ゾンビに食われるより猫を大事にする主人公が活躍するスペイン映画
「アポカリプスZ 終末の始まり」
「アポカリプスZ 終末の始まり」原題:Apocalipsis Z: El principio del finは2024年スペイン映画
世界的パンデミックの発生により感染者が攻撃的なゾンビのような生き物に変貌し始める中、主人公が家族と再会しようとする姿を描いた作品です。
2024年10月31日日本配信公開
「アポカリプスZ 終末の始まり」という題名を見て
これ‥どうせB級やろうな…
と思って観てみたのですが!
意外にこの映画は当たりでした!
ゾンビの演出も見事でB級と言う感じでは無いです。
そしてこのカオスなゾンビ映画に猫ちゃんという癒しを用意し、ちょっと飽きさせない工夫も見られました。
ありがちなゾンビ映画ではありますが、十分に楽しめる作品となっています。
ラストに次回への続編があるかなあ~と思わせる終わり方なので、チラッと続編あるかと調べえみましたが、今のところ続編「アポカリプスZ2」情報はなし!
あのラストからの続きとか見てみたいんだけどなあ~。
キャスト
マネル役
フランシスコ・オルティス
プリチェンコ役
ホセ・マリア・ヤズピク
ルシア役
ベルタ・バスケス
ジュリア役
イリア・デル・リオ
ベレン役
マルタ・ポベダ
ガブリエラ役
アマリア・ゴメス
ソル・セシリア役
マリア・サルゲイロ
ウシャコフ役
ユーリ・ミハイリチェンコ
マリオ役
オリオール・ルイス
ネタバレ!
スペインのクリスマスイブ近く、太陽光発電会社のオーナーで弁護士のマネルは妻のフリアとともに、姉のベレンとその夫マリオ、甥のカルロスを訪ねる。
その夜、車で帰宅する途中、マネルが自分の子どもを持ちたくないという話をしたことから二人は険悪、その瞬間トラックに突っ込まれ、フリアは亡くなる。
それから1年が経ち、マネルはガリシアの自宅で猫のルクロと隔離生活を送り、姉と甥とはビデオ通話のみで連絡を取っていた。落ち込んだマネルは当初、TSJと呼ばれる危険なウイルスの流行にはまったく注意を払っていなかった。
このウイルスはヨーロッパ全土に急速に広がり、検疫措置にも抵抗していた。スペイン政府は、このウイルスが感染者を非常に攻撃的なゾンビに変える仕組みについて、国民に知らせまいと必死だった。
ベレンの家族はその後カナリア諸島に避難した。マネルが合流しようとすると、政府は突然国境を閉鎖し、その後すぐに全面的な非常事態を宣言した。軍が住民を避難させようとしていたが、マネルはベレンに家に留まると約束した。
物資を集めているとき、感染した男が警官2人を襲撃し負傷させるのを目撃した。1人は襲撃者を殺害し、その後自殺したが、もう1人も狂犬病にかかったようになった。その後マネルは家に立てこもり、軍が彼を追ってきたときには身を隠した。
2週間後、マネルの食料は底をつき、通信回線はダウンし、彼は家族の運命を知ることもできなかった。近所で食料を探しているとき、彼はガブリエラという年配の女性に出会う。
彼女は車椅子のため避難に参加できなかった。彼女の助けを借りて、彼はなんとかわずかな物資を集めることができた。
その夜、彼女は、生存者をアロウサ河口に集め、カナリア諸島に避難させるという無線連絡があったことを彼に知らせる。
ガブリエラの不安にもかかわらず、マネルは彼とジュリアが所有するボートで彼らをそこへ運ぶことに決める。しかし翌朝、ガブリエラを迎えに行く準備をしていると、彼は逃亡の負担を避けるために彼女が自殺したことを知る。
ルクロと共に、防御用の潜水服とスピアガンを装備したマネルは波止場に向かう。
追いかけてくるゾンビの大群をかろうじて逃れたマネルは、大型船がすべて消滅しているか使用不能になっていることに気づく。
ゴムボートを使ってポンテベドラに向けて出航するが、ウシャコフ船長率いる武装したみすぼらしいロシア人船員の集団に阻まれる。
乗組員の一人、元ウクライナ人 消防パイロットのヴィクトル・プリチェンコがマネルに、カナリア諸島が隔離されたことを知らせ、その地域で物資を探す手伝いを頼む。
寝る直前、マネルは別の難民グループが助けを求めて到着するのを目撃するが、翌朝プリチェンコは彼らが到着したことを否定し、その後マネルは乗組員が難民の所持品を漁っているのを目撃する。
もはや安全ではないと感じたマネルは、プリチェンコに、妻が亡くなったポンテベドラの病院にヘリコプターがあることを話し、プリチェンコが逃亡を許してくれることを期待したが、説得できなかった。
その後、マネルは一人で逃げようとしたが、船の奥深くを迂回せざるを得ず、そこで捕らえられた難民 2 人を発見した。彼らを解放しようとしているときに、警備員に見つかり、囚人の 1 人が射殺された。
プリチェンコが警備員を殺し、3 人はモーターボートを盗んで逃亡した。
彼らが出発するとき、残りの難民 1 人が警備員に殺され、プリチェンコも負傷した。
マネルとプリチェンコが病院にたどり着くと、ヘリコプターがなくなっているのに気づく。
マネルはプリチェンコを病院に連れて行き、怪我の手当をするが、建物内を捜索していると、ルシアという名の看護師、セシリアという名の修道女、そして3人の子供が立てこもっているのを見つける。
プリチェンコを治療した後、ルシアはゾンビに占拠された中庭にある別のヘリコプターをマネルに見せる。
その後すぐに、ウシャコフの部下が物資を探しに病院に到着する。
地下のボイラー施設を通って避難せざるを得なくなったグループはゾンビに襲われる。
セシリアは感染していて、病院に残る。
残りの人々はヘリコプターまでたどり着き、着陸パッドを封鎖するが、離陸する前にウシャコフと彼の部下たちに阻止される。
マネルはパッドのフェンスの鍵を切り開き、ゾンビがなだれ込んでウシャコフを圧倒する。
マネルは出発するヘリコプターに乗り込み、グループは脱出する。
カナリア諸島に近づくと、マネルはなんとかベレンと連絡を取ることができた。恐ろしいことに、ベレンは彼らに近づかないように必死に警告し、2機の戦闘機が彼らの横を通り過ぎた。
エンドロールが流れる。
あの戦闘機は何をしに行ったのか?これからどうなるのか?
続編を示唆した終わり方で今後が気になりますね。