した後、ジャネットはカーンがタイムライン全体を征服し、破壊しているビジョンを見る。カーンは恐怖のあまり自分の亜種に追放されたことを明かし、それがジャネットを敵に回す原動力となった。劣勢に立たされたジャネットは、ピム粒子を用いてパワーコアを拡大し、使用不能にする。力を取り戻したカーンは、やがてその後、量子領域を征服する。
ラングたちはカーンのもとに連れて行かれ、スコットにパワーコアを取り戻すのを手伝わなければキャシーを殺すと要求される。スコットはコアのある場所に連れて行かれ、体を縮こませる。しかし、ホープが到着し、パワーコアを手に入れる手助けをする。しかし、カーンは取引を破棄し、ジャネットを捕らえ、ピムの乗った彼女の船を破壊してしまう。量子領域に引き込まれ、急速に進化し、超知的になった彼の蟻に助けられたピムは、スコットとホープを助け、カーンのもとへと向かう。キャシーはジェントーラを救出し、カーンとその軍隊に対して反乱を開始する。戦いの最中、キャシーはクロスを説得し、カーンと戦うように仕向けるが、彼はその過程で命を落としてしまう。
ジャネットはパワーコアを修理し、ピム、ホープ、キャシーとともに故郷のポータルに飛び込むが、カーンはスコットを攻撃るが、ホープが戻り、スコットと一緒にピム粒子の組み合わせでパワーコアを破壊し、カーンをその中に叩き込み、忘却の彼方へと引きずり込むことに成功する。キャシーはスコットとホープが帰れるようにポータルを再開する。スコットは幸せな生活を取り戻しながら、カーンの死は何か恐ろしいことが起こるきっかけになると言われたことを考え直すが、それを受け流す。
モードックが最高！
「アントマン＆ワスプ クアントマニア」のMVPは‥。
モードックです。
モードックの正体は、ダレン・クロスです。
ピムの元弟子で、ピムが保有していたピムテックという会社を引き継ぎ、CEOの座についています。スーツを軍事利用されることを懸念しているピムと反対に、より兵器として優れたスーツを開発しようと企んでいました。
アントマンとダレンがイエロージャケットになって戦います。
スコットは、娘のキャシーを人質に取られつつも抗戦。ついに亜原子レベルまで自分の体を縮小させ、イエロージャケットのスーツに入り込むことに成功します。そして、小さくなったアントマンによってイエロージャケットのスーツは破壊されることになるのです。
ダレンはこれにより極限まで縮小を続け、ついには消滅したかに思われましたが、縮小を続けたことで量子の世界へと迷い込み、そこでカーンの手のよってモードックとなり復活したのです。
モードックのラストは悲しかったですね。
