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『グッドニュース』は、1970年に日本で実際に起きた『よど号ハイジャック事件』を基にした映画です

『グッドニュース』((英題:Good News、原題: 굿뉴스)は、2025年にNetflixで配信された韓国のブラックコメディ映画で、ピョン・ソンヒョンが共同脚本・監督を務めた作品。
ハイジャックされた航空機を安全に撃墜しようと、韓国チームが率いる極秘ミッションを描いていた作品です。
主演はソル・ギョング、ホン・ギョン、リュ・スンボム等の他に山田孝之、椎名桔平、笠松将、山本奈衣瑠などの日本人豪華キャストが出演しており、韓国映画じゃなくて日本映画?っていい感じの映画になっています。
一応韓国映画です。
日本キャストが沢山出てて嬉しかったのですが、山本奈衣瑠さんがうすさすぐてちょっとイラっとしました
山本奈衣瑠さんのウザい演技はぜひ映画でご覧いただけたらと思います。(すごく印象に残りました。)
この映画は、ある実話を元ネタに作り上げたフィックション映画で、映画の中にある様々な馬鹿なことが実際にあったことだったりします(笑)
そんな映画「グッドニュース」の元ネタとなった実話をご紹介します。
よど号ハイジャック事件
「グッドニュース」の元ネタとなった実話は
よど号ハイジャック事件です。
よど号ハイジャック事件は、1970年(昭和45年)3月31日に発生した、日本初のハイジャック事件です。
1. 実行犯と動機
実行犯: 高校生も含む、共産主義者同盟赤軍派のメンバー9人(通称「よど号グループ」)。
動機: 「世界同時革命」の拠点づくりを目指し、北朝鮮への亡命を要求しました。
2. 事件の経過
ハイジャック発生: 羽田発福岡行きの日本航空351便(通称「よど号」、ボーイング727型機)が、離陸後、武装した犯人グループに乗っ取られました。
最初の着陸(福岡): 燃料補給のため福岡空港に緊急着陸。
機長の説得により、女性や子どもを含む乗客23人が解放されます。
この時、犯人が北朝鮮までの航空地図を要求すると、渡されたのは「中学校の地図帳」でした。
韓国での欺瞞工作: 犯人グループは北朝鮮(平壌)行きを要求しましたが、北朝鮮との国交がなかった日本政府は、韓国の協力を得て、機体を韓国の金浦空港に着陸させました。(映画も全く同じ)
この際、韓国側は金浦空港を平壌の空港に見せかける偽装工作を行いました。
身代わり人質と北朝鮮への渡航: 偽装が発覚した後、乗客の解放と引き換えに、当時の山村新治郎運輸政務次官が身代わりの人質として搭乗。その後、機体は北朝鮮に向けて再度離陸し、平壌近郊の美林飛行場に着陸しました。(映画も全く同じ)
3. 結末とその後
亡命: 実行犯の9人は北朝鮮に亡命し、人質となった山村政務次官(映画では山田孝之が演じる石田真一運輸政務次官)と乗員は機体とともに帰国しました。(映画も全く同じ)
法的影響: この事件をきっかけに、同年5月、「航空機の強取等の処罰に関する法律(ハイジャック処罰法)」が制定されました。
拉致問題との関連: よど号グループの一部メンバーは、その後、北朝鮮による日本人拉致事件に関与したことが判明しており、現在も国際手配されています。

こうして見ると、映画で描かれていることはほぼ実話だったんですね。
映画と史実の比較 - どこまでが本当?
映画を観て「脚色だろう」と感じるようなシーンの多くが、実は史実に基づいています。
「H・J」のメモ: 映画冒頭、赤軍派議長(映画では永山瑛太)が逮捕される直前に残した「H・J」というメモは、史実でもハイジャック計画を示唆するものとして警察が追及したものです。
無線での攻防: 飛行中の無線では、韓国と北朝鮮の管制官が電波を取り合うという、にわかには信じがたい出来事も実際にありました。
身代わり人質: 山田孝之が演じた石田真一運輸政務次官のモデルである山村新治郎氏は、実際に「私が代わりになる」と名乗り出て人質となりました。
映画『グッドニュース』は、これらの驚くべき史実をベースに、韓国側の視点や政治的思惑というフィクションを巧みに織り交ぜることで、単なる事件の再現に留まらない、質の高いエンターテインメント作品へと昇華させているのです。
個人的には、凄く楽しめた映画でした。このように後で調べて、あの部分が実話だったんだと驚愕して、この映画実話をあんなブラック・コメディ調に仕上げて凄いなあ~と感心しました。
史実とフィクションが見事に融合した『グッドニュース』。

この物語は、過去の事件が決して色あせることなく、現代の私たちに多くの問いを投げかけ続けていることを教えてくれます。次にニュースで「よど号」の名を耳にした時、あなたの見方は少し変わっているかもしれません。
Netflixで配信されている韓国映画は他にもオススメの作品があります。






